※安用寺五段からもらったベトナムみやげ、『ベトナム・バナナ・チップス』
どうせマズイだろうと思って食べたら、これが意外にイケる!!
クリック♪
ホームベーカリーの話題になってからコメントが多い。
うれしい悲鳴を上げながらコメント返しをしていると 「きょうは寒いからみんなヒマなんとちゃうか」 と可愛くないセリフを言うN。
意外とウラヤマシがっているのかも知れない (大人げないなぁ・・)
カド番の朝を迎え、胸をドキドキさせながらリビングへ降りる。
「どうだったー?」
「・・・・・」
「ねえ! どうだった、パン」
「ウン」
「ウンって・・・やっぱりダメだった?」
「いいや、まあまあとちゃう?」
急いで流しを見ると、食パンが全部カットされたまま放り出してある。
「なんで全部切っちゃうのよ! 食べる分だけにしなきゃ硬くなっちゃうじゃん」
「えーー? いいやん切ったって」
「よくないよ。 あ~あ、これで今朝もおいしいパンが食べられへん」
するとNの表情が少し変わって
「もういいわ!! こんなに毎日怒られるパン」
「エ?」
「ヤケドしそうになりながらパン焼き器から出したのに」
「だから、ちゃんと専用のミトンがあるやん」
「命がけでやったんやでっ!!」
さすがにちょっと可哀想になってしまった。
まな板の上でバラバラに切られたパンをトーストして食べる。
うーん、皮がまだ硬過ぎるが・・・きのうおとといに比べればずいぶんマシになった。
内容はともかく、これで何とかカド番はしのいだ。
双方入玉の持将棋模様で、1点差で勝ったようなものかも知れない。
きょうは母がインフルエンザの予防接種を打ちに、久々で 『西宮協立リハビリテーション病院』 へ行く。
あいにくの小雨だったが、3ヶ月ぶりに行く病院までの道のりがなつかしく感じる。
きょうは待ち時間も少ないようだったので、外へは出ず、7階のロビーで過ごすことにした。
エレベーターで7階へ上がると、プーンと食べ物の入り混じった懐かしいニオイが鼻をつく。
1番はじっこにある、大きなミドリ色のソファーにドッコラショと座った。
Nは、1階の本棚から借りてきた蓮池透さんの本を読み出している。
私は手持ち無沙汰だったので、まだシャッターの降りている食堂脇のお茶汲み器へ生暖かいお茶を注ぎに行く。
ソファーへ戻り、うーんと伸びをしながら広いフロアーを眺めると、5人ほどの人達がバラバラに座っていた。
窓の外をボンヤリ眺める人、車イスに乗ったまま読書をしている人、うつむいたまま黙っている夫婦・・・皆それぞれ静かに時を過ごしているようだった。
ふと気づくと、オルゴールのBGMがクリスマスソングに変わっていた。
ウツラウツラするうちに眠ってしまったようだった。
ハッと目覚めると、食堂のシャッターも開きフロアーにも人が増えている。
壁にかかった時計をみると12時を過ぎたところだった。
(遅いなぁ・・) と思ったとたん、エレベーターから母が降りてきた。
病院を出て、そのままお昼を食べに逆瀬川の 『木曽路』 へ行く。
何にしようかと迷った末、蟹のコキールがついた定食を頼んだ。
ところが出て来たお膳にコキールが乗っていない。
「あれ? コキールがついてないよ!!」
「ホントだ・・忘れてんのかな」
色々な器のフタをとって調べるが、やはり何処にも見当たらない。
Nなどは、全然関係のないナマモノを指して、「これがコキール?」 などと言っている。
「どうしよう・・・言ってみようか」
「あ、もしかしたらメニューの隣りのを間違って注文したのかも知れない!」
「えー?? そんならコキールがありませんとか言ったらハジやん」
「じゃあ言わんとこ言わんとこ・・」
などとコソコソやっているところへ、別皿に入ったコキールが運ばれて来た。
血相変えて 「コキールが来てませんけど!」 とやらなくてヨカッタ。
夜、『渡る世間は鬼ばかり』 の、残り20分だけ観る。
そろそろ健治と光子を中心に、ひと波乱起こりそうな雰囲気だ
おわり
どうせマズイだろうと思って食べたら、これが意外にイケる!!
