上地、野久保、元木・・・ヒキサゴンに出演している、野球3バカみたいな、のりですが・・・
こと野球に関しては、素晴らしいことを言っていました。
ノックを受けているときは、大きく両手を挙げ、さあ来い! と声を上げ、それから受ける。
捕れない球であっても、横っ飛びをする。
それが、ノックをしている方への感謝だと。
・・・素晴らしい。
そうなんですよ。
カッコつけのように聞こえるかもしれませんが、ノッカーは大変なのです。
息子の中学野球部では、学校によって事情が違いますから一概には言えないのですが、父兄のコーチがいます。
その方は、休みの日に、野球の指導に来ます。
サラリーマンだと、休日にコーチしに来るわけですが、来たからといって、手当が出るわけではありません。
土日、特に試合が近いと、一日中、部員たちの相手をします。
ノックでも、一時間くらい、打っています。
それも、色々バウンドを変えながら。
終わった後は、当然、汗だくになっています。
お金のためでもなく、名誉のためでもなく、ねぎらいの言葉一つかけられることもなく・・・
それでも、部員たちのために、ひたすらノックを打ちます。
自分のためではなく、部員たちが旨くなってくれることが、コーチの喜びです。
・・・頭が下がります。
なかなか中学生には、ここのところが分からないのですが、本当は、感謝の気持ちを持って、ノックを受けなければならないわけです。
さあ、来い! と大声を出し、捕れない球でも、横っ飛びして応えるのです!