ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

538       クリスマス・イブ

2006-12-24 20:53:26 | Weblog
※2006年、森家クリスマス・イヴのメンバー
左から、竹内1級、島田6級、来海4級、大石三段、阪上4級、石川6級
 クリック♪


昨夜は熊本のT君泊。
Nは年末最後の 「伊丹教室」 で8時半に家を出る。

きょうは 「日曜研究会」 13名参加。
10時スタートなのに、準備に手間取ったり遅刻者がいたりして、時間キッチリに始まらないのが気になる。
Nや増田五段が居ないとすぐこうなのだから冴えない。

お昼になったのを見計らって、予約していたクリスマス・ケーキ (妹の家用) を受け取りに、宝塚阪急へ行く。
お弁当コーナーで (オイシソウだなぁ♪) と眺めていると、近くで 「ガシャーン!!」 と音がした。
振り返ると、3メートルほど離れたところにあるお酒売り場らしい。
あっという間にエプロン姿の店員さん達が集まってきて、床をゴシゴシ拭きだした。

ワインのボトルを落としたのだろう。
床が真っ赤に染まっている。
這いつくばってゾウキンがけをする店員さん達の横で、野球帽を目深にかぶった60がらみの男性が1人、申し訳なさそうに立ち尽くしている。
引っ切り無しにそばを通る買い物客の視線を、痛いほど浴びているおじさん。
胸がキューッと詰まりそうになってくる (可哀想なおじさん・・・)

2年ほど前、少し離れた場所にある大型スーパーへ行った時のこと。
Nと私はくつろいだ気分で店内をぶらついていた。
ここはDデパートが経営する大型スーパー。
滅多に来ない店なので、珍しい品揃えにワクワクしながら買い物を楽しんでいた。
実演販売で焼いているウインナーを 「ど~ぞ♪」 と手渡されモグモグ。
(うん! 美味しいや。 でも買ーわない) と後ろを振り向いて歩き出した瞬間
 
「ガラガラ ガッシャーン!!!」

自分のすぐ背後で聞こえたすさまじい音。

イヤ~な予感と共に振り向くと、実演販売用の鉄板が床に転がっていた。
辺りには、販売員のオバサンが焼いていたウインナーが飛び散っている。
どうも、私のショルダーバッグが鉄板に引っかかったのが原因らしい。
あまりにもスゴイ音だったので、店員さん達が 「どーしたどーした!!」 という感じで集まって来た。

「スイマセン」 と言いつつ、身を小さくして立ち尽くす私。
店員さん達はみんな床を拭くのに一生懸命で、誰も私のことを構ってくれない。
私もこのままではズラかりにくく、黙って突っ立っているままだ。
通りすがりのマダム達が、(何事だろう) という顔で、床拭きの様子と私の表情とを見比べていく。
針のムシロとはこの事だと思った。

ふっと間の前にNが現れる。
(あ、N~ 待ってたんだよぉ、助けてよぉ・・) 
地獄に仏という気持ちでNを見つめると、意に反してゾッとするほど冷たい声で 「何してんの・・・」

「あのね、私のバッグが引っかかっちゃったみたいで」
「エ~?」
「すっかり迷惑かけちゃった (ションボリ) 」
「・・・・・・・知らんわ」

助け舟も出さずに立ち去るN・・・


血の池地獄のような床を見ながら、あの時のツライ思い出がまざまざと甦る。
(頑張れ、おじさん! 耐えろ、おじさん!)

夕方は、売布の鳥肉店で注文しておいたクリスマス用チキンを受け取りに行ったり、食事の用意などでバタバタする。
きょうはNが詰め将棋の会とそのあと忘年会なので、今夜の食事は私と子ども達だけだ。

子ども達が喜びそうでクリスマスっぽいメニューをネットで検索。
「炊き込みピラフ」 の美味しそうで簡単なのがあったので作ってみる。
チキンライス味でバッチリだった♪
その上からトロ~リとホワイトソースをかけると・・・素晴らしいクリスマスディナーの出来上がりだ

チキンとピラフとコーンスープの食卓で、まず 『きよしこの夜』 を唄うはずだったが・・・誰も唄おうとしない。
「どーして唄わないの?」 と聞くと、「知らない」 とか 「聞いたことがない」 などと色々言い訳をする。
仕方がないので、イヌやネコの声で 『もろびとこぞりて』 や 『ジングルベル』 が聞けるクリスマスカードを食卓に置いた。
これは好評だった

ケーキの材料を買っておいたのでパパッと作る。
サンタやトナカイの飾りもない、イチゴが乗っただけのシンプルなものだが、みな喜んで食べてくれるのが嬉しかった

N10時20分帰宅。
クロがすさまじく吼える。

今夜はK4級S6級が泊まり。


おわり
コメント (10)
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