ニューヨークのローカル・テレビibsニュースに就職し、“デイブレイク”という視聴率の低い番組を再生させるという女の子の根性物語。
行くとソンといわれるディキソン大学を出てプロデューサーの職にありついたベッキー・フラー(レイチェル・マクアダムス)。
現在の“デイブレイク”は、コリーン(ダイアン・キートン)とポール・マクヴィー(タイ・バレル)のコンビで放送中だが、サブ・プロデューサーの説明では、「コリーンは古株キャスターでギャラはマクヴィーが上。二人は犬猿の仲。昔はいい仲で彼が捨てた」と秘密の情報を教えてくれるんです。
そのポールは朝の打ち合わせに出ないし、ベッキーにセクハラもどきの態度もあってベッキーはクビにする。敢然と。スタッフ一同拍手喝采。
さあ、後釜を探すのが大変。先輩プロデューサーアダム・ベネット(パトリック・ウィルソン)が世界で3番目にイヤなやつと言う往年のニュース・キャスター、マイク・ポメロイ(ハリソン・フォード)を説き伏せることに成功する。
このポメロイ、苦虫を噛み潰した表情で何でも難癖をつける。しかし、ベッキーの獅子奮迅の働きはやがて番組の視聴率がアップしていく。それにアダムとの恋も成就メデタシ、メデタシ。
レイチェル・マクアダムスが可愛いいし仕事に積極的な女性を好演している。特に何度か走る場面があるが、さすが若さがものいい、走る姿がいい感じだ。
スカート姿もパンツ姿もいい。そこで気づいたのが、女性のビジネス・スーツ。
日本でもよく見かけるようなった。映画の影響なのかなあ。なかなか格好いい。
ダイアン・キートンが出ているので観たけど、脇役でいま一つ魅力に欠けた。年とともにだんだん脇役に追いやられるんどろうね。
監督
ロジャー・ミッシェル1956年6月南アフリカ生まれ。’97「ノッティング・ヒルの恋人」’02「チェンジング・レーン」など確かな作り手。
キャスト
レイチェル・マクアダムス1978年11月カナダ、オンタリオ州生まれ。
ハリソン・フォード1942年7月イリノイ州シカゴ生まれ。
ダイアン・キートン1946年1月ロサンゼルス生まれ。
パトリック・ウィルソン1973年7月ヴァージニア州ノーフォーク生まれ。
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