蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

春が来た

2008年02月29日 15時36分09秒 | 小川耕太郎
昨日は時々小雪が舞い寒い一日でした。
朝、出社するときには車の窓に霜が降りていて
溶かすのに五分ほどかかりました。


ところが、日が昇ってくるにしたがって温かくなり、
昼間は暑いくらい。暖房も全て消して
Tシャツにウールの長袖シャツ姿になりましたがそれでも暑い。
尾鷲はいきなり暖かい春になりました。
これからは時々寒くなることがあっても、
ほぼ一日ジャンパーなしで過ごせるようになるでしょう。


明日は先日購入した一枚板が届きます。
大変だけど、新社屋に使う材を一枚一枚確認しながら
桟積みしなければ・・・。
私に休日出勤手当てや残業手当など無い。
働け。働け。働き倒して、飲み倒せ。

展示会

2008年02月28日 15時15分36秒 | 小川耕太郎
そういえば、17日に行ったプレカット工場での展示会について
書くのを忘れていました。


前日、3トントラックで2車分の一枚板を持ち込み、
3m四方の「木もちe-デッキ」も作り、
ワックス、ウッドロング・エコなど用意して臨みました。


17日は朝から小雪が降り、
しかも三重建労の会合が行われたにもかかわらず
百数十名の大工さん、工務店の社長、お施主さんらが来てくれました。


一番忙しかったのは一枚板コーナー。
「この板はいくらになるの?」
「この木は何?」
「もっと安くしてよ。」など、ひっきりなしに質問、
要望が押し寄せ大変でした。


売れたのはケヤキ、トチ、吉野松、黒柿、柳など、
大きな金額にはなりませんでしたが皆さん一枚板を楽しんでくれました。
宣伝になっただけで良しとしましょう。


吉野松は売れなかったら
新社屋和室の座卓にしようと思っていた私好みの板で、
安くするつもりはなかったのですが、
その大工さんが一度帰った後、奥さんを連れて再びやってきて売れというし、
その大工さんの娘さんにはお世話になっているし・・・。
うぅー、売りたくなかったよー。


その後、プレカットからデッキ材の見積もり依頼、
大工さんが直接一枚板を買いに来てくれるなどがあるから
赤字でもまあ良しです。(百合子は怒っていますが・・・。)


6月には三重県津市で、9月には再びプレカット工場で
同じような展示会をやることになりました。
今度は値切られないように頑張ります。




意識の違いで大きく差が出る。

2008年02月27日 12時53分55秒 | 小川耕太郎
同じ内容の商品製造を依頼して、
喜んで受けるところと受けないところがある。
もちろん、経営内容や得意不得意などいろんな要素が組み合わさって
結論がでるわけであるが、それらの要素の中でも
経営者の意識が一番大きいのではないかと思う。


昨日、板の話しを書いたが、
一つの会社は面白いやろうと即決で、
もう一つの会社は材料が揃わない、あれが問題だこれが問題だと
マイナスの意見ばかり出てくる。


量が少ないといって受けられない。
多すぎるといって受けられない。
今ある商品を買ってもらえないかと言う。
このままではいけないと言いながら何の工夫もせず、
手間がかかることを嫌い、昔のような注文をただ待っている。


職場を見ても明らかで、積極的なところは人も増え
従業員が忙しそうに動き回っている。
一方は閑散として暗い話ばかりしている。
なぜこんな風になってしまったのだろうか?


どんな状況になろうとも前向きに
チャレンジする気持だけは持っていたいものである。







新商品開発?

2008年02月26日 11時01分21秒 | 小川耕太郎
あるところから新商品開発?の依頼があった。
900×110×15の板25kg分をダンボールに詰めてという品物。
アリクイがあっても、節穴があっても、
裏が均角なら表に丸みがあっても良いという。


