蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

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松琴亭と同じ市松模様のふすま

2014年10月28日 08時57分17秒 | 草木灰越前生漉奉書
インターン生を受け入れ、岩野市兵衛さんの手による藍染奉書の紹介を何度もUPしたおかげか、
先月初めて「草木灰越前生漉奉書」と「藍染奉書」をご購入いただきました。


桂離宮の「松琴亭」と同じ市松模様のふすまを入れた和室が完成したとのご連絡を受け、
昨日、すべてのカメラ機材を背負って、滋賀県の山本様邸に伺ってきました。


完成した和室。




ふすまのアップ




完成したばかりなので、ピカピカ感が強いですが、
月日が経つと「松琴亭」のような枯れが出てくるでしょう。






10年後くらいにもう一度伺いたいでものです。


その後、キャノンのイオス学園で写真のお勉強。
先生に、「カメラは大体10万回シャッターをきると寿命」と言われました。
買って5か月で3万近くシャッターをを押してしまっている私。
1年半から2年で買い替えなの?早く上手にならないと。


近くの電話線。




近くの電柱。




電柱の下で蠢く謎の物体。




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インターン生のドナです

2014年09月18日 11時19分43秒 | 草木灰越前生漉奉書
今日まで、草木灰 越前生漉き奉書を海外に売り込め!という名義でプロジェクトで活動させてもらっていたドナです。

今日で、インターン生活も終わりました。

その総まとめで、会社の方達にも今までどういうことをやってきたのかということをプレゼン形式でお伝えしました。


これでいったんキリのいい形で終わりという事になっています。

が!

人生そんなキリのいいものはない.......
特に海外に売り込む、という事。
そして、奉書の生産もゆっくりであり、継続的に行う必要がある事。
そういうことからして、
これからも、大学の事もありペースはだいぶおちますが、
何らかの形で草木灰 越前生漉き奉書を中心に関わって行きたいと思います。

とにかく、存在証明となるホームページを完成させて、
実際に動きをだし注目されるまでは、
「これでおわった~」とはならないようにして行きたいと思います。


会社が任せてくれていた事で、
どうやっていいか分からなくても
とにかくつきつめてやれるところからやるしかない、
という事と、伝え方の大切さ
に改めて気づかされました。

私だけそんな気持ちに浸かっていても仕方ないので、
これからも、会社側としても実質的に利用価値のあるような動きを海外で出して行きたいと思います。


小川耕太郎∞百合子社の皆様方には、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。

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九代目岩野市兵衛が漉く「草木灰越前生漉奉書」を海外へ売り込め!」---インターン生の取組--

2014年08月13日 20時43分36秒 | 草木灰越前生漉奉書


思い立ったら まず動く そんな突破力から 新しいモノ・コトは生まれる

私はそんな考えの姿勢で今までやってきました。
小川社の商品基準は
「自然を生かした商品で持続可能なものを扱う」
「その商品をつくることで、地域の自然環境や職人さん達の技術が持続的に継承できるか」
を深く考え[商品開発]→[育てる]→[生産していただく]→[伝える]→[売る]に
繋がっていく仕事をしています。



そんな中で、[九代目岩野市兵衛漉く 草木灰越前生漉奉書]については
伝え方や売り方をチャレンジしていないのではないかと思っていました。


現代では考えられないようなたゆまない努力と根気が必要とされるこの仕事は
桂離宮の茶室 松琴亭にも使われ、また岩野氏の奉書は
保存性が高く強度があることから国内外の有名な芸術家に愛用されています。


このたび、アルバニア出身(ヨーロッパ)三重育ちそして現在イギリスの大学に通う
EDJONA ISMAILI(通称:ドナ(20歳))は
「日本の伝統について関わりたい」と手をあげ
尾鷲商工会議所の伊東将志の紹介の元
小川社のインターン生として迎えました。
ドナのサポートは半年前に尾鷲へ移住し、6月より小川社に入った原吉輝(24歳)です。



2人は一般に当たり前だと思い込んでいたことを
もう一度リサーチし
「伝統とは?」
「なぜ海外へ発信する必要があるのか?」といった根源的なところから入り
インターン生の目標である「海外向けのweb制作」に向けて
日々リサーチ&行動し新しい観点で「伝統技術」を表現しようとしています。



お盆中の時期ですが、よろしかったら2人の取組見てやってください。
皆様からの温かい意見、また厳しいアドバイスをお待ちしております。
(レポートではなく日報なので読みにくい点があると思いますがご了承ください)
毎日一生懸命で、様々な視点から自由に取り組み日々成長していく二人に
なにか光るものを感じています。
もしかして「伝統産業」の突破口となるもの見つけるのではないか?と
期待をしています。




