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聞こえない、話せないという聾唖の家族の悲喜こもごも「エール!’14」劇場公開2015年10月

2016-05-22 16:15:28 | 映画

                
 父ロドルフ(フランソワ・ダミアン)も母ジジ(カリン・ヴィアール)も弟も聾唖者で、外とのコミュニケーションは、ポーラ(ルアンヌ・エメラ)が一手に引き受けている。

 一家は祖父の代からの酪農家で家族全員で働いている。電話もかかってくる。手話はあくまでも対面が条件。見えない相手にはまったくの無力。

 ポーラも高校生。学校でコーラス部に入ったのが悩みの種になるとは……音楽担当の教師からパリの音楽学校のオーディションを受けないかと言う誘いだった。

 家族全員で悩んだ挙句、オーディションを受けることになった。このオーディションが感動的。フランスでは有名らしいが、ミッシェル・サルドゥの「青春の翼」という曲を歌う。

 これは旅立ちの歌という。そう彼女がいないと不便だけど親は子離れ、子は親離れが必要だよね。GOOD LUCK!

ねえ パパとママ 僕は行くよ 旅立つんだ  今夜
逃げるんじゃない 飛び立つんだ
酒もタバコも 捨てて 飛ぼう
無言のまま 不安げなママ 感じてたんだね
聞こえてたんだね きっと

僕は大丈夫 そう答えると ママは うなずき パパは無理に笑う
振り返らない 遠ざかる 駅から駅へ やがて 海へ……

 この曲が聾唖の家族に伝わるんだろうか。客席に座る三人の家族へ、ポーラは手話で伝える。このシーンはジーンと来るよ。

 歌っているルアンヌ・エメラが 人気オーディション番組で注目を集め本作の主演に抜擢され、セザール賞、リュミエール賞で最優秀新女優賞を受賞。今フランスで最も注目を集める女優・歌手とか。まあ、爽やかな感動作とは言える。
        
        
        
        

ここでルアンヌ・エメラが歌う「青春の翼」をどうぞ!
     
監督
エリック・ラルティゴ1964年生まれ。

キャスト
ルアンヌ・エメラ、カリン・ヴィアール1966年1月フランス、ルーアン生まれ。
フランソワ・ダミアン1873年1月ベルギー生まれ。
エリック・エルモスニーノ1964年5月フランス生まれ。

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