そんな板を誰が使うのだろうと疑問に感じていたのだが
話を聞いてなるほどと思った。


材木屋の感覚では商品にならないような板が
提案の仕方で商品として流通する。面白いものだ。


しかも、一回の発注が数百ケース。
早速、作ってもらえそうなところに相談に行ってきます。


その他にも木で作る商品企画が目白押し。
「全部出来ます。」と返事しました。
そりゃそうでしょう。やれば良いだけなんだから。


こんな話を製材所に持って言ったら
みんなビックリするだろうな。
みんな材が売れなくて困っているから。


でも、着々と木を使う動きは進んでいます。
まさにポイントは国産材。
今までの常識を打ち破り、材料で終わらず
商品にまで踏み込んだところが生き残る。


材積をあげなければ売り上げが上がらないという常識は、いまや非常識。
カンタンなことで、今までやるのが面倒くさいと思っていたことを
やるだけのことだと思う。





やっぱり木が好き

2008年02月25日 16時06分36秒 | 小川耕太郎
東京へ出張に行ってまた、一枚板を仕入れてしまった。
結構いい営業が出来て、ビックリするような仕事が舞い込むことになった。
(悪い話も有ったけど、そんなことはすぐに忘れた。)
そこで、一枚板と新社屋用の材料の仕入れとなった。


まずは、4000mm×125mm×45mm
    スギ赤身だけ 上小節~3面無節
    これは新社屋の床板用、216枚

    4000mm×125mm×125mm
    スギ赤身だけ 役物4方無節多数入り
    新社屋和室柱用、22本

    4000mm×170mm×170mm
    スギ床柱用 新社屋の床柱用と思って買ったが床の間は無かった。
    (ただのバカ)

    1000mm~4000mm×300mm×45mm
    松 無節 階段板用?多数。
    お寺や公共建築物の階段板に使える。
    もちろん一軒家にも

    4000mm×260mm×260mm
    ケヤキ大黒柱 新社屋用?未定
    他ケヤキ乾燥材多数

    6000mm×中幅500mm以上×60mm
    タモ 無節 一枚板

    5200mm×中幅500mm以上×75mm
    クルミ 一枚板

    タモ框を2本 カエデ、イチョウ、ヤニ松小幅板10数枚等です。


新社屋床板用のスギは特選材の板です。木が素晴らしい。
これをバカ安で仕入れることが出来ました。
地元の加工工場に出して36mm~40mmのフローリングに
仕上げたとしても16000円/坪程度にしかならない。
(ただし、私の出張費、こちらでのトラック代、こちらでの選別手間、
倉庫代、ロスなどを全部除く)


届いてから割れ止めを塗って、乾燥機に入れ、割れや曲がりのロス、
手間賃、金利などを入れたら倍の値段で売っても損だろう。


割れ止め塗らない(キライ、面倒、割れても気にしない)
乾燥機に入れない(お金を掛けて木の油を取りたくない、割れても平気)
私が全部やるから手間賃なし(当然)
トラックは借りる(カンタンなお礼でごまかす)
等を覚悟すればこんな値段で出来ちゃいます。


一般の方や設計士さん、ほとんどの工務店さんは市場で買えませんが、
市場に行って自由に買ってもらい、私の名前で決済する。
私はペーパーマージンだけもらうという方法が出来ないか検討しています。


難しいかな?出来たら面白いと思うのだけど・・・。





滝に打たれてきます

2008年02月14日 16時07分47秒 | 小川耕太郎
ホームページをリニューアルするため、
妻がいろいろいじくっている横で今日一日、
一枚板の写真と説明文の整理をやっていました。


ずっとディスプレイを見つめっぱなしで疲れた~。


今のホームページを作ってからも
結構一枚板を買い揃えているのですが、
自分で情報をUpできないという情けない状況で
何とか皆さんに情報提供できるようにしたいと頑張っていました。


結構情報整理しましたが、
17日(日)10:00~14:00に行う
尾鷲ひのきプレカット協同組合の展示会で売る予定の板まで触ってしまって
「こりゃいかん。」


そんなことしたら売れる板まで売れなくなってしまうと
たった今止めました。
その展示会に集中していない証拠です。
気合が足らん。


こんなことでは売れないので、今から滝に打たれに行ってきます。
そのため明日は一日不在です。では。




来週の出張

2008年02月13日 14時39分42秒 | 小川耕太郎
今朝は凄く冷え込んでいましたが昼前には暖かくなり、
窓から海を見ると海の色が春っぽくなってきたなと感じます。


