戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

こうえん1-2

2009年03月21日 | 想うこと

第二部は、驚愕と感動の”公開カウンセリング”なのですが・・・

その前に、第一部で語られた話を、まだまだ思い出すままに記していこうと思います。

「人生は旅。経験と感動が大切」

著書でも繰り返し記されていますが、講演でも何度か話されました。

誰もが新年のお参りなどで、「つつがなく」、と願いますが、私も含めて、つつがない人生は何の感動もありません、と。

色々困難なことが起きるから、それを乗り越えようと経験し、感動を得るのだと。

「旅だって、何もなければ記憶に残りませんよ」(ちょっと違うかも)

「色々あるから、後から思い出し、楽しかったね、と言える」

そして・・・

「意味があるから生きるのではなく、生き切ることに意味がある!」

このことは、何度も強い調子で言われました。

「経験と感動を通し、魂を磨く」、のだと。

だけど・・・

「心配しなくてもいいですよ。ものすごく良いことも起きなければ、ものすごく悪いことも起きませんから、大方の人は。・・・安心したでしょう」

と、述べられました。

まあ、そうですよね。このことは、先に記した、自分という人間は過去を見てみれば分かる、に繋がってくると思うのです。

どうしても人は、自分を自分以上の存在に仮定して考えてしまう。

「どなたも妄想族ですから」

自分は、自分以上でもなければ自分以下でもない。

誰もがたいしたことはないのです。

だけど、大切なことは、自分以下でもないということです。

江原さんの強調したいことは、”あなたは今現在、ここにこうして生きてらっしゃる”、ということだと思います。

”色々あったけど、あなたはこうしてちゃんと生きているじゃないですか”

そう言いたいのだろうと。

「意味があるから生きるのではなく、生き切ることに意味がある」

のです。

魂は、認可(にんか、と言いました)を受けて、人間として生まれてきた。

なかなか生まれてこられませんよ、と。

そして、自分で自分を選択して、宿命を背負って、生まれ出てきた、だそうです。

だから、生き切ることに意味がある、となるのでしょう。

自分を見つめて、と言うことでもあると思います。

カウンセリングをしていて、私はどういう人間なのでしょうか、という質問を受けて・・・

まあ、この手の質問には、答える方も大変だと思いますが・・・

「あなたは、世の中の役に立ちたいと思っていますね」

と、答えると、言われた人は、感動して、そうなんです! と言うそうです。

そこで、「それなら、町内会の掃除に参加しなさい」

と、答えると、えー! と不満を述べられるそうです。

また、江原さんは、世界平和を説く前に、家庭内不和を解消しなさい、と述べられました。

実に当たり前のことですが・・・

これは、第二部の”公開カウンセリング”の時にもよく出ましたが・・・

親との確執を抱えている人が結構いるみたいでして、もしくは、夫婦の問題でもそうでしょうが、家庭内不和、というのが結構大きな問題とされています。

第二部については、明日以降、記していこうと思います。

 

 

 


こうえん1

2009年03月20日 | 想うこと

江原さんの講演から・・・

繰り返し述べていたことは・・・

「人生なんてあっという間。長いも短いも同じ。要は、いかに込めるか、ということ。ぼやぼやしている間に、死んじゃいますよ」

でした。

「だけど、張り切ってばかりでは疲れてしまう。休むときは休む。遊ぶときは遊ぶ。メリハリが大切」

と続きました。

このように、第一部は、ユーモアを交ぜ、時には語気を強め、独演会が一時間続きます。

絶え間なく笑い声が起き、リラックスムードの中にも緊張感の漂う客席です。

「運命は料理と同じ。宿命は素材。肝心なことはいかに料理するかということ。他人を羨むなんて、大根がレンコンに憧れるようなもの。大根だって、料理次第でとても美味しくなる」

ここで、「年を取って、もう人生に何の期待ももてない、という方でもいいんですよ」、と続き・・・

「切り干し大根があります」

ときめました。

次々と繰り出される話に引き込まれ、あっという間の一時間でした。

私なんか、一言も聞き漏らさない、と気張っていましたから、笑うのももどかしく、というのは笑っている間にも江原さんの話は続くからです、もっと話を聞きたいと思った、第一部でした。

