戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

だ・おりおん

2010年01月11日 | 想うこと

オリオン座の1等星「ベテルギウス」(地球からの距離は600光年)で、超新星爆発へ向かうと見られる兆候が観測されている、のだそうで・・・

ただし、「爆発は数万年後かもしれないが、明日でもおかしくない」ということです。

爆発すれば、満月ほどの明るさになり昼でも見えるようになる、ということだそうです。

オリオン座の左上の星ですが・・・

もし爆発してしまったら、とうぜん、なくなってしまうわけですから、オリオン座もなくなる、ということになるのでしょうか・・・。

オリオンの右肩がなくなるわけですから、それはもうオリオンではないでしょう。

となると、人類が発祥してから、といってそれはいつのことか分かりませんが、少なくとも文明があらわれてから数千年の間、意味ある星座として認識されていた星座。

もっとはっきりしたところでは、ギリシャ文明から2500年あまり、オリオン座として認められていた星座。

現在の私たちにとっても、一番有名で、夜空を見上げたとき一番最初に認められる星座である、オリオン座がなくなってしまうということですね。

ひょっとすると、明日にでも・・・。

大変なことではないですか。

超新星爆発だけでは括りきれないような話だと思うのですが。

これは、例えば、予言の文句でも・・・

「オリオンが天空から墜ちるとき、○○が起きるだろう」

と書かれても不思議でない話のような気もしますが。

というのは、オリオンが墜ちる時、なんて絶対ないだろう、と一般のものは思うからです。

そんなことが起きるかもしれないのですね。

私たちが生きている間に・・・。

ただ個人的には、満月くらいに見える超新星爆発を目撃したいと思っているのですが・・・。