波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

老人は考える時間だけはある

2024年09月01日 | 日記・エッセイ・コラム

お金、健康、家族、生きがい、プライド・・・・、思いつく人生の大事そうなこと。他にもありそうだが今浮かぶのはこんなこと。大事さ順に並べるとどうなる?、ママヨさんと話した。
前までならこのての話は波風家の話題に全然ならなかった。いや、どれもこれも問題があって話題にするには深刻すぎた。なにはともあれ仕事最優先の波風氏、そんな連れ合いと諍い起こさず家事で日が暮れるママヨさん、両者とも一番欲しいのは自分で自由に使える『時間』だった。今やっと、自分は、自分たちは人生に何を求めているのだろうと考え始めた。考える時間と、話のできる間合いが老いのおかげで出来たんだね。


人生の大事そうなことでは、前も今も問題点はそんなに変わらないが「なるようにしかならず、なったらなったで、なんとかなるだろう(笑)」というか、「よくここまで生きられたなあ、運が良かっただけで、残りはオマケ」みたいな気持ち。
人生の大事に順番なんか必要なく全部が一番だが、話を深めるためにあえて考えてみた。お金が無ければ心に余裕なくなり寂しい、健康が一番と言いたいが病気で苦しんでいたり亡くなった人も身近にいて明日は我が身で断言不可。欲望多い波風氏は楽しみあっての人生だがそのために生きているわけでもないしなあ。(次回に続く)


老人とWe、老人と浮き、老人と牛、老人と雲丹、老人と家(うち)・・・・『老人と海』に擬して別の言葉を適当につけるとイメージが浮かび独り楽しむ。若い時の自分探しは自分の可能性や希望の追求だが、老人の自分探しはどこかへ行って帰ってこない老人を家族が捜し回る感じもして笑う。老人と家のイメージ吹き抜けの居間の壁際の石油ストーブ上に壁掛け扇風機設置。なぜこの発想が出来なかったのかなあ。若い時より頭が柔らかくなってきたのなら嬉しい。

コメント    この記事についてブログを書く
« 食べる工作(うどん1) | トップ | 老人の考えはまとまらない »

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事