蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

今日の一枚板

2007年04月27日 14時01分59秒 | 小川耕太郎
出張から帰ってきました。
大手ホームセンターさんで蜜ロウワックス、ウッドロング・エコの
販売が決まりました。ホームセンターさんでの木もちe-デッキの販売は
木材担当者との時間調整が出来ず、持ち越しになりました。


大手木材販売会社が木もちe-デッキを取り扱ってくれることに
なりそうです。近々、製造現場を案内し、確認してから決定になります。


今日の一枚板は杉テーブル用板です。
長さ2m 巾約80cm 厚さ6cmで6人がけのテーブルにピッタリです。
左側に少し入り皮がありますが、赤身のキレイな板です。
たぶん天然秋田杉です。お値段100,000円なり。


先日ある地域の木材祭りに行きましたが
コレより巾の狭い節板が20万円近くしてましたが
(一般の方用のお値段です。)
結構売れてました。?????。


一般の方は木の値段なんて判らないでしょうから
値段をどうやって比較すればよいか
これから作るホームページで公開してしまおうと思っています。
コレさえ知っておけば、割高か割安か判りやすくなります。


一枚板を安く購入したい方は必見です。
コレを教えちゃうと材木屋さんに怒られるかもしれないけど
知ーらない。


明日、購入した板が届きます。
妻や藤井からしばらく購入ストップという命令が出ていますが
コレも知ーらない。だって止まんないんだもん。



今日の一枚板

2007年04月21日 15時40分25秒 | 小川耕太郎
今日は一枚板ホームページ作成の打ち合わせをしています。
自分達で出来ないので、知人にお願いして作ります。
私の希望は一枚の板あたり10枚程度の写真を使いたい
という事ですが、難しいかもしれません。どうなるのやら?


今日の一枚板はカエデです。
長さ2.1m 巾 先39cm 中42cm 元58cm 厚さ5.5cm
値段は25,000円。
縮み杢が美しく、シルクのような質感の木です。
蜜ロウワックスで仕上げたら、素晴らしい表情になること
間違いありません。


でも、まだ充分に乾燥しきってないので
もう少し置いてから使ったほうが良いでしょう。
しばらくこのまま眺めていても良いという方に
買っていただきたいと思います。


明日は地元の林業家の方に呼ばれて山を見に行きます。
苗木を植林するのではなく、さし木で山を育てている方です。
そうする事によってまっすぐな木が育つそうです。


月曜日からは3日間の出張です。
しばらく更新できません。








クローズアップ現代

2007年04月20日 13時39分30秒 | 小川耕太郎
昨日、NHKクローズアップ現代で国産材に関する報道がありました。
ちょうど私が木材市場に行っているときにNHKの取材班が来ていて
どんな番組になるのか楽しみにしていましたが、
内容の薄っぺらさにがっかりでした。


私どもがTV番組「遠くへ行きたい」に取り上げられたとき、
前もってディレクター?が尾鷲に2泊し、いろんなところを案内し、
話し合い、構成を考えた上で実際の撮影がありました。


木材市場には取材したいという連絡はあったものの
外材の値上がりの件で程度の説明しかなく
たぶん短い時間の中でヤッツケ仕事で番組を作ったとしか思えません。
焦点もボケボケで、良くあんな番組が作れたものだとあきれてしまいました。


私の知らない分野の番組も同じ様に作られているのではないか、
それぞれの専門分野の方々は何だあの番組はと怒っているのではないかと
疑ってしまいます。情けない。NHKのことはコレくらいにします。


今日の一枚板。
昨日の板と同じ木で取った板です。(写真)
手前が木の先っぽです。
4.3m、巾の狭いところで90cm、広いところで180cm、厚さ9cm
芯裏に少し腐りがあり、表面に割れが走っています。
45万円/1枚です。


昨日の木と組んでL字型のカウンターにした
そんな料理屋があったらいいな~、と思いませんか?
膨らんだところを内側にして女将さんが立ち
大皿料理なんかのあるお店を想像してしまいます。


