畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

塩切

2012-02-11 18:03:54 | 農作業

2月11日(土)   いちじ 

朝一番の仕事は、大豆を洗って、水に浸しておくこと。今朝は氷こそ張っていないが、空気は冷たく、水も冷たい。良く洗って、昨日用意した釜の中に入れ、水をたっぷり張っておく。大豆は水を吸うと、倍以上に膨らむ。水が少ないと、顔を出してしまう。地元の友人も、大豆を持ってきて、洗って浸して帰る。明日は、友人の13kgを含め、33kgの大豆を煮る。

その後、冷たい手を温めながら、出荷作業。

午後は、糀の塩切り。糀は、出来上がったものを、まとめて袋(米袋)に入れたままにしておくと、発酵を始め、熱くなってしまう。そして、発酵が進むと、その、自分で出す熱で、糀菌は死んでしまう。そうなると、麹は、その役割を果たせず、腐敗状態になってしまう。広げておくとよいのだが、そうもゆかないので、味噌にするときは、塩切りと云って、ある程度の塩を混ぜておく。そうすると、糀菌は、活動を抑えられ、休眠状態になる。そんな訳で、我が家の糀は、味噌に使う塩を全部混ぜてしまう。13日に使う自然食品店の分は、少しだけ塩を入れて、良く混ぜるだけ。塩加減は、それぞれ違うから。手前味噌の塩梅は、それぞれが。

車の音がした。東京から、味噌作隊が到着したようだ。体調が回復した、Kさんだ。1年以上振りとなる。同じ区の消費者のSさんと同行だ。彼は、初めての参加だ。

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