波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

【連載3】 エライ人

2013年04月02日 | 日記・エッセイ・コラム

3 立男は、威張る、嘘つく、私物化する人が、昔から異臭を放つ真夏の生ゴミより嫌いだ。我慢し、長所も探し、自分の見識も疑い、なるべく自分から近づかない。が、臨界点を超えると「信用できない。大嫌いだ」と本人に通告する。その度、弱点多き自分を大反省することになる。一見発作的な通告のようだが、統計的には短くて1年、長くて数10年の潜伏期間がある。

 その大反省、40年間で4回。10年に一度が感慨深い(笑)多いのか、少ないのかわからない。他人はどうなのか一度聞いてみたい。できれば、もうそんなことが起きませんように…と祈るばかりだ。そして、ママヨさんから最後通牒を言い渡されませんようにと願ってる。若い頃の低血圧が今は高血圧気味…通告も、被通告も体調よろしくないと危険だ。立男はああ見えて小心者だし…。

 通告相手はそろって大先輩各位。不思議なのは、通告された皆様が次の日から目もあわせてもくれないことだ(笑)そんなものなのかもしれないが、あれだけ「威張る・嘘つく・私物化」してきたエライ大人物なんだから睨むぐらいしろよ、と思うのだが、何だかコソコソしている。小人物に突然変わるから、あれっ、立男の勘違いだったんだろうか…それならエライ間違いだ!いやいや、あれはやはり…そんなことも思い浮かぶ61歳の春、うつらうつら過ぎていく。(終わり)


凡師コラム【その104】に小幸さんのイラストUP 

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