こんな夢は二度と戻らない 僕が手と顔を青く塗ると 不意の一陣の風に運ばれて 果てしない大空へと 飛び立っていたよ 飛べよ 歌えよ 「ボラーレ」の軽快なリズムがローマへと誘う。
ヨーロッパ旅行が大好きな人たちにとって、イタリアも魅力的な国の一つなのだろう。日本でもイタリア料理が一般的になったし、わたしの感覚からは、お隣の韓国よりも近しい感じがする。韓国料理を食べたことがないせいかもしれない。
いずれにしても男も女も韓国とは比較にならない。かっこいいのがイタリア。そうは言っても日本の男がもてるとも思えないが、女はイタリア男も興味津々のはずだ。願わくば、イタリア男に遊ばれるのだけは避けて欲しいね。
というわけで、アメリカ娘ヘイリー(アリソン・ピル)もイタリアのイケメン男ミケランジェロ(フラヴィオ・パレンティ)にぞっこんとなり、結婚に漕ぎつける。アメリカから両親(ウディ・アレンとジュディ・ディヴィス)を呼び寄せてイケメン男両親と対面。事はこのまま収まらずあらぬ方向へと展開する。
また、田舎から出てきた新婚夫婦の夫にコールガール(ペネロペ・クルス)が絡んだり、新妻がホテルの美容院が予約で満杯なところ外の美容院を紹介されるが道に迷う。それがとんでもない事態に発展するが……。
恋人と同棲するジャック(ジェシー・アイゼンバーグ)は、恋人の友人モニカ(エレン・ペイジ)がアメリカからやってくる。ごちゃごちゃ言わなくても想像はつくよね。
もう一つは、ある日突然有名人になったら。レオポルド(ロベルト・ベニーニ)がある日の朝、突然多くのパパラッチに追いかけられる。そしてある日、突然見向きもされなくなる。一時は静かな時を過ごせて元の生活が戻ったと思ったが、町を歩くと誰も知らん振り。有名人病に冒された彼は注目を集めたいために道路の真ん中で服を脱ぎ始める。 と、現代の悲しい姿が浮き彫りになる。ローマでは恋の炎が燃えるばかりでなく、普通の生活もある。この話が一番示唆に富む話に思える。劇場で公開されたのは、2013年6月。
「ボラーレ」をどうぞ!
監督
ウディ・アレン1935年12月ニューヨーク生まれ。
キャスト
ウディ・アレン
アレック・ボールドウィン1958年4月ニューヨーク州ロングアイランド生まれ。
ロベルト・ベニーニ1952年10月イタリア、トスカーナ生まれ。
ペネロペ・クルス1974年4月スペイン、マドリード生まれ。
ジュディ・ディヴィス1955年4月オールトラリア、バース生まれ。
ジェシー・アイゼンバーグ1983年8月カリフォルニア州サクラメント生まれ。
エレン・ペイジ1987年2月生まれ。
アリソン・ピル1985年11月カナダ、オンタリオ州トロント生まれ。
フラヴィオ・パレンティパリ生まれ・
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