畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

夜明頃

2009-12-09 18:20:53 | 暮らし
12月9日(水) 

目が覚める。真っ暗だ。何時ころなのだろう、と思いながらも、布団から出ようとは思わない。今日は、雨が降ると言っていたから、冷え込みはないだろう。しかし、布団から出るには、あまりにもったいない暖かさだ。などと思いながら、目を閉じる。外の気配は、かすかに、何かの音がする程度。雨音ではないから、風だろうか。
眠るでもなく、起きているでもなく、過ぎてゆく。遠くに、「ゴーーン」と鐘の音が。風向きにより、聞こえないこともあるが、お寺で撞いている鐘の音だ。六時に撞かれる。外はまだ暗い。今日は、天気が悪いから、陽は出ないだろうが、晴れていても、まだ暗い時間だ。明けるには、まだだいぶ時間がある。
夕方の陽の入りは、もうすでに、少しずつ、遅くなってきている。冬至前だが、夕方は、日が長くなりつつある。朝は、まだまだ、暗さが増している。日の出が、最も遅いのは、年明けころだったな。しばらくは、朝の布団のぬくもりを、楽しもう。などと、うとうとする。鶏の声がする。わが家の鶏は、5時ころから、時を告げる。鳥の声が聞こえる。雀だろうか、それとも他の鳥かな。カラスの声も聞こえる。窓の外は、夜明けを告げるように、少し明るくなってきている。
突然、犬がなく。居間の外につながれている、メーテルだ。連れ合いも、少し寝坊している。催促犬のメーテル。散歩の時間だ。早く起きろとの催促だ。連れ合いは起きて、食器を拭いてから、外に出て行った。
さあ、起きて、食事の支度をしなければ。飛び出したのは、6時半少し前。

雨は、夜のうちに、少しだけ降り、日中は降らない。薄日も射す天気。
貯蔵作業の仕上げ。出荷作業。ミニショベルが、畑に行っている。これで、ゴボウ掘りをしよう。試験的に少し掘る。