▲インターン生募集します(尾鷲諸侯会議所 インターシップ募集内容より抜粋)



▲7月22日 日報 インターン1日目 残り40日 EDJONA ISMAILI日報より



▲2014年7月23日インターン2日目 残り39日 EDJONA ISMAILI日報より



▲2014年7月23日インターン2日目 原吉輝 日報より


▲2014年7月24日インターン3日目 残り38日 EDJONA ISMAILI日報より


▲2014年7月24日インターン3日目 原吉輝日報より



▲2014年7月25日インターン3日目 残り38日 EDJONA ISMAILI日報より



▲2014年7月25、28日インターン5日目 残り36日 EDJONA ISMAILI日報より


▲2014年7月29日 インターン6日目 残り35日 EDJONA ISMAILI日報より




▲2014年7月31日 インターン8日目 残り33日 EDJONA ISMAILI日報より


▲2014年7月31日 インターン8日目 原吉輝 日報より



▲2014年8月1日 インターン10日目 残り31日 EDJONA ISMAILI日報より




▲2014年8月2日 インターン11日目 残り31日 EDJONA ISMAILI日報より




▲2014年8月4日 インターン13日目 残り29日 EDJONA ISMAILI日報より


▲2014年8月5日 インターン14日目 残り28日 EDJONA ISMAILI日報より



▲2014年8月6日 インターン13日目 残り27日 EDJONA ISMAILI日報より



▲2014年8月7日 インターン14日目 残り26日 EDJONA ISMAILI日報より



▲2014年8月8日 インターン15日目 残り27日 EDJONA ISMAILI日報より


▲2014年8月7日 インターン14日目 残り26日 原吉輝 日報より



▲2014年8月8日 インターン14日目 残り26日 原吉輝 facebookより



▲2014年8月11日 インターン17日目 残り23日 EDJONA ISMAILI 日報より



▲2014年8月12日 インターン18日目 残り22日 EDJONA ISMAILI 日報より






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草木灰藍染越前生漉奉書

2014年08月12日 13時04分09秒 | 草木灰越前生漉奉書
インター生に「草木灰越前生漉奉書を海外に売り込め」という指令を出し、
桂離宮、岩野市兵衛さんの工房、藍染の雅織工房の見学をして、
さあどういう風に表現していこうかと打ち合わせを重ねていたら、


あら不思議


先ほど、「桂離宮のようなふすまを作りたいのですが、市兵衛さんの奉書の在庫はありますか?」という
メールが届いた。


弊社では、こういうことがたびたび起こるのです。
どうにかしたいと重い扉を押していると、今まで何度も動かそうとして駄目だったのに、
突然、前触れもなく、すーっと扉が開き始める。


あきらめずにやり続けることが大事なんですね。


そうすると、絶対に動かすことのできないようなに大きな岩も動いてしまう。


そして、一旦動き始めると、今までがうそのようにどんどん動いていく。


今回もその流れになると確信しました。


うれしいので、桂離宮・松琴亭の写真5連発。(写真も上手になってきたでしょ。)











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桂離宮

2014年08月11日 12時03分18秒 | 草木灰越前生漉奉書
最近は、フェイスブックばかりで更新を怠っておりました。
久々の更新です。



先日、インターン生のドナを連れて、桂離宮を見に行きました。
8月5日の午前9時から、約一時間ちょっと。
20名ほどの見学者がいて、なかなか写真を撮れなかったのですが、
その中から何枚か紹介します。


まずは、入り口付近の垣根。



塀の屋根。



松琴亭の遠景。



松琴亭のふすま。(岩野市兵衛さんが手がけた藍染奉書)



実は今、インターン生に「岩野さんの奉書を海外に売り込め」という指令を出し、
英語のHP作成、ルーブル美術館他の海外有名美術館に草木灰越前生漉き奉書の紹介などの作業をやってもらっております。


なかなか思うように進んでいませんが、
新入社員の原君と一緒に夜遅くまで頑張っていますので、
見守っていきたいと思います。



詳しくは弊社HPをご覧くださいませ。



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ソバの灰と蜜ロウ ミストdéワックス

2012年05月31日 15時44分21秒 | 草木灰越前生漉奉書
「草木灰 越前生漉奉書」を残したいというブログを書いてから
何人かの方に連絡を頂いた。ブログのコメントにも「けいこ様」のご紹介があった。
皆様、ありがとうございます。



並行してお問い合わせをすると、もし重なってしまった時にご迷惑をおかけするので
順番にお問い合わせをしていこうと思っています。
現在は、「長勝さん」が北海道出身ということで、知り合いの方に問い合わせをしていただくことになっています。



