蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

展示会

2008年05月29日 11時37分55秒 | 小川耕太郎
最近は出張続きで会社にいないことが多くなっています。
6月も出張続きで前半に2回展示会に出ます。


6月7・8日は岡崎製材様 総合センターで行う
「ウルトラ市」に木もちe-デッキのブースを作り出展します。
岡崎製材ではトラック単位で在庫してくださり、
木もちe-デッキの売れ行きがかなり伸びてきました。


6月13・14日はジャパン建材様の名古屋展示会。
ポートメッセ名古屋で行われます。
ここにも木もちe-デッキのブースを作ります。


木もちe-デッキを作り始めて3年。
ようやく着実な動きが出てきました。


弊社の場合いつもそうなのですが
新商品を作って売れ始めるまでに約3年位かかります。
その間はこれでもかというくらい営業して
これでもかというくらい資料を作り
「必ず広げる」と決めてかかって動いても
それでも3年かかるのです。


もっと早く売れてくれ~と思うこともありますが
それくらいの粘り強さが無いと何だって上手くいかないものなのでしょう。
この2回の展示会で軌道に乗せたいと思います。


次に控えているのが「住宅の構造材」販売支援事業です。
工務店さんやお施主さんを木材市場に案内して
こだわりの材を直接選んでいただく仕組みを創り
国産材の需要を増やします。


これも3年。そう3年で木材の流通がガラリと変わります。
「石の上にも3年」と云う事ですね。

ワックス塗り方講習会

2008年05月23日 17時07分13秒 | 小川耕太郎

久しぶりに投稿します。
出張続きで尾鷲にいませんでした。


写真は大阪にある工務店KJワークス様http://www.kjworks.co.jp/で18日に行った
蜜ロウワックス塗り方講習会の様子です。


20名ほどの方が集まってくださり、約1時間ほど話と実演をしました。
皆さん熱心に話を聞いてくれました。


それは良かったのですが、この写真がショックです。
もっとスマートだと、いやそこまでは言わないけれど
こんなには太っていないと自分では思っていました。
このコロコロと転がりそうな姿は何でしょう。


実は21日の三重TVの6時からの番組でも
蜜ロウワックスのことが紹介され、
私のこの姿が5分くらいTVに映り、
今日の中日新聞にも蜜ロウワックスを前に置いた
私の笑顔写真が記事と共に載ったのですが
その姿も同様の体型でした。


写真の撮り方のせいではないのです。


5キロ痩せます。この夏までに必ず。
3ヵ月後写真を撮って5キロ痩せた姿を
皆さんにお見せすることを誓います。

地震雲?

2008年05月16日 09時22分19秒 | 小川耕太郎
昨日18:30頃、家に帰る途中にふと空を見上げると
西の空に写真のような雲が浮かんでいました。
龍の尻尾が逆さまになっているような雲で
尻尾の先は真上を通り越して東のほうまで伸びていました。


地震雲?
四川大地震があったばかりなので気になります。
(被害にあわれた方々にはお見舞いとお悔やみを申し上げます)


私達の住む地域もいつ大地震が来てもおかしくないと言われています。
学校の耐震化も進んでおらず、四川のように学校が崩壊して
子ども達が生き埋めになったらと思うと恐ろしくなります。


いずれにせよ、備えだけはしておかないと
数日分の食料、水、防寒具などをいくつかのところに
保存しておこうと思っています。

大雨

2008年05月14日 10時44分12秒 | 小川耕太郎
昨夜、凄まじい雨音に目を覚ました。
尾鷲は雨で有名だが、今まで経験した中で一番の雨音だった。
私が10歳のとき、2日で1,000mmの雨が降り、
土砂崩れで多くの人が死んだ。
そのときの雨よりも強い雨音だった。


雨粒が大きく密度が高いという大雨ではなく、雨がつながっている。
空の上で無数の蛇口をひねっているような、そんな雨音だった。
この雨だと大人でも片手で傘を持てないだろう。
肩に担ぐか両手で傘の柄の上下を持たなければ支えきれないと思った。


妻も起きたので、
「このままだと山崩れと水害が間違いなく起こる。
 大きな災害にならなければ良いが・・・。」と話した。


そのとき、雷が鳴り響いた。
私は、愛犬フクを家の中に入れるために起きて
ついでにトイレを済ませた。
カッパと一時避難の準備を整えてから
寝室に戻り窓を開け、心配しながら雨と雷の様子を見た。
?????


