ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

528       ボロボロの肌

2006-12-14 23:15:44 | Weblog
※ でっぷり太った 「肩乗りネコ」  クリック♪


きょうはNが対局なので朝からノンビリ過ごす。
天気が良ければ行きたいところがあったのだが、雨だったので一歩も外へ出ずに過ごす。
オヤツを食べながら新聞や本をゆっくり読んだあと、ソファーに寝そべってショップチャンネルをつけるとスキンケア特集をやっていた。

そういえばこの2,3週間 「肌荒れ」 がひどい
外食のせいか間食のせいか油物のせいかよくワカラナイが、おでこやホッペタやあごが吹き出物だらけなのだ。
2ヶ月ほど前から洗顔を 『坊ちゃんせっけん』 にして、とても調子が良かっただけにすごいショック。

キタナイ顔を鏡に映しながらあれこれ原因を考えていると、アッとひらめくものがあった。
それは 『○チマコロン』

どこのドラッグストアでも必ず売っている、あの超ロングセラーの化粧水だ。
うす緑色したボトルで、ちょっとレトロな雰囲気を漂わせており、いかにも自然派化粧品といった趣き。
値段もかなりリーズナブルで、女性誌の化粧品特集などの際には必ず登場するほど人気度の高い商品だ。

ベビーオイルと坊ちゃんせっけんのダブル効果で最近お肌の調子も上々だった私は、この際、化粧水もよりナチュラルなものにしようと、この○チマ化粧水を購入。

ルンルン気分で帰宅後、今朝まで使っていた化粧水をジャバジャバと排水溝へ流す。
その後、明日からさらに輝く肌を夢みつつ、買って来たばかりの○チマコロンを洗面台の棚に並べた。
女としてのシアワセを感じる瞬間だ


あれから約3週間・・・
ボロボロになった肌を鏡に映しながら、なぜかイソップの 『肉をくわえた犬』 を思い出した。
欲の張った犬が、せっかくの肉を川へ落っことしてしまうサエナイ話しだ。



出来れば今は、そっと見ないフリをして欲しいルンルンである・・・


おわり
コメント (14)
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527       最後の片づけ

2006-12-14 00:17:34 | Weblog
※主亡き後の台所。
 めったに外食をしなかった水津さん、この流しで何を作っていたのだろう。
 クリック♪


今朝はちょっと早起きして 「藤井寺」 へ向かって8時に出発。
小雨の中、湾岸線に乗って 「大浜」 で降り、カーナビを見ながら12号線を走る。
10時過ぎに待ち合わせの 「藤井寺市役所」 到着。
「着きました」 のケータイを入れたあと、ほどなくしてSさん(水津さんの弟さん) がみえる。
そのまま3人で仙人の団地に向けて出発。

浜寺の団地に着くと、西宮のYさんが先に到着して待っておられた。
久しぶりで4階まで登る。 
残暑のきびしかったあの頃に比べるとラクに感じた。

きょうは、水津さんの部屋の最後の片づけ。
近々この部屋も明け渡さなければならないので、大切なものはきょう中に引き上げなければならないのだ。
部屋へ入ってすぐ、自治会の方と水津さんの知り合いの方が数名来られる。
皆で少しづつ片づけを始めた。

私はとりあえず 「写真関係」 を運び出す。
もうそれほど残っていないだろうと気楽に考えていたのだが、本棚の奥から 「これでもか、これでもか」 というほどのアルバムが出て来て驚いた。
(果たして全部車に積めるのだろうか・・) と心配するほどの量だったが、とりあえず階段の下まで少しづつ抱きかかえながら降ろす。

何度か上り下りするうち、エンジンが切れてきた。
最後のアルバムを運び終わって4階の部屋へ戻ると、完全にグロッキーだった。
瞬発力はバツグンでも、持続力のないルンルンなのだ・・・

アルバムを取り出している最中、棚の奥から1枚の写真が出てきた。
古いモノクロの写真で、文金高島田の花嫁さんを中心に改まった服装の親族が写っている。
仙人の知り合いの結婚写真かと思い、Sさんに尋ねてみると、「ああ、これは兄の結婚式の時のですわ・・・この学生服が私ですから」
もう70年近い昔の写真だ。
精悍な顔つきをした仙人は、今とは似ても似つかない。
この貴重な1枚はSさんにお渡しした。

Yさんや私が仙人に宛てて出した手紙やハガキも残っており、それぞれ引き取らせてもらう。
何でもキチンと大事に残しておいてくれた仙人の律儀さに胸を打たれた。

ひととおり片づき、あとは業者に任せることにして部屋を出る。
もう12時半をとっくに過ぎていてお腹はペコペコだった。
このあと区役所市役所と回るSさんとはここでお別れ。
Yさんと3人で、近くのロイヤルホストへお昼を食べに行く。

その後、店を出てYさんともお別れ。
私達も再び湾岸線に乗って宝塚へ戻る。

帰宅すると4時半になっていた。
水津さんの ‘旅の手帳’ に目を通しているうち、睡魔に襲われ1時間ほど眠ってしまった。

夜、「HIRO」 へ行く。

「・・・・って言うかあ、それじゃナナちゃんがあまりにも可哀想じゃないですかあ! なんでナナちゃんの言うことに耳を傾けてあげないの? 7歳の子だって言い分はあるはずでしょ? って私言ったんですよお。 それでも○○さん全然聞いてくれなくってえ・・」

案内されたテーブルへ着いた途端、すぐ隣りの席に座っている女性の大声がとどろき渡る。
時刻はもう10時近い。
向かいには30代くらいの大人しそうな男性。
酔いしれたようにシャベリまくる女性のそばには、メガネをかけた髪の長い小学2,3年生くらいの女の子が手持ち無沙汰そうに座っており、ゴホンゴホン、ゲホンゲホンと引っ切りなしに咳き込んでいる。

「・・・でも私の言うことなんか全く聞いてくれなくってえ、もうヒステリックに私の目の前で電話かけようとするからあ、 『ヤメテ!! ヤメテ~!!』 って叫んでえ・・・」

よくはワカラナイが、幼稚園か小学校かのお母さん同士が、子どもを通してトラブっているようだった。
最初は奥さんがこぼすグチを大人しい御主人が聞いているのだとばかり思っていたのだが、そうではなく、男性の方はどうも、そのトラブっているグループの中の別の女性の旦那さんのようだった。

サンプルのケーキを選ぶ時も、コーヒーを待つあいだも飲むあいだも、ずーっと隣りの話し声 (ほとんど女性の方の声) が気になってならなかった。
さすがのNも黙りきっている。

ゲッソリしながら店を出た。
内容はともかく、妙にドラマチックで今風な女性の陶酔した話しっぷりと、メガネをかけて無表情な少女が出し続けるゲッホンゲッホンの咳に、グッタリしながら車に乗る。


Nがニヤニヤしながら 「面白がって聞いてたやろ!」 とからかうが・・・
まぁ面白いの半分、ウンザリしたの半分というのが正直なところかな


おわり
コメント (12)
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