ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

531      鴨神社

2006-12-17 22:14:14 | Weblog
※ 写真差し替えました。
  鴨神社境内のレトロな雰囲気漂う大看板。
  クリック♪


午前中から将棋教室。
昨日のディナーショーで、唯一、師匠の長所を言わなかったN2級とS4級がお手伝い。
きょうはヒマだったのでそばでズッと見ていたが、あまりにもウルサイ子がいたので 「イイカゲンにしろ!!」 と、引っ叩いてしまった (ブタは死ねとか言ってたので・・)
これがもし学校とかなら 「体罰」 などと言って問題になるのかなぁ・・ (ああバカバカしい世の中だ)

お昼は、きのうの残りの 『にんじんライス』 に、ホワイトソースをかけて出してみた。
ちょっとご馳走っぽくて、みんな喜んでいた (ような気がする)

お天気もよいので午後からブラッと歩くことに決める。
電車に乗ってどこへ行こうか考えているうち、鴨神社のことを思い出し行ってみることにした。

「川西能勢口」 で降りてまずは腹ごしらえ。
構内のマクドへ入って、『レタストマトバーガーセット』 を注文。
窓の外を眺めながらボンヤリ食べていると、若い母親と2年生くらいの女の子がやってきて隣へ座った。
母親が商品を取りに行っているあいだ、おもむろにケータイを取り出してゲームに興じる少女。
ピッピッピピ・・という電子音が耳につく。
戻ってきた母親は窓の外を向いて座り、そのまま黙ってコーヒーを飲み始めた。
段々ムカムカしてきたので、さっさとポテトを食べ終え静かにその場を去った。

JR川西池田駅まで行くと、少し先にこんもりとした緑の茂みがある。
(きっとあそこだ) と思って歩くことにした。

穏やかなよい天気だ。
小さな畑があっちこっちに広がっている。
青々とした葉っぱはホウレン草だろうか。
黒っぽく熟したまんま、寒そうに縮こまって枝先に取り残されているイチジクの実。
川西はイチジクの産地としても有名なのだ。

道を尋ねながら行くと、最明寺川沿いの細い一本道に出る。
川沿いのフェンスに沿って、白や紫のキクや、葉っぱのすっかり落ちたカキの木などが植えられている。

しばらく行くと水門があった。
ちょっと立ち止まって見ていると、川の中ほどに小さな中州があって、緑色の顔をした鴨達が5,6羽、ヨチヨチ歩いたり羽繕いなどしながらくつろいでいる。

(鴨神社とは関係ないんだろうな・・)

いきなり大きな車道に突き当たった。
道路わきに 『宝塚川西線』 と書かれている。
そばで畑を耕しているおじいさんに鴨神社を尋ねると、「その坂を登っていけば、すぐ右にありますわ」 とニコニコ顔で教えてくれた。
笑顔は人を元気づけてくれる

静かな川沿いとは打って変わって、車の騒音の激しい道路際の坂を上がる。
住所表示板は <加茂1丁目>
アスファルトの道では、色とりどりの落ち葉が午後の日差しを照り返している。
散歩中のハスキー犬が、カサカサと音を立てて踏みしめながら通り過ぎていった。
どこからか、石焼イモ屋さんの 「ピーーー」 という音が聞こえてくる。

坂を登りきると幼稚園の前に出た。
『鴨神社』 の入り口はそのすぐ横にあった。
大きな石の鳥居をくぐりぬけて静かな境内に入る。
思っていたよりも立派な、朱塗りの本殿があった。
その脇に、なんともレトロな絵が描かれた大きな看板が立っている。

《よみがえる加茂遺跡へ》 というタイトルで、石器時代の格好をした男女が、それぞれ狩をしたり畑を耕したりしている姿が描かれていた。
(こういうのは賛否両論分かれるところだろうなぁ) と思いつつ見とれていると、不意に 「パーンパーン」 と大きく拍手を打つ音が聞こえてビックリした。

振り返ると、1人の女性が本殿に向かって熱心に手を合わせている。
看板の絵を見てよろこんでいる自分が幼稚く思えた。
しばらくその辺の写真をとっている間に女性はいなくなっていた。
境内には私ひとり。
時おり吹きつける風に、吊るされた絵馬がカラカラと音を立てて揺れる。
境内のすみで地面をつっついていた10羽ほどのハトが、突然大きな羽音を響かせて飛び立っていった。

神社の鳥居を出てもと来た道を戻ろうとすると、道路の向こう側に古い家が見えた。
まだ時間も早いので行ってみることにする。

道を渡ると、そこは古い板塀や入り組んだ路地の連なる古い町だった。
北京の四合院を思わせるような大きな農家もある。
朽ち果てた家の裏手に、赤い鶏頭の花や黄色いキク、ミカンのなる木を見つけて写真を撮った。

