蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

長勝鋸の続き

2010年09月28日 12時53分29秒 | 草木灰越前生漉奉書
さてさて、先回のブログで長勝鋸の話が飛んでしまったので
また話を元に戻そうと思います。



長勝鋸の反応が良いので、頂いた鋸4丁をジューテック水戸営業所の
吉添さんに預け、お取引先に持って廻ってもらうことになった。



そうすると、地元の大工さんに試していただくのが遅くなってしまうので
とりあえず、
両刃窓鋸9寸×6丁、
両刃普通鋸9寸×1丁、
両刃窓鋸尺1寸×1丁、
両刃普通鋸尺1寸×1丁
導突鋸針葉樹用×1丁
導突鋸広葉樹用×1丁
腰鋸×1丁を注文し、昨日一部が出来上がってきた。



これで、持って廻れると思っていたら、
あらあら注文で窓鋸9寸がなくなってしまった。
試し切りしていただいた方からの注文率が凄い。



すぐに追加注文。
長勝さんも注文に追われてんやわんやらしい。
「もっともっと売りますからね。よろしくお願いします。」
と伝え、自分にプレッシャーをかけたところです。



来春長勝さんに弟子入りする若者よ、覚悟しておけ。
夜も寝られないくらい仕事を流すからな。



来月には電動丸鋸用のチップソーも仕入れる予定で、
(これは長勝さんが指導したチップソーメーカーが作っている。)
これも試し切りしてもらったら
こっちの方が先にブレークするかもしれないと思い始めた。



まあ私は能天気だから、
いつでも何でもブレークすると思っていて
そんな予想なんてどうでも良いことなんだけど、
こう思うことでフットワークが軽くなるんですよね。



まずは、三重県内の製材所のチップソーを全部変えてやろう。



チップソーメーカーよ、覚悟しておけ。
製造機械が壊れるくらい注文するからな。


長勝鋸H.Pは左バナーをクリック



住人十色

2010年09月21日 12時38分51秒 | 古民家改修【実験台の家】
18,19日は大阪、毎日放送で土曜日の午後5時から放送される
「住人十色」の撮影がありました。
(放送は10月30日の予定です。)



18日朝、待ち合わせ場所である三木里海岸に行くと
撮影準備を終えたスタッフとレポーターが。



もちろん私の興味はレポーター。
やった、ビックリするくらいの美人です。
諸岡なほ子さんという方で、「世界ふしぎ発見」などでもレポーターをされています。
http://ameblo.jp/nahoko/



思わずガッツポーズをしそうになって直前で堪えました。
横には嫁さんと娘がいる。



にやけそうになる顔も必死で繕って
レポーターには何の関心も持っていない
蜜ロウワックスや国産材のPRのために一生懸命になっている
田舎のおっさんを演じ続けました。



撮影の途中、娘がチョウチョを捕まえて
「お姉ちゃんと一緒に写真を撮りたい。」と言って
下の写真を撮ったときが一番危なかった。




思わず「お父ちゃんも一緒に写真を撮りたい。」と言いそうに。
危ない危ない、写真を撮っているのは嫁さんです。





結局、一緒に写った写真はこれだけです。



でも、撮影が終わってからの打ち上げでは横に座って飲みました。
諸岡さんの話をしたかったので、長勝さんの鋸の続きはまた今度。

昨日の続き

2010年09月17日 09時34分33秒 | 耕太郎の出張報告
保君のところを出た私に電話がかかってきた。
待ち受け画面を見ると広島の○○建設の社長からだ。



「お久しぶりです、社長。どうされましたか?」



「尾鷲の○○製材は知ってますか?
 そこの乾燥機を使うと杉の梁桁が油っ気を残したまま乾燥できるらしい。」



「○○製材もその乾燥機も知っていますよ。
 その乾燥機で梁桁が乾燥できるかの実験も
 7年位前に乾燥機メーカーに材料を持ち込んでやりました。
 でも、その時は上手く乾燥できなかったです。」