第一部は、江原さんが椅子に腰掛け、江原さんが著書などでも繰り返し表現なさる、”人生の地図”、について面白可笑しく話すのです。

「思ったこと、話したこと、行ってこと、は全て返ってきます」

因縁、というか、因果、というか、原因があって結果がある、仏教でもおなじみの説話が続きます。

思っても駄目なんですって・・・。

辛いところですが・・・お釈迦様も、イエス様も、同じようなことを述べているような気がします。

「あ~あ、私の周りにはろくな者がいない。・・・そう、あなたがろくでなしだから」

ズバリと不特定多数の観客に向かって言いますと、爆笑が起きます。

このように、江原さんの話は、本人も指摘するとおり、よく分かる、当たり前の話なのです。

特別なことを言っているわけではないのです。

だけれど、ハッと胸を突かれるのです。

他にも色々面白いことを話されましたが、ぼちぼちこのブログに載せていこうとおもいます。

もっとも私は、乾いた土地に種を蒔かれた、者ですから、すぐ覚めてしまうかもしれません。

”大海に投じた一石”(江原さんは何度か自嘲の意味を込めて言います)は、私の中で波紋を生じ、このブログへと広がりましたが・・・

そして、休憩15分の後、講演会は、第二部へと進むわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 


じぶん

2009年03月19日 | 想うこと

江原さんの講演に行ってきました。

松本まで車で行き。

生江原さんを客席の中央くらいから見ることができました。

テレビで拝見するとおりの方でした。

朗らかな人柄が舞台からも伝わってきました。

講演は・・・

とてもエネルギッシュで、言葉の洪水を浴びせかけられたようですが、あれだけ真剣に人の話を聞いたのは、何十年ぶりかもしれません。

それだけ分かり易く、かつ素直に胸に響く話でした。

その中で一つ・・・

自分という人間の、前世、もしくは本当の自分を知りたかったら、自分の過去をしっかり見てみることだ、というのがありました。(多少違うかも)

これは言ってみれば、”自分というものは自分以上でもなければ自分以下でもない”、ということではないでしょうか。

江原さん曰く「皆さんは、妄想族でいらっしゃるから」

・・・確かに。

私なんか、さしずめ”妄想王”ですよ。

他にも色々響く言葉がありましたが、続きは明日以降ということで。

 

 


またも

2009年03月18日 | 想うこと

敗れるべきして敗れた感じがあります。

対韓国戦、1-4でした。

相変わらず打てません。

タイムリー欠乏症でしょうが、大きいのが打てる感じがしません。

いや、大きいのは要りませんが、ここぞというとき一打が出ませんでした。

イチローが転けると皆転ける、てなところでしょうか。

それにしても、韓国の剥き出しの闘志にやられた感じがありました。

監督がいくら檄を飛ばしても、日本選手は闘志を表せないような気がします。

どこか上品な感じがするのですが・・・

まあ、後がなくなったわけですから、明日、明後日と、新たな闘志を出して闘ってくれるでしょう。

日本チームは、追い込まれないと実力を発揮しないタイプかもしれません。

ぜひ、全力でプレーしてほしいものです。


がいしょく

2009年03月17日 | 想うこと

昨夜は、日曜日頑張った息子をねぎらって、家族四人で焼き肉を食べに行きました。

近所のリーズナブルな焼き肉屋さんです。

一応、飛騨牛と表示されていますが、間違いなく本物を使用していますが、ロースなどは食べられるわけもなく、もっぱら”中落ち”と”カルビ”を頂きました。

それでも十分柔らかく、美味しい焼き肉でした。

子供たちはお腹を減らしていたので、5時30分に店に入ったのですが、その時点でお客は私たち4人だけでした。

1時間30分ほど粘り、その間に子供たちは帰ってしまいましたが、7時時点で、お客は私たち夫婦2人だけになっていました。

そのお店は、決して入りの悪い店ではなく、地元の人だけでなく観光客も入る店です。

にもかかわらず、平日、月曜日の夜は、ひょっとするとお客は4人だけだったかもしれません。

店から出ても、通りにはあまり人は出歩いていませんでした。

私の友達のシェフも、3月は入りが悪いと言っています。

なんだか、不況の波が、地元のレストランにも波及してきたようです。

景気が悪い、悪い、と言い続け、実際に悪いですが、のために、外食に行くにも気が引けるようになってきたのでしょう。

辛いところです。

確かに、お店に入って注文するにも、かつてはお肉に巻く野菜(メニュー名を忘れました)を頼みましたが、今回は、サラダを頼んだから必要ないかと、頼みませんでした。

せせこましい注文の仕方をしました。

しかもお店にいても、いつまで経っても他のお客さんが入ってこないので、次第に罪深い気にもなってきました。

根が小市民なものですから、リラックスできなかったのです。

これではやはり、どれだけ政府がかけ声をかけても、消費拡大にはつながらないでしょう。

平均的な国民は、ますます財布のひもを締めます。

定額給付金はまだ支給されませんが、高山では4月中旬だということですけれど、貰ったらどうでしょう。

やはり・・・私の分は、”ラ・フェニーチェ”で食事をし、妻の分は貯金へ回してしまうかもしれません。

おっと、”ラ・フェニーチェ”が回転寿司になってしまうかもしれませんけれど・・・。

 