(こんなところでかくれんぼや鬼ごっこをしたら楽しいだろうなぁ♪) と思いながらグルグル歩き回るうち、ずいぶん奥まで入り過ぎたようだ。
空模様があやしくなってきたかと思うとサッと強い風が吹きつけ、ポツポツと小さな雨が降り出してきた。
(ヤダなぁ・・早く戻らないと)

しかし、いざ戻ろうとキョロキョロしても路地だらけで全く方向がわからない。
古い家はどこもひっそりと戸を閉ざし歩く人もない。
そろそろトイレにも行きたくなってきたし、アセッてむやみに歩き回った。

屋根に大きな金飾りのあるお寺の前へ出る。
(無かったよなぁ、こんなお寺・・・) と不安な気持ちで立ち尽くしていると、すぐ頭上で 「アーッ アーッ」 と怒ったような声でカラスが鳴いた。

雨脚が強まってきた。
大急ぎで歩き回るがまったく方向がわからない。
泣きたい気持ちになってきた頃、やっと車道が見えてきた。

それでも駅までの方角がわからなく、何人かの人に道を尋ねながらひたすら歩く。
結局ハッキリとわからないまま、いつの間にか旧176Rへ出た。
いつも車の窓から見える 『東洋食品研究所』 の建物前を横切り、宝塚方面に向かって歩く。
ただでさえ歩道のない狭い176Rを、傘をさしながら身を小さくして歩く。
びゅんびゅん引っ切りなしに走ってくる車は、さぞジャマ女に感じたことだろう。

トイレが限界に近くなってきた頃、<山本駅まで800メートル> の看板を見つける。
(耐えきれるだろうか・・)

もう何も考えずにひたすら歩く。
内股ぎみでヘンな歩き方になるが、そんなことは構っていられない緊迫した状況だ。 
冷たい雨の中、ひとり汗だくで尿意に耐えながら歩く哀れな女ルンルン・・・

やっと 『あいあいパーク』 が見え出してきた。
あと10分も歩けば駅のトイレへ辿りつける。
最後の元気をふりしぼって山本駅を目指した。

そして、ギリギリセーフでトイレへ (バタンッ!)

        


晩はNが伊丹の忘年会に出かける。
私は 「○ッポロ一番 みそラーメン」 に、もやしとネギをたっぷり入れてタマゴを落として夕ご飯 (おいしかった♪)

その後、昼間の散策のせいか、ショップチャンネルをつけっ放しにしながら、何と2時間半もソファーでうたた寝してしまった。

10時半頃Nが帰宅。
今はNがソファーの上で高イビキだ。

おわり
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530     森家の贈るディナーショー

2006-12-17 00:32:51 | Weblog
※食事タイムも後半、もう 「たらこスパ」 しか残っておりません。
 ミカンには数字が書かれています。
 クリック♪


今年も恒例の 「森家が贈るディナーショー」 の日がやってきた。
結婚してすぐの年から始めたので、もう10年以上続いていることになる。
毎回、将棋や囲碁の棋士、他の門下の子ども、フォルクローレの桑原さん、旅の仙人やその仲間・・・などなど多彩なゲストを招いて、みな終電ギリギリまで飲み食い喋り、子ども達も人生の先輩達から大いに喝を入れられていた。
今年は初めて、子供のみ参加のディナーショーとなる。


あの村山聖さんも3回ほど参加してくれた。
私は村山さんが来てくれるのが嬉しくて嬉しくて、毎回ソワソワしていたことを思い出す
Nも同じだったようで、村山さんが来る日は朝から機嫌がよかった。
yシャツの袖をまくりあげて大盤解説していた姿が、今でもハッキリと目に浮かぶ。
将棋のわからない私でも、飽きることなく聞ける解説だった。

今回のディナーショーは準備がほとんど出来ていなかったので、当日ひどくバタバタしてしまった。
段取りが悪く、6時からの開始時間にも食事の準備が間に合わなくてアセッた
今回は 『にんじんライス』 というのに初挑戦したが、これがマズかった!
にんじん5本分のすりおろしを使うのだが、硬いにんじんを一度に大量に入れ過ぎたせいか、フードプロセッサーがウンともスンとも動かなくなる。
悩んだ末おろし金を使うが、2本おろし終わった時点でギブアップ。( く~っ!!  腕と腰が痛ーい

ハッと思いついて、軽く湯がいたあとジューサーミキサーに入れて攪拌。
なんとかそれらしくなってホッとする。
お米とコンソメとおろしたニンジンを一緒に炊飯器へ入れてスイッチオン (ふ・・やれば出来るのだ)

昨夜用意しておいた 『もちチーズ春巻き』 を揚げる。
これは、春巻きの皮にお餅とチーズと三度豆を巻いたルンルンお得意の一品で、毎年好評なのだ。
今年も40個作ったがアッという間に売り切れてしまった。

