NHKの特集、『プーチンのリスト』を観ました。
今夜もありますが、取り敢えず、昨日の一回目だけです。
”国家資本主義”、現在のロシアの経済体制(?)を指していますが・・・
まあ、体のいい独裁主義のような体制ではありますが・・・
エリツィンが退陣した後、新興財閥が遣りたい放題だったのを修正するためには、仕方のない選択なのかも、と考えてしまいました。
財閥が国家を操作するようになると、ろくなことはないですから。
かつての日本がそうだったように・・・。
ただ、ロシアもこのままでいくと、強力な官僚国家になってしまうでしょうから、それは過去に後戻りすることを意味しますので、どこで今の体制を修正するかがカギになるのではないでしょうか。
テレビを観ていて、番組では、ある新興財閥の総裁(?)を追っていたのですが、プーチンの顔の凄み、がとても印象に残ってしまいました。
この人は、間違いなく、現世界を動かしている人の一人ですが、何をしたいのか。
私利私欲で動いてないとは信じますが、まったく本心の見えない人、だと感じました。
当たり前すぎますかね。
「ロシア・・・
この国では、ヨーロッパで仮説であることが、真実か法則のように語られてしまう」
ドストエフスキーの言葉だったと思いますが、これを読んだとき、なんと日本と似ているのだろう、と思いました。
未だ定額給付金を貰うかどうかでもめているときではないでしょう。