一枚板を取り扱い始めてから、こういう空想が出来るようになって
結構楽しんでいます。


23日土浦、24日新発田、25日名古屋のスケジュールで出張です。

ヤナセ杉

2007年04月19日 13時03分15秒 | 小川耕太郎
今日の一枚板は魚梁瀬(ヤナセ)杉の大板です。
長さ4m30cm、巾の狭いところで約1m、厚さ9cmあります。
板だけの写真だと大きく見えませんが、かなりの大物です。


写真は木の先っぽの方から撮っています。
上のほうに枝か瘤があったようで先のほうが幅広になっています。


製材した方の話によると
一度製材してから4年ほど自然乾燥させているそうです。
その後もう一度製材し直しております。


この1月に木材市場で仕入れました。
会議用テーブル、飲食店のテーブル等に使うと凄い迫力だと思います。
でも、コレだけの板が入るところなんてそうそう無いだろうな。


何年か先、小川耕太郎∞百合子社の社屋を作ることになって
その時にまだ売れ残っていたら、自分のところの会議テーブルにします。


ちなみに私の付けたお値段は85万円/1枚です。
市場の人に「100万円以上で売りなさいよ。」といわれましたが
そこまで高くする必要はないと判断しました。


同じ木で取った板で、少し腐りと割れのある木も仕入れました。
明日はその木を紹介したいと思っています。

今日の一枚板

2007年04月18日 14時26分46秒 | 小川耕太郎
今、一枚板ホームページ用の写真撮りを進めています。
今日はその中から変な板を一枚紹介します。


やなぎの木です。(写真)
長さ3m巾60cm厚さ6cmくらいあります。(詳細は後日)
こんなデカイやなぎもあるんですね。
同じ木から4枚板が取れ、4枚とも買ってきました。


皮目にトゲがあって刺さります。
穴も開いていて使いにくそうなのですが、
微妙な光沢があり、仕上げたら面白そうです。


ただ残念なのが、4枚のうち3枚に大きな傷があります。
枝が裂けてしまい、その跡が痛々しく残っています。
そのキズが無かったら凄く良い板なのですが残念です。
でも、その分安く仕入れられたので安く販売するつもりです。



出張に出るまでは出来るだけ毎日
一枚板を紹介していこうと思っています。
楽しんでいただければ嬉しいです。

やっと帰ってきました。

2007年04月17日 13時05分31秒 | 小川耕太郎
4月6日からの出張からやっと帰ってきました。
イヤー長かった。途中体調を崩してフラフラでしたが
何とか無事復帰しました。


今回の出張で無垢工房http://www.muku-studio.com
の野出さんという木のおもちゃを作っている方と会いました。
凄く楽しいおもちゃで出来るなら私どもも販売したいと
思っています。


大手ホームセンターさんとのお取引もほぼ決まりました。
今後が楽しみです。


相変わらず一枚板を仕入れています。
今回はクルミ、ケヤキを中心に仕入れました。
突然材木市場に勤める従兄弟から電話がかかってきて
以前仕入れた大川商店のケヤキ(パレット積み)の高級品が
入ったとのコト。玉杢の板も入っているというので
従兄弟を信用して材を見ないで仕入れてしまいました。


