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土曜日の朝、新聞を読んで皮膚感覚のつぶやき

2014-09-20 21:42:20 | 時事

 皮膚感覚を辞書には「長年、見聞きしている間に身に付いた勘をいう」とある。自分で勘が鋭いとも思わないが、なんとなく感じるという程度の感覚で思うに、北朝鮮の拉致調査問題、スコットランドの独立に関する国民投票の結果、調査捕鯨問題、それにアメリカの「イスラム国」への空爆など首をかしげることが多い。

★北朝鮮の拉致被害者と拉致されたと思しき人の調査が進まない。
 これはもう当初から大多数の日本人が予想できたことだ。政府、政府というか安部総理といってもいいかもしれないが、拉致被害者の家族に神経を使って焦っているように見える。
 あの二枚舌の北朝鮮にまんまとやられそうな気がする。調査を確約した段階で万景峰号(マンボンギョン)の入国禁止措置解除なんて甘すぎる。今になって「中身のない報告いらない」と言っても恥の上塗りでしかない。

★スコットランドの独立
 英国から独立しようとしたスコットランド。結局反対多数で否決された。独立を推進しようとした賛成派に説得力がなかった。経済も雇用も大丈夫と言っていたが、具体的なプランの明示がないと国民は納得しない。

 わが国の民主党も執行部を入れ替えたが、枝野がアベノミクスを批判しているようだが、具体的な対案を示すべきだ。それも実現可能なものを。
 民主党政権の大風呂敷にわれわれは懲りているから。だいたい国をどうするかという政策に100%プラスというのはあり得ない。プラスもあればマイナスもある。そのマイナスだけを言っているのであれば見識を疑う。

★調査捕鯨
 「2014年3月31日に国際司法裁判所(ICJ)は、南極海における日本の調査捕鯨計画JARPA IIについて、現状の調査方法は事実上の商業捕鯨であり調査捕鯨とは認められないとする判決を下した」

 それでも政府は、規模を縮小して続けるようだ。普通、調査といえば一定期間の検証で終わるが、捕鯨に関してはずっと続いているのが不思議だ。
 日本は食文化だと言っていて、今日の新聞では自民党の二階総務会長が鯨肉を使ったカレーや竜田揚げを食べる写真が載っている。こういうことをしても調査捕鯨反対の国々を説得できるとも思えない。

 第一、鯨を動物と見るか魚と見るかで違ってくるらしい。日本は魚に分類されている。動物と見る国は、「頭もいい哺乳類」という認識らしい。それはイルカにも当てはまり、和歌山県太地町のイルカ漁を批判したキャロライン・ケネディアメリカ駐日大使が耳に新しい。従って、反対派と意見が交差するのはあり得ないことと思う。

★アメリカのイスラム国への空爆
 これで連想するのは、ベトナムへの介入だ。時の大統領ニクソンが北爆を命じ、泥沼のベトナム戦争へと落ちていった。結局、敗北の憂き目を見た。組織的な戦争ならアメリカは強固な装備で強いかもしれないが、ゲリラ戦では歯が立たない。

 イスラム国も同様でアメリカは苦い水を飲まされる気がする。回りまわって日本にも何らかの影響があるかもしれない。地球上で紛争が絶える気配がない。何年か後、世界から日本も体を張った貢献をしろと迫られるかもしれない。今の日本は、対話をすればすべて解決するという妄想にも似た負け犬根性を声高に言う人もいて、そのときの政府がどんな決断を下すか見ものではある。

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