何とかご紹介いただいた中から「ソバの灰」か「ソバの葉」を手に入れられるように頑張ります。
「ソバの葉」になったときは、竹村君ががんばって「ソバの灰」にしてくれると信じています。



さて、6月4日からまた出張になりました。
4日、東京でアルカリ水を使った「乳化剤」、「洗剤」についての打ち合わせ。
5日、大手住宅メーカーとの「木もちe-デッキ」打ち合わせ
6日、「チルチンびと」を出版している「風土社」で「蜜ロウ ミストdéワックス」のPR
7日、大分に飛び「ポッポおじさんの大分からあげ」の川辺社長とお酒を飲み。
   (川辺社長は早稲田大学の同期で、バンザイ同盟の仲間です。)
8日、直方市にあるお世話になった方のお墓に「蜜ロウ ミストdéワックス」が出来上がったことを報告。
その日のうちに尾鷲に帰着予定です。



お世話になった方には、
「未晒し蜜ロウワックス」を発表して間もないころ、ある展示会でお会いして、
「未晒し蜜ロウワックス」が世に広がるきっかけを作っていただきました。
その方が大手建材問屋の常務さんをされていた時で、大手メーカーのものではなく、
「未晒し蜜ロウワックス」を評価していただいたことにビックリしたことを今でも覚えています。



約10年ちょっと前、
「乳化剤・界面活性剤を一切使わずに蜜ロウワックスのエマルションを作れそうです。」という話をしたときに、
それだけでそれがどういう価値があるのか、用途があるのかをすぐに理解し、
「耕太郎さん凄いぞ。すぐに商品化しろ。売ろう。」と言ってくださいました。



結局のところ、時間とともに水と蜜ロウワックスが分離し、
その時には商品化できなかったのですが、
その時の「想い」を10年以上持ち続けた結果、ようやくエマルション化に成功し、
6月中旬より販売することができるようになったのです。



その方は、私の妻が妊娠した時に
「男なら久太郎、女なら久乃だ。(その方の名は久と言います。)」と言って大喜びしてくれましたが、
娘が生まれてすぐに、会いに行く間もなく亡くなられました。



そうやって出来上がった「蜜ロウ ミストdéワックス」、生半可なものではありません。
その方と私と妻の10年以上かけた執念で出来上がったのですから。









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岩野市兵衛氏が漉く 藍の漉き帰し[薄藍] ~小川耕太郎∞百合子社の新商品~

2012年05月23日 15時23分06秒 | 草木灰越前生漉奉書










小川耕太郎∞百合子社の新商品 9代目岩野市兵衛が漉く 草木灰越前生漉奉書の薄藍になります。

秋に発行予定の小川社の山sun通信でもご紹介いたします。


岩野市兵帯衛 草木灰越前生漉奉書のH.P


お気軽にお問い合わせください。

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「草木灰 越前生漉奉書」を残したい。

2012年05月16日 14時33分47秒 | 草木灰越前生漉奉書
5月2日のブログで
岩野市兵衛さんに漉いていただいた「草木灰 越前生漉奉書(薄藍)」の話を書いた。



「草木灰 越前生漉奉書(濃藍)」


「草木灰 越前生漉奉書」



そのブログの中で、
「ようやく「草木灰 越前生漉奉書」、「草木灰 越前生漉奉書 濃藍」、「草木灰 越前生漉奉書 薄藍」の3種類ができ、
 本格的に販売できるようになったと喜んだ。でも、あと一回分の草木灰しかなくなった。」ということも書いた。



これが大変な問題だった。



「何とか自分でソバの灰を作ればいいさ」と簡単に思っていた。
それで、いくつかのソバの産地に問い合わせてみたが、
はさがけでソバを乾燥しているところはいまだ見つからず、
ソバの葉を手に入れる目途がつかないのだ。



今は、どこの産地のソバでも良いというわけにはいかないから、
タスマニアにツテのある方にも問い合わせをしてみたが、ダメだった。



「ソバの灰」か「ヨモギの灰」がどうしても必要なのに。



何十年も前、岩野さんが越前の若手職人に草木灰奉書の作り方指導をした際、
軽トラ4台に山盛りにしたヨモギを取ってきて、一斗缶八分目位の灰にしかならなかったという。
それで何枚の奉書ができたのか分からないが、とてつもない手間がかかったため、
若手から「勘弁して」という声が上がり、その年以外は行われていないという。