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ホームベーカリーの話題になってからコメントが多い。
うれしい悲鳴を上げながらコメント返しをしていると 「きょうは寒いからみんなヒマなんとちゃうか」 と可愛くないセリフを言うN。
意外とウラヤマシがっているのかも知れない (大人げないなぁ・・)
カド番の朝を迎え、胸をドキドキさせながらリビングへ降りる。
「どうだったー?」
「・・・・・」
「ねえ! どうだった、パン」
「ウン」
「ウンって・・・やっぱりダメだった?」
「いいや、まあまあとちゃう?」
急いで流しを見ると、食パンが全部カットされたまま放り出してある。
「なんで全部切っちゃうのよ! 食べる分だけにしなきゃ硬くなっちゃうじゃん」
「えーー? いいやん切ったって」
「よくないよ。 あ~あ、これで今朝もおいしいパンが食べられへん」
するとNの表情が少し変わって
「もういいわ!! こんなに毎日怒られるパン」
「エ?」
「ヤケドしそうになりながらパン焼き器から出したのに」
「だから、ちゃんと専用のミトンがあるやん」
「命がけでやったんやでっ!!」
さすがにちょっと可哀想になってしまった。
まな板の上でバラバラに切られたパンをトーストして食べる。
うーん、皮がまだ硬過ぎるが・・・きのうおとといに比べればずいぶんマシになった。
内容はともかく、これで何とかカド番はしのいだ。
双方入玉の持将棋模様で、1点差で勝ったようなものかも知れない。
きょうは母がインフルエンザの予防接種を打ちに、久々で 『西宮協立リハビリテーション病院』 へ行く。
あいにくの小雨だったが、3ヶ月ぶりに行く病院までの道のりがなつかしく感じる。
きょうは待ち時間も少ないようだったので、外へは出ず、7階のロビーで過ごすことにした。
エレベーターで7階へ上がると、プーンと食べ物の入り混じった懐かしいニオイが鼻をつく。
1番はじっこにある、大きなミドリ色のソファーにドッコラショと座った。
Nは、1階の本棚から借りてきた蓮池透さんの本を読み出している。
私は手持ち無沙汰だったので、まだシャッターの降りている食堂脇のお茶汲み器へ生暖かいお茶を注ぎに行く。
ソファーへ戻り、うーんと伸びをしながら広いフロアーを眺めると、5人ほどの人達がバラバラに座っていた。
窓の外をボンヤリ眺める人、車イスに乗ったまま読書をしている人、うつむいたまま黙っている夫婦・・・皆それぞれ静かに時を過ごしているようだった。
ふと気づくと、オルゴールのBGMがクリスマスソングに変わっていた。
ウツラウツラするうちに眠ってしまったようだった。
ハッと目覚めると、食堂のシャッターも開きフロアーにも人が増えている。
壁にかかった時計をみると12時を過ぎたところだった。
(遅いなぁ・・) と思ったとたん、エレベーターから母が降りてきた。
病院を出て、そのままお昼を食べに逆瀬川の 『木曽路』 へ行く。
何にしようかと迷った末、蟹のコキールがついた定食を頼んだ。
ところが出て来たお膳にコキールが乗っていない。
「あれ? コキールがついてないよ!!」
「ホントだ・・忘れてんのかな」
色々な器のフタをとって調べるが、やはり何処にも見当たらない。
Nなどは、全然関係のないナマモノを指して、「これがコキール?」 などと言っている。
「どうしよう・・・言ってみようか」
「あ、もしかしたらメニューの隣りのを間違って注文したのかも知れない!」
「えー?? そんならコキールがありませんとか言ったらハジやん」
「じゃあ言わんとこ言わんとこ・・」
などとコソコソやっているところへ、別皿に入ったコキールが運ばれて来た。
血相変えて 「コキールが来てませんけど!」 とやらなくてヨカッタ。
夜、『渡る世間は鬼ばかり』 の、残り20分だけ観る。
そろそろ健治と光子を中心に、ひと波乱起こりそうな雰囲気だ
おわり