にんじんライスが炊き上がるまでの間に、お楽しみの 『プレゼント交換』
プレゼントは <必ず1000円以内の物> という規定がある。
数字を書いたミカンを1つづつ選び、同じ番号の書かれた商品をもらうのだが、私はN5級のプレゼントが当たった。
包みを開くと 『MAMAIKUKO』 のミニバッグ。
(これはゼッタイ母親が選んだな・・
Nは、大石三段からの手袋が当たっていたようだった。

他にオモシロイもので 『毛筆』 というのがあった (当たったK4級が茫然とした顔をしていた
これは今回のユーモア大賞になりそうだ

にんじんライスが出来上がり、『手抜きタラコスパ』 と 『ミートソーススパ』、到来物のハムなどと一緒に出す。
今年はズルしてサラダは無し

嬉しいような嬉しくないような顔をしながら食事をとる子ども達。
今年は18名の参加だったが、狭いリビングに長机でいっせいに食べる姿は孤児院そのものの風景だ。
差し入れの手作りクッキーやドーナツも優しい味だった

早く帰らなければいけない子ども達もいるので、急いでクイズタイムに入る。
昨夜ネットで探したクイズを次々と出題する。
その中でも、ちょっと面白かったものをいくつかピックアップ♪


☆ 宇和島市(愛媛県)には、市営の○○場がある。 さて、その○○とは?
 1、闘鶏 2、闘犬 3、闘牛

☆ 総理大臣を多く輩出している都道府県は?
 1、岩手県 2、熊本県 3、山口県

☆ 直進できるカニは?
 1、イワガニ 2、クモガニ 3、スナガニ

☆高校生が取れない免許はどれ?
 1、ボイラー技師 2、危険物取扱責任者 3、毒劇物取扱者

☆商品についている 「バーコード」 。 最初の二桁が示すものは?
 1、商品名 2、会社名 3、国名

☆「土壇場」 とは、もともとどんな場所のこと?
 1、能舞台 2、処刑場 3、相撲の土俵

☆国会の記名投票。 賛成票は白。 では反対票は何色?
 1、赤 2、青 3、黒

☆芥川龍之介の作品にあるものは?
 1、あばばばば 2、いばばばば 3、うばばばば

☆「ブービー」 もともとの意味は?
 1、まぬけ 2、子どもの泣き声 3、足が遅い


クイズコーナーのあとは 「ひと口コメントコーナー」
皆、何を言っていいのか判らないようだったので 「血液型」 と 「長所と短所」 を1人づつ言うことにする。
血液型は意外にAが少なかった。
長所は18人中15人ほどが 「集中力がある」 「最後までやりとげる力がある」 とのこと。
私は心底 (ウラヤマシイ・・) と思って聞いていたが、横でNが小さな声で 「そんな風に思えんけどなぁ」 と呟く。

その後、本邦初公開 『師匠のいいところを探そうコーナー』

「動物の世話をよくするところ」
「詰め将棋の本をいっぱい出してるところ」
「弟子たちの面倒をしっかりみてくれるところ」
「メガネがいい」
「動物に好かれるところ」

なんだか小学生の教室にいるような気分になってくる・・・
N2級がまだ何も言っていないので指名する。

ルン 「師匠のいいところは?」
N2級 「・・・・・・」

「え?  何もないの?(半ば脅迫めいている)」
「・・・・・・」
「何か1つくらいあるでしょ?? (完全に脅迫)」
「・・・・・・」
「あっそう! じゃあN君は師匠を師匠として尊敬出来るところはナンにもないって事だね!!」

こちらを驚いた顔で見上げながらアワテテ手を横に振るN2級。

ちょっと可哀想なことをしてしまったかなぁ・・・
でもこれで、口下手のN2級の真っ正直さを知ることが出来てヨカッタ


今年は子どもだけなので8時前にお開き。
そのあと、将棋をするH兄弟、K4級、S4級を家に残し、H夫妻と4人で 『HIRO』 へ。
Nのみケーキセット。
きょうは初めて 『マンダリン』 を飲んでみた。
(う~~~~~ん、これはパスだなぁ・・・
H父とNは、私の最もニガテとする 『キリマンジャロ』、 H母はカワイイ器に入った 『カフェオーレット』
ディナーショーのクイズを出すと、H母がスラスラと答えるのにはビックリ!
かなり頭が柔らかいのだろうか・・・
試しに、先日の 「沖縄料理ツアー」 で皆でウンウン言いながら解いていたクイズを出すと、どれも瞬間で正解。
これも才能の一種なのかも知れない。

帰宅すると9時半近かったので全員解散。

今年も何とかギリギリでこなしたディナーショーだった。
来年もみんな元気な顔で集まって欲しいものだ


2006年度ディナーショー参加者

西田拓也、澤田真吾、荒木隆、竹内大悟、阪上善隆、千田翔太、橋詰健太、橋詰雅斗、大石直嗣、石川優太、藤原結樹、来海孝之、渡辺ゆん太、野場敢滋。
あと姫島君、星田君、佐藤君、上田君  計18名。


おわり
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