ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

ご近所メニュー

2011-06-18 | 地域の話題

 実は、これを書くのは、二度目だったりします。 二日ほど前、せっかく書いたのに、途中で手違いで消してしまいまして...。

 ということで、リベンジとなります。

 実は、ある方との約束で、近所の手伝いの時(話題としては、ナンですが、葬儀関係など)に作る、料理のメニューをレポートすることになっていました。ところが、途中でPCの不調などもあり、伸び伸びになり、ようやく書ける次第です。

 思うに、私が幼少だった頃は、実家の周りでも、「常会(じょうかい)=町内会」のお手伝いは頻繁にあり、その度に、「白い割烹着」を着て、母が参加している姿を、よく見たものでした。

 私が、この町に嫁いでからは、「葬儀関係」のお手伝いばかりでしたが、私が幼少だった頃の、実家付近では、「結婚式」でも、お手伝いに行っていた記憶があります。近所の手伝いと共に、「自宅で行う結婚式」についても、レポートすれば面白いネタはたくさんあるのですが、長くなるので、今回は、料理の件だけとし、後日にレポートしたいと思います。

 葬儀関係の場合、「お通夜」の日の昼食&夕食、「告別式」の日の昼食&「きじゅう払い」の用意、ということで、「3食」&「1宴会」の用意をするわけですが、「3回」の食事のメニューは、ずっと同じで、「魚」が、「煮魚」か「刺身」で変化をつける感じでしたね。

【メニュー】

  • ご飯 (白いご飯)
  • 味噌汁 (長ネギ、油揚げ、豆腐、信州味噌)
  • 即席漬け (キャベツ、キュウリ)
  • 酢の物 (車麩、キュウリ :甘酢和え)
  • 野菜の煮付け (きんぴらごぼう、八つ頭の煮っ転がし、かぼちゃの煮つけ、お煮しめ...等、季節の野菜からチョイス。)
  • マカロニ入りポテトサラダ (じゃがいも、人参、キュウリ、ハム、マカロニ : マヨネーズで和える。)
  • ほうれん草のお浸し (ほうれん草、けずり節、醤油)
  • 煮豆 (金時豆、砂糖)
  • 煮魚 (びんちょうマグロ、or マコガレイ) 刺身の場合は、マグロ。

 最後の「きじゅう払い」と呼ぶ、ミニ宴会の場合は、これらの料理の残り物と、新たなお刺身と、なぜか必ず「冷奴」を出すのが定番のようでした。

 「煮魚」は、「魚屋」さんの奥さんが一手に引き受け、大鍋で煮てくれたので、大量に煮るせいもあり、「味が出て」それは美味しかったですね。

 我々若手?は、先輩奥サマたちの下で、「言うことを聞いて」?、「下働き」中心に動いているのが、これまた「定番」なので、「味を決める」など、大事な役目をやった経験は、いまだに無いですが、この「近所の手伝い」の場で、「煮魚」以外の料理を憶えたのは確かですね。

 今は、「斎場」で行うのが普通となり、食事も「仕出し弁当」を取り寄せるのが定番で、作っても「味噌汁」オンリー、最近は、その味噌汁すら、業者が持ってくるようになりました。

 けっこうな重労働だったお手伝いでしたが、今はかなり「楽」になり、むしろ「手持ち無沙汰」な感じですね。ただ、「忙しかった」けれど、料理の味は断然美味しく、素朴ながら「感動的な味」だったのは確かです。

 「台所」もなく、民家の庭先で、ガスボンベなどを持ち込んで、みんなでトントンと料理を作っていた情景は、今で言う「アウトドアクッキング」に似ていたかもしれませんね。

コメント (7)
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