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海外テレビドラマ「バンシー/BANSHEE」暴力とセックスがお好きな方に

2018-11-27 17:09:05 | 海外テレビ・ドラマ

           
  正直言って私は少々うんざりした。刑務所の巨大な鉄の扉がしずしずと開いた。明るい日差しの下、そのゲートを一歩娑婆に踏み出したのは、ルーカス・フッド(アントニー・スター)。
 迎えの車も待ち焦がれた恋人も姿もない上、Tシャツとジーンズのほかに荷物の類もない。鉄道線路を歩き、車を盗みマンハッタンのジョブ(フーン・リー)の店にやって来た。

 目指す住所を聞き出すために、部屋にあるパソコンやテレビを手当たり次第に壁にブチ当てる。観念したジョブが示すパソコンの画面。表に出るとギャングの用心棒が車の窓から首を出している。目があったがそのまま車を発進させる。用心棒が追ってきた。交通の多いニューヨークの街路をカーチェイス。交差点を尻を振りながら左折、そこへ用心棒の車が体当たり。ルーカスは窓から逃げ、折しもやってきたバイクを強奪。
 用心棒が拳銃を乱射。銃弾をかいくぐってペンシルヴェニア州のアーミッシュのをかすめてバンシーの町へ。

 そう、ここにはともに悪事を働いた愛する女アナ(イワナ・ミルセヴィッチ)がいる。ところがアナは、キャリー・ホープウェルと言い、検事ゴードン・ホープウェル(ルス・ブラックウェル)の妻で子供が二人いる。一身に罪をかぶったルーカスは、キャリーの家の庭で強奪したダイアモンドの分け前を要求した。

 キャリーは、「ダイヤはない。狡猾なセルビア人に全部取られた」「ダイヤも女も取られたってわけか」とルーカスは自嘲気味のセリフを吐く。

 ルーカス・フッドの名前の由来は、シュガー・ベイツ(フランキー・フェイソン)のうらぶれた酒場。独りバーボンを飲むルーカス。そこへ男が入って来た。この男よくしゃべる。「町長の指名でオレゴン州から来た保安官のルーカス・フッドだ」そこへ地元のゴロツキらし男二人が入って来た。保安官に因縁をつけ、三人の男が拳銃を突きつけ睨みあいとなった。保安官は「銃を降ろせ!」と叫ぶ。

 そこに割って入ったルーカスだったが、銃撃と乱闘で保安官と二人の男が死んだ。シュガーと死体を埋める穴を掘っているとき、保安官の携帯が鳴った。「町長だが保安官のルーカス・フッドか?」「ええ、そうです」犯罪者が保安官になりすました。

 いいことも悪いこともする保安官ルーカス・フッド。暴力シーンもセックス・シーンもどの時間帯で放送しているのか知らないが、おおよそご家庭向きとはいえない。暴力シーンなんてくどすぎて、逆に退屈する。わたし的にはシーズン1だけで十分。2013年制作
  
  
  
       
製作
 グレッグ・ヤイタネス1970年6月マサチューセッツ州生まれ。2004年「ドクター・ハウス」2007年「ダメージ」がある。

 アラン・ポール1957年5月ジョージア州アトランタ生まれ。2001年「シックス・フィート・アンダー」2008年「トゥルー・ブラッド」がある。

キャスト
アントニー・スター1975年10月ニュージランド生まれ。
イワナ・ミルセヴィッチ1974年4月ボスニア・ヘルツェゴビナ、サラエボ生まれ。1998年から20年のキャリア。
フランキー・フェイソン1949年6月ヴァージニア州生まれ。1981年からのキャリア。
フーン・リー1973年7月ミネソタ州生まれ。

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