戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

こうえん2-2

2009年03月23日 | 想うこと

「人は亡くなっても、絆は残る」

最愛の者を亡くしてしまえば、とても辛く、例えば、楽しいことがあっても楽しむことができない。罪深くさえ思えてしまう。

その質問者に対して、絆は残っています、と。

一緒に楽しめばいい。「美しいね」とか「面白いね」と語りかけてあげればいい。

と、仰いました。

また、癌が転移し、手術を控えている。どう子供たちに伝えればいいか、迷っている。との質問者には・・・

ありのままに伝えてください、と仰いました。

そこから、カウンセリングが始まり・・・

子供たちが変わってきたことを指摘なさいました。

それまでは、軍隊的に(言葉は悪いとことわりましたが)しつけてきましたが、今では子供たちは自由意志で行動している、と。

あなたも変わったし、子供たちも変わった、と。

とても辛いことだとは思いますが、負の面ばかりでもない。

・・・それが慰めになるかどうかは、私には分かりません。

ただそこには、相談者の家族を含め、江原さん自身も、相手を思いやる気持ち、がありました。

それが客席に伝わり、私も涙を押さえることができませんでした。

結局のところ、それしかないかもしれません・・・。

ただ、スピリチュアルな観点からすると、生も死も同じ。表裏一体のもの。

死も、先に行くか後に行くか、だけのこと。

要は、しっかり生き切るということ。

「ぼやぼやしている間に、死んじゃいますよ」

「意味があるから生きるのではなく、生き切ることに意味がある」

「人生は経験と感動を得る旅」

・・・

講演といっても、漫談のようでもあり、スペクタクルなショーのようでもありました。

休憩を挟み3時間あまり。

そう、最後に江原さんは歌を披露なさいました。

4曲だったかな・・・歌の印象は、申し訳ないですが、私にとってはそこそこでした。

ただ、全力投球の講演で、観ていた私たちもフラフラになるほど堪能させて頂きました。

これなら、お金を払っても大満足、と納得できる内容でした。

幕が閉じた後も、もっとお話を聴きたい、もう一度講演を観にきたい、と強く思えました。

大海に一石を投じるため、全国を回ってみえる、ということでしたが、ぜひ、飛騨に来て貰いたいと思います。

ありがとうございました。

 

 

 

 

 


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