第二部は、驚愕と感動の”公開カウンセリング”なのですが・・・
その前に、第一部で語られた話を、まだまだ思い出すままに記していこうと思います。
「人生は旅。経験と感動が大切」
著書でも繰り返し記されていますが、講演でも何度か話されました。
誰もが新年のお参りなどで、「つつがなく」、と願いますが、私も含めて、つつがない人生は何の感動もありません、と。
色々困難なことが起きるから、それを乗り越えようと経験し、感動を得るのだと。
「旅だって、何もなければ記憶に残りませんよ」(ちょっと違うかも)
「色々あるから、後から思い出し、楽しかったね、と言える」
そして・・・
「意味があるから生きるのではなく、生き切ることに意味がある!」
このことは、何度も強い調子で言われました。
「経験と感動を通し、魂を磨く」、のだと。
だけど・・・
「心配しなくてもいいですよ。ものすごく良いことも起きなければ、ものすごく悪いことも起きませんから、大方の人は。・・・安心したでしょう」
と、述べられました。
まあ、そうですよね。このことは、先に記した、自分という人間は過去を見てみれば分かる、に繋がってくると思うのです。
どうしても人は、自分を自分以上の存在に仮定して考えてしまう。
「どなたも妄想族ですから」
自分は、自分以上でもなければ自分以下でもない。
誰もがたいしたことはないのです。
だけど、大切なことは、自分以下でもないということです。
江原さんの強調したいことは、”あなたは今現在、ここにこうして生きてらっしゃる”、ということだと思います。
”色々あったけど、あなたはこうしてちゃんと生きているじゃないですか”
そう言いたいのだろうと。
「意味があるから生きるのではなく、生き切ることに意味がある」
のです。
魂は、認可(にんか、と言いました)を受けて、人間として生まれてきた。
なかなか生まれてこられませんよ、と。
そして、自分で自分を選択して、宿命を背負って、生まれ出てきた、だそうです。
だから、生き切ることに意味がある、となるのでしょう。
自分を見つめて、と言うことでもあると思います。
カウンセリングをしていて、私はどういう人間なのでしょうか、という質問を受けて・・・
まあ、この手の質問には、答える方も大変だと思いますが・・・
「あなたは、世の中の役に立ちたいと思っていますね」
と、答えると、言われた人は、感動して、そうなんです! と言うそうです。
そこで、「それなら、町内会の掃除に参加しなさい」
と、答えると、えー! と不満を述べられるそうです。
また、江原さんは、世界平和を説く前に、家庭内不和を解消しなさい、と述べられました。
実に当たり前のことですが・・・
これは、第二部の”公開カウンセリング”の時にもよく出ましたが・・・
親との確執を抱えている人が結構いるみたいでして、もしくは、夫婦の問題でもそうでしょうが、家庭内不和、というのが結構大きな問題とされています。
第二部については、明日以降、記していこうと思います。