ヨモギを山からとってきて灰を作ることは、どう考えても無理がある。



どうしたらよいのだろう?
私が「ソバの灰」を用意することが出来なかったら、
もしかしたら「草木灰 越前生漉奉書」はもう作れないかもしれない。
やはり、何としてもソバの灰を作るしかない。



誰か!ソバの葉を手に入れる方法を教えてくれませんか?
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長期出張からようやく帰ってきました。

2012年05月02日 09時07分02秒 | 草木灰越前生漉奉書
4月はとんでもないくらいの出張続き、ほとんどをホテルで過ごしました。
旭化成へーベルハウスとの打ち合わせ、蜜ロウぴかるん(仮称)の打ち合わせ、アルカリ水を使った洗剤などの打ち合わせ、
結婚式、展示会、長勝鋸の打ち合わせ、そして人間国宝・岩野市兵衛さんにお願いしていた薄藍染め奉書の漉きかえしなどがありました。



いろいろと報告したいことがありますが、まずは薄藍染め奉書の報告から。
4月25日、薄藍の漉きかえしが始まる。
4月26日、漉きかえした和紙の乾燥工程。



朝6:00くらいから漉きかえした紙の乾燥工程が始まりました。
漉きかえしの時に「予定より濃い色になったな」と思っていたとおり
やはり少し濃い目だ。


光の入り具合によってこのように薄く見える時もあるのだが、少し心配。


でも、乾燥工程を経てみると、少し色が薄くなった。
手前が乾燥前。右が乾燥後。
ほっとした。


この後、乾燥の終わった18枚だけ検品してもらい。


特注した桐箱に入れて持ち帰った。


2年前に漉いていただいた「濃藍」がこれなので、まあまあのバランスかな?




私の友人が、石井鈴さんという日本画家と結婚し、
京都に住んでいるので、越前の帰りに京都に立ち寄り、結婚祝いに「薄藍」と「草木灰奉書」をプレゼントしてきた。
石井鈴さんのお師匠は千住博さんなので、お二人が市兵衛さんの紙を使ってくれるとありがたいのだが・・・。


先代・岩野市兵衛氏の紙はピカソが使っていたというから、ありえないことではないと思っている。



これで「濃藍」(約40枚)、「薄藍」(約100枚)、「草木灰奉書」(200枚)の3種類が揃った。
(草木灰奉書も200枚もらってきました。)
これから本格的に和紙の販売にも力を入れなくてはいけない。



ちなみに、「草木灰奉書」用の灰が手に入らなくなり、あと1回漉いたらもう漉けなくなるそうです。
大変なことです。あと1回分って何枚できるのだろうか?
放っておいたら「草木灰奉書」がなくなってしまいます。



ソバかヨモギの灰が良いらしく、ソバ、ヨモギの灰を作ってくれる方がいましたらご連絡ください。
買い取らせていただきます。



灰までは作れないという場合は、4トントラック一杯くらいのソバの葉、ヨモギを尾鷲まで持ってきていただくことでも大丈夫です。
自分達で灰を作ります。(担当は竹村君ですが。)



いずれにせよ、草木灰奉書をやると決めた以上、灰の問題を解決しなければいけない。
最終的にはタスマニアに出張かな?
どこまでだってやりますよ。やると言ったらやるという選択肢しか私にはないから。
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神業 ~九代目岩野市兵衛 本藍染めの漉き返し~

2012年01月19日 05時08分17秒 | 草木灰越前生漉奉書
昨年末、会社のビデオを整理していたら、

なんと!岩野市兵衛氏が漉いた越前生漉奉書藍の漉き返し作業の動画がありました!

主人に聞いたら「え?言ってなかった」と・・・・・

私は岩野さんのインタビューテープを

少なくとも50回近く聞き、H.Pを制作していたのに!全く制作の立場の苦労をわかっていません

しかし非常に良い動画を撮ってたので、今後少しづつご紹介させていただきます。




神業ともいえるこの技を動画でご覧ください。





今日は、草木灰越前生漉奉書の《薄藍》の色味を決定する予定です。

これが決まると、いよいよ岩野さんに奉書を漉いてもらう

→藍染め工房で染めてもらう

→再度、岩野さんの藍の奉書を漉き返しする

この作業を発注します。といっても発注してから出来上がるまで

もの凄い時間がかかります。

秋には商品が出来上がると思います。

もうしばらくお待ちください。






日程が決まり次第、

主人が草木灰越前生漉奉書作業や、薄藍の漉き返しの見学にいく予定なので

良い写真を撮ってきてもらえるよう、祈るような気持ちです。

経費を考えなくて良いなら、本当なら一緒に同行取材したい!




岩野さんの紙は、国際的に広めていこうと考えています。

本気です。





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