というような話をして、尾鷲の○○製材に行って確認してくることになった。
もちろん、弊社が行っている自然乾燥の梁桁の話も忘れないでした。



「ところで社長、凄い鋸を見つけたので尾鷲に帰ってから送りますから
 一度試してみてください。」



「今どこにいるの?」



「東京です。」



「俺も東京で会議しているから、御茶ノ水においでよ。一緒に飲もう。」



アレレ、またまたとんとん拍子に話が進んでいく。
もちろん、4丁の鋸を抱えて会議をしている所に出かけました。



会議をしている会場は、ある出版社の会議室。
総勢60名ほどの工務店社長が集まって会議をしていた。



会議が終わり、テーブルを並べ替え、簡単なパーティーが始まった。
前もって主催者に話をしておいたので、
パーティーが始まると
「尾鷲から蜜ロウワックスの小川君が変なものを持って来ています。
 話を聞いてやってください。」



私は、4丁の長勝鋸と直前に買ったゼットソーを広げ、
工務店の社長に片っ端から鋸を試していただいた。



広島の○○工務店の社長はすぐに気に入ってくれて、
「今度の大工表彰の時の賞品にするよ。」と言ってくれた。



興味を持ってくれた方々の名刺をいただいて
○○建設の社長、別の工務店の社長、現場責任者ら総勢8名で
お茶の水の居酒屋で飲んで、しっかりPRして分かれました。



不思議ですね。何かをやろうとすると必ず
こういう風につながっていくのです。



分かれたのが11時半頃、もちろんその後も友人と目白で飲みました。
話はまだまだ続く。また来週。



明日、明後日は、大阪毎日放送の「住人十色」の撮影です。
ユンソナが来ないとわかって残念がっている私に、
弊社女性社員2人が


「私達がユンとソナになって行きましょうか?」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

帰ってきました。

2010年09月16日 09時15分00秒 | 新商品_長勝さんノコギリ
7日からの出張が終わり、ようやく現場復帰です。
7日は前にブログでお話していた「長勝」さんへ
鋸の仕入れと弊社で販売することの了解を得るために行ってきました。



前もって「両刃鋸を1丁作っておいて下さい。」とお願いしていたところ
尺一寸の両刃鋸2丁、九寸の両刃鋸2丁の計4丁作っておいてくれました。



その鋸の試し切り、押し鋸の試し切り、
フランス文化庁のHP(長津勝一さんを紹介している)を見たりして
あっという間に3時間ほど話し込んでいました。



話の途中、
「近くに安全にこだわった家具職人がいるので、
 蜜ロウワックスを試させたいから1缶送ってくれないか?」とおっしゃる。



この近く(伊東市)で家具職人さんといえば・・・
「花水木さんですか?」と訪ねると



「えー、花水木を知ってるの?」
「はい、以前から蜜ロウワックスを使っていただいております。」
「いやー、怖いものだね。こういう風につながっちゃうんだから。」



早速、花水木さんに電話したところ、すぐに飛んできてくれて
7~8年ぶりくらいに再会。



花水木の氷見さんと一緒にしばらく話し込んで
氷見さんに伊東駅まで送ってもらって、東京へ向かいました。



私の手には布にくるまれた4丁の鋸があります。
何と「デモンストレーション用に4丁持っていけ。」と持たせてくれたのです。
何としても売らなければ・・・。



東京ではいつものように目白(フォーシーズンズホテル)に宿泊。
(嘘です。ビジネスホテルです。)



目白といえば、以前にもご紹介している「整体人」に行くことになっています。
http://www.ac.auone-net.jp/~seitai-b/



もちろん、頂いた鋸を抱えていきました。
整体をしてもらう前に鋸の試し切りです。
その様子は、下記のブログで紹介されています。
http://blog.goo.ne.jp/seitaibito/e/d6ab3041ade64ffca04bc0d815b8f122#comment-list


(話が飛んでしまいますが、私が整体を受ける前は、弊社「山SUN通信」を見て
 毎月通ってくれるようになったという方が整体を受けていたそうです。)