キュー、バンバン

2009年03月16日 | 想うこと

日本、キューバに快勝でした。

6×0。完封勝ちの上に、6点も取ってしまいました。

松坂、立ち上がり不安がありましたが、それを乗り切ったら後はノッテきて、ガンガン打ってくるキューバ打線を完全に封じてしまいました。

打線も大きいのはなかったですが、相手のパスボールで1点目を貰いましたら、効果的な点の取り方で、危なげない試合でした。

朝の5時からの放映で、もちろん初めの方は見ていませんが、これなら徹夜しなくても試合が見られますので、とてもありがたいです。

どうしても、オリンピックやワールドカップでもそうですが、アメリカ大陸やヨーロッパで行われる場合、テレビの放映時間は、夜中か早朝になってしまいます。

とてもリアルタイムで観戦することはできません。

かといって、日本で行われますと、海外のテレビ局の放映時間に合わせられたりして、とんでもない時間帯に試合が行われるときがあります。

早朝の試合とか・・・。

中学生じゃあるまいし・・・。

そう考えると、日本というのは、世界の中のローカルなんだと思い知らされます。

そのローカルの”ニッポン”が、勝ちました!、

おめでとう!

 

 


とうのう

2009年03月15日 | 想うこと

今日は、野球部の遠征で、苗木公園内苗木球場へ行ってきました。

中津川市苗木ですね。

東濃です。

こんなことでもなければ行かない場所です。

田舎といえば田舎なのですが、飛騨に比べれば開けたところで、球場から、恵那山が見えました。

見えるというか、高山だと市内から乗鞍の雄姿が見えますが、それも優雅に横たわっている姿ですが、恵那山の場合、目の前にそびえ立っていて、その姿に圧倒されました。

どこの地方でも、おらが国の山が一番、でしょうが、苗木の人たちには、恵那山は誇りであろうと思います。

それにしても、東濃の山並みは、ゆったりしていて深い感じがあります。

飛騨の山々は、高いのですが、せせこましい感じがあり、飛騨と東濃では、同じ岐阜県でも風土が全く違います。

父兄の中に、単身赴任で各務原におられる方がいるのですが、その方が、高速道路を利用し苗木に来ましたが、一時間かかったと言われました。

飛騨から見ると、美濃はどこも同じに見えますが、東濃と岐阜は距離もあり違うわけで、横にも広い岐阜県だと改めて知りました。

私は審判を、といって塁審をしましたが、風が冷たく鼻水を垂らしながら、時に震えながらグランドに立っていました。

しかし、日差しは強く、春分も近いですから、2時間陽に当たっていたため、思いっきり日焼けをしまして、現在、顔と首が痛くてしょうがありません。

この時期は、暑さ寒さの対策はして審判をしますが、日焼け対策だけは思いつきませんでした。


かわ

2009年03月14日 | 想うこと

昼近く、宮町ですが、宮川が増水していまして、中州まで水に浸かっていました。

夜中雨が降っていまして、時に大振りになっていましたから、増水も当然といえば当然なのですが・・・

この時期、増水になっているのは、ちょっとおかしなことなのです。

いつもなら雪が降り、それが大降りになろうと山に積もるわけですから、水となって流れることはありません。

その雪が徐々に溶けて、山に染みこみ、春から夏にかけて川に流れ出していくわけです。

極端なことを言えば、その過程が今シーズンはないということなのでしょうか・・・。

一気に流れていってしまう。

夏に、水不足、などということになるのでしょうか。

 

 

 


さる・・・まね

2009年03月13日 | 想うこと

動物園で飼われている猿も、花粉症になるとか。

涙目で、鼻水をずるずるさせているそうな・・・。

新聞によると、極度の花粉症である記者が猿の取材をしながら、クシャミをしたり鼻をかんでいたら、猿もクシャミをし鼻水を出していたとか・・・。

取材を止めたら、猿の花粉症の症状は緩和されたという。

これは、ある意味、”猿まね”なのではないでしょうか。

もともと花粉症になってはいるのですが、症状が酷くなったのは、目の前に症状の酷い人がいたからかもしれません。

猿も人間と同じような環境に住み、同じようなものを食べているから、花粉症になったのでしょうが、人間を見ているうちに、人間がする行為を自然と真似るようになるのでしょう。

それが、花粉症であれ、意識しないまま真似てしまったと。

猿は檻の中から、人間を観察しているのです。

バカな人間どもを笑いつつ、人間と同じ症状に悩まされるようになるわけです。

 

 

 


長い春

2009年03月12日 | 想うこと

明日の予想最高気温は、6℃だそうな。

それは、3月下旬の気温だそうな。

・・・6℃と見たとき、寒いのか、と思ってしまいましたが、平年に比べると暖かいのですね。

ちなみに今日は、最高気温8℃でした。

日差しは強く、陽を受けているとすぐポカポカ気分なってしまいましたが、風は冷たかったです。

それで、8℃ということですが、これも平年よりは高いわけです。

翻ってみると、今の時期は、猫の額ほどの庭には、屋根からおろした雪が山のように積もっていました。

それが今年は雪がないどころではなく、縁側にはズブ水槽が置いてあり、ズブとプクプクが仲良くいます。

水槽の両側に座して、日が差してくるのを待っているようです。

春が長いのは、なんだか嬉しい気がします。