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映画「ザ・ダイバーMen of Honor’00」劇場公開2001年5月

2011-04-25 14:00:12 | 映画

              
 久しぶりに背筋がしゃきっとする男の映画を観た。アメリカ海軍で黒人初の「マイスター・ダイバー」となった男の実話の映画化。

 カール・ブラシア(キューバ・グッディングJr)は、小作人の息子として生まれ父親の「なんとしても海軍で成功してこい。二度と戻ってくるな!」の言葉を背にバスに乗り込んだ。

 そして入隊した海軍は、偏見に満ち溢れていた。案の定カールも船のコックに回された。白人兵が陽気に甲板から海に飛び込んで騒いでいた。白人兵と黒人兵は、曜日で区別されていた。

 この日は、白人兵の曜日だったが、ルールは破るためにあるとばかり白人兵の白眼視の中、海に飛び込んだ。この艦にはマイスター・ダイバーのビリー・サンデー(ロバート・デ・ニーロ)がいた。ビリーの目も差別主義者のものだった。

 カールを捕まえようと水兵が追うが、カールの泳ぎは素早く強靭だった。艦長はそれを見ていてカールを「泳ぎが速く、胆力もある」ということで掌帆員に任命した。

 これに気を良くしたカールは、厚かましくもダイバーになりたいと艦長に直訴する。黒人がダイバーになるのは難しいといいながら、艦長は推薦状を書いた。これから始まるビリーと仲間の偏見に加え、ダイバーとしての過酷な訓練。この不屈の精神力は見習いたいが、とても出来そうにもない。並の人間ではとても出来ないと悟らされる映画だった。
           
           
           
           
           
           
           

監督
ジョージ・ティルマンJr1969年1月ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ。

キャスト
ロバート・デ・ニーロ1943年8月ニューヨーク生まれ。’80「レイジング・ブル」でアカデミー主演男優賞受賞。
キューバ:グッディングJr1968年1月ニューヨーク、ブロンクス生まれ。’96「ザ・エージェント」でアカデミー助演男優賞受賞。
シャリーズ・セロン1975年8月南アフリカ生まれ。’03「モンスター」でアカデミー主演女優賞受賞。

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