上のブログの切り口を見てください。
早速1丁お買い上げです。



整体をしてもらった後、また4丁の鋸を抱え(保君の鋸はもちろんこれから作ります)
次なる営業に向かいました。



長くなりすぎたので、続きはまた今度。

樹齢115年生の自然乾燥剤 梁桁の荒引き製材

2010年09月09日 00時05分53秒 | 樹齢115年_自然乾燥_梁桁



8月下旬、115年生の材を荒引き製材するということで
製材所へいきました。
娘は風邪で保育園を休みましたが、午後11時半に熱を計ったら37.2度まで下がりました。
製材を娘の為に待ってくれるわけがないので、娘も製材所へ連れて行きました。
商売人の子どもは親の都合に振り回されるところがあるのかも?
主人は「熱も下がったしお出かけしようか」とおだて
おだてにのった娘は製材所へ連れていかれました(笑)



伐採後、山で半年間「葉枯らし」をしたのち、
山から下ろします。


いよいろ!荒引き製材です。


製材のシャッターチャンスがわからないので
主人に撮ってもらいました。
なぜか私までドキドキ。


修正製材してから出荷できます。
修正製材も是非みにいきたいです。楽しみ。
今の時代からみたら
気の遠くなるような時間感覚ですが
ちょっと前まではこれが当たり前だったそうです。




岩野さんが漉く奉書紙も気が遠くなるような作業です。
あれだけの仕事をしてちょっとしか生産できませんが
梁桁も同様です。



11月に皆様へ送る山sun通信にもこの様子を載せます。
気が遠くなるような待ち時間を経てから届く商品と
即納体制の商品と色々揃っています。



主人がいうのはどちらも大切だそうです。




住人十色

2010年09月06日 23時31分43秒 | 古民家改修【実験台の家】
今日は毎日放送で放映されている住宅番組「住人十色」の下取材にこられました。
昨日から草刈や掃除など結構ハードでした。気温39度(笑)
でも大工さんたちはこんな熱い日も炎天下でお仕事です。
すごいですよね。


夜~朝方までは山SUNの原稿入力です。
そろそろこういった生活はキツイ!
今年はこの家をつくったせいか?
カタログ製作、山SUN通信製作、展示会パネル製作、等で
徹夜仕事が多い。


この家は、自宅件小川社の建材の展示場でリノベーションしたのだから有難いことです。
しかし・・・・・夕方、実家の母の家まで犬の散歩にいくと
実母の玄関で15分ほど爆睡してしまった。
愛犬ふくの吠えでおきました。
母はあきれて私を起こさなかったらしい。




▲計3人も下取材にこられました。



▲朝から咳をして保育園を休み、娘もお父ちゃんのトークを聞いていました。社会勉強?
 最近、娘もこのような場に参加することが多くなりました。
 



▲蜜ロウワックス仕上げの国産ブラインドのお話をしています。





▲木もちeーガーデンデッキでの取材



9/18、19日が本取材です。

住人十色

2010年09月02日 13時43分17秒 | 古民家改修【実験台の家】
昨日、住人十色のスタッフから電話があった。
10月の撮影予定だったが9月に変更したいとのこと。
9月6日に下見に来て、17~19日頃撮影の予定となった。



番組を収録したDVD2枚も送られてきた。
30分みっちり一軒の家とそこに住む家族を紹介している。



残念ながら、ユンソナはスタジオでコメントするだけだった。
(本当は先回ブログで紹介したときには知っていました。)



そこで、6日に下見に来たとき、
「ユンソナをよこせ。ユンソナが来れないなら俺をスタジオに呼べ。」
(ここでは偉そうに書いていますが、もちろんもっと丁寧に・・・)
と言ってやろうかと考えています。



DVDを見たところ、最後に紹介した家族からのお土産を披露する場面があったので、
私が直接「蜜ロウワックス」か「ハチミツ」を持って行って、
商品説明しましょうと提案してみます。



それと、幾何楽堂の取材に行くべきだと提案しようとも思っています。



さてさて、どうなると思いますか?
私の念力でどちらか一つはOKさせられると思っています。




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残念でした。クリックしても何も動きませんでした。
じゃあね。