19日から久々の関東出張です。
市場と材木屋さんへ「木もちe-デッキ」の営業に行ってきます。
リュックを背負っての新規開拓営業になります。(ウキウキ)


でも、関東北部は結構寒いだろうな。
それだけが心配ですが。


春になるとウッドデッキの需要が増えてくるので
それまでに「木もちe-デッキ」の取扱店を増やしたいと思っています。
がんばるぞ~。



寄付金

2008年02月12日 16時59分55秒 | 小川耕太郎
私どもは創業時から「利益の5%を山林の維持等に寄付します」と
皆様にお約束してまいりました。


昨年は地元の養殖業組合、漁協などが主催する
「海と山をむすぶ漁民の森づくり」に
2005年6月期利益の5%  104,111円
2006年6月期利益の5%  129,287円
東京の工務店さん
三幸建装様から頂いた寄付分  15,700円
                       902円上乗せして
合計25万円を寄付しました。


2007年6月期からは利益が出ても出なくても寄付することにしようと考え、
売り上げの0.3%を寄付することに致しました。
(ちなみに2007年6月期は売り上げが99,080,300円
経常利益421,390円、純利益は、同族会社の経営者の所得控除分に対する
税が増えたため、変な話ですが赤字でした。)


売り上げが99,080,300円でしたので
その0.3%の297,241円に2,759円上乗せして
合計300,000円を昨年同様「海と山をむすぶ漁民の森づくり」に
寄付することに致しました。


今年は税額控除を受けられるように森林組合から
ミズナラの苗木205本と獣害用のネット205枚を購入し
(すでに発注済)尾鷲市を通して寄付します。


3月15日に尾鷲市の市有林に植林の予定です。
詳しい情報はまたこのブログやホームページ、「山SUN通信」で
報告しますが、あらかじめご報告申し上げます。


今後は売り上げUPと共に寄付率0.3%のUPを少しずつでも
できるように努力したいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。






断熱材と薪ストーブ(ペレットストーブ)

2008年02月05日 13時04分54秒 | 小川耕太郎
社屋兼展示場を建設することになり、
昨年末、吉田桂二先生の連合設計社市谷建築事務所へ
設計を依頼しました。


全部で50坪ほどの平屋になると予定です。
(鉄骨造トタン板張り製材所建物の南東角に作りますので
屋根、壁は一応あります。)


そこの断熱材と暖房設備で迷っています。
鉄板の壁、屋根なので夏はとても暑く、
(製材をしていた頃は毎日フラフラでした。)
冬は日当たりが悪い(すぐ南に川が流れ、その向こうは山)
ため凄く寒くなります。(ちなみに川には天然の鮎、うなぎがいます。)


暖房も心配です。
今は小さなファンヒーターで大丈夫ですが
(日当たりがよく、昼間は今でも暑いくらい)
50坪の平屋となるとかなりの灯油が要るでしょう。


部屋は4つ、東から順番に和室8畳、会議室兼応接室兼ショールーム、
事務室、発送室で、南北8m×東西22mの細長い建物です。
中央南側に薪ストーブかペレットストーブを置いて
暖房しようと考えていますが、それ1個で賄えるものなのでしょうか?


仕事場なので常に火の番をするわけにもいかないし、
灯油をガンガン炊いてというのも嫌だし・・・。


断熱材と薪(ペレット)ストーブに詳しい方はいらっしゃいませんか?
いろいろ教えて下さい。




混浴禁止令

2008年02月01日 15時02分02秒 | 小川耕太郎
山梨の結婚式のついでに混浴三昧しようと考えておりましたが、
事情があって結婚式も混浴も無しになってしまいました。
妻が混浴なんかに行かせるものかと画策したに違いありません。


今日も先ほどまで娘のお守りをしていました。
今日は鼻水がいっぱいで苦しそうでしたが
それでも遊びは止めてくれません。
疲れて一緒に昼寝しようとしても
頑として受け入れず、困ったものです。


妻が帰ってくるや否や、
「お父ちゃん、出張行ってこおい」と
仕事に追いやられました。


職場に来て、女性社員にその話をすると
「耕太郎さんを振り回す唯一の女性ですね。」だって
何を言いますやら。一番振り回すのは百合子です。
娘なんて可愛いもんなんだから。これ本当です!