岸和田の仏壇屋さんにスライスして持っていけば
凄い高値で売れるらしいですが
スライスして売る気は無いのでどうなりますか?
楽しみです。


28日には買い入れた板がすべて揃います。
しばらくは仕入れをストップして販売に力を入れたいと思っています。

75歳現役。  尾鷲 最後の職人さん  ~木もちeーデッキ用大漁旗制作~

2007年04月06日 12時33分39秒 | 小川百合子
尾鷲市最後の大漁旗職人さんに
「木もちeーデッキの旗」をつくってもらいました。


木材市場で「木もちeーデッキ」を
売るための小道具です。


木材市場では「気合、目立つ、勢い、めでたい」が大切。
大漁旗はそんなイベントにはピッタリ。



漁師さんが船をだすときの気合は
言葉では表せないくらい凄みがあります。
海風にあたり、大空に向かいゆれる大漁旗を
みていると気合がはいるのがよくわかります。




今回は、スタッフの速水が一緒に仕事をさせて頂きました。
彼女の言葉から
作業風景をお届けします。


~速水~

一緒に仕事をさせていただき
一番感動したのは
配置や配色とかが身体に染み込んでいて
並べないとわかないような色を
私に指定してきました。


職人さんが楽しんで
作られているのが
よくわかりました。



尾鷲では最後の
旗職人さんで75歳。



高齢のため、作業中に立つときもゆっくり立つような感じなのに
プロの凄さを学ばせて頂きました。
貴重な体験でした。    ~

主張しない澄んだ良さ  ~木もちeーデッキの撮影を終えて~

2007年04月06日 12時08分49秒 | 小川百合子
小川社が発行している「山SUN通信」の入稿今日完了しました。
スタッフの速水は連日深夜まで入力作業をやっていました。

速水はどちらかというと口下手ですが
写真で表現している時に話しかけると
言葉豊かな人間です。
今日は、速水が「木もちeーデッキの撮影現場」から
会社風景をお伝えします。





~速水の言葉から~
  


  カタログ制作にあたり
  木もちeーデッキの写真を撮りました。
  カメラのフィルターを通すと
  デッキの銀白色が緑に溶け合って
  キレイでした。


  主張しない澄んだ良さが魅力的です。



  だからこそ、光にこだわりました。


  
  この季節だったら、日中の何時頃の
  光のキラキラ感の粒子がいいのか・・・。
  例えば冬を例にとってみても
  時間帯によって光のキラキラ感って
  違いますよね。



  陽だまりが気持ちよく感じる時間帯?
  何時頃がベスト?
  などを考えてシャッターをきりました。
  

  

  陽だまりが主役に感じられるのも
  このデッキ材が惹きたててくれるからだと思います。



  このデッキでくつろぐと
  そんな微妙な光がみえるんですよ。
  



  多分、デッキ材を塗装でコーティングしないで
  「木の風合いをそのまま生かす」製造コンセプトが
  でているのではないかと思います。



  
  私は旅行にいってもここで何をしたい!
  といった目標がなく
  この風景に身を置きたいと思い
  旅行に行くことが多いです。



  犬の視点でもなく
  鳥の視点でもない
  私がただ歩き、その風景にいるだけ



  忙しい日常生活の中に
  そんな時間がもてかもてないかは
  大きな違いだと思います。



  デッキがあればふっと外にでられる
  ただ風景と溶け合うだけの時間。


  お気に入りの部屋着感覚
  気がつくと長く愛用している
  「木もちeーデッキ」は
  そんな商品だと思います。~







また出張

2007年04月05日 16時32分59秒 | 小川耕太郎
明日から15日まで関東へ出張です。


展示会、板の買い付け、木のおもちゃを作っている作家さんとのアポ、
ホームセンターと打ち合わせをして、14日はあるホテルで開かれる
パーティーに出席します。


主催者によると女優の長谷川京子、羽田美智子が来るので、
私はその二人の間の席にしてくれたそうです。
(来るのは本当です。)


どっちの相手をしてやろうかな?なんてね。
しばらくブログの更新は出来ません。

一枚板販売

2007年04月04日 13時19分04秒 | 小川耕太郎
嬉しいことに早速ケヤキの板3枚の注文を頂きました。(写真)


与論島出身の東京在中の方が都内で沖縄料理のお店を経営されております。
4月初めからお店の改装工事をしていますが、
カウンターに一枚板を使いたいということになり、
工事店の了解を得て急遽お送りすることになりました。


約2m幅60cm~70cmの板3枚をつないで
カウンターを作ることになります。


4月中にはお店が完成する予定なので
今度出張したときに飲みに行って、写真を撮ってきます。


出張の楽しみがまた一つ増えました。ニコニコ。