あれ、そんなに雨が強くない。
あれだけの雨音だったのに・・・。


そこで私は初めて気がついた。
実は、家の南北が空き地になっていて
土地の所有者が草刈をするのが面倒なのでブルーシートを敷いてある。
そのブルーシートに雨が当たって物凄い音がしていたのであった。


チャンチャン。確かに大雨だが心配はない。
妻にそう話すと途端に寝息が聞こえ始めた。安心したのだろう。
私も寝ようと思ったそのとき、妻と娘のイビキが鳴り響き始めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。眠い。






木材乾燥機

2008年05月13日 14時48分23秒 | 小川耕太郎
先回の出張で見てきた木材乾燥機は良かった。
今までは5日~1週間かかっていた杉の板が1日で乾燥できる。
嘘だろうと思っていたが、どうやら本当のようだ。
木の油分が抜けていないところが素晴らしかった。


何件かのフローリングを作っている製材所に情報を流してあげた。
上手くつながっていけば良いと思っている。


ただ、私は板の乾燥にはあまり興味が無い。
柱や梁材の乾燥が出来れば杉の利用が大幅に広がって凄いことになると
期待していたが、さすがに難しいそうだ。
実験的に乾燥機に入れた材があったが完全には乾燥できていなかった。
残念・・・。


ミサトの技術を取り入れて改良すれば出来そうな気がしたので
一応ミサトのことを簡単に説明してきたが、
その技術を応用して新しい乾燥機を開発するという気持は
持っていない様子だった。
先立つものが必要になってくるし、ミサトの協力も取り付けなくてはならない。


アメリカならこんな開発を考えているといったら
いろんなところからお金が集まるのかもしれないが、ここは日本だ。
あぁ、きっとどこも同じように悩むのだろうな。


日本の金融機関もサブプライムで何千億も損するなら
こんな画期的な技術に投資すればよいのにと思うが、
自分で判断できない金融機関ばかりだから困ったものである。


まず、板の乾燥機を普及させて資金を貯め
その後、角材の乾燥機を開発するといった具合に
上手く波に乗っていくことを期待している。


板の乾燥機に興味のある方はご連絡下さい。
紹介します。






出張報告

2008年05月12日 14時48分46秒 | 小川耕太郎
5/6~10まで出張していました。
5/7 東京の木材市場の方(会長、社長、専務、子会社社長)と
工務店さんに直接木材を販売することに関しての打ち合わせをしました。


この秋には、工務店さん、そこで働く大工さんなどに材木市場まで
来てもらって今回の取り組みの説明会を開こうということになりました。
将来はお施主さんも一緒に来てもらって、木の説明をし、
材料を決めるまでしたいと考えています。


今年になって、この木材市場の子会社「ランバーヤード」に
新宿のOZONEから出展要請があり、
すでにOZONE7階に構造材の展示を始めて
直接販売の動きを進めているところでした。


OZONEと提携している設計士さんが設計した家の構造材を
構造計算書をつけてお施主さんに直接販売し、
提携工務店で建設するという取り組みです。
OZONEでも市場見学会の案内が配られています。


確実に今後、直接販売の動きは大きくなると思います。
まずは、蜜ロウワックスを使っていただいている工務店さんに
案内状を送り、少しずつ進めていこうと思います。


今回の出張では木材乾燥機、木痩せに対応できるナット、減農薬畳などの
見学、打ち合わせもしてきました。
いろんな面白い商品、サービスもいっぱい出てきており、
国産材をもっと使っていこうという動きが本格化していることを感じた
出張でした。その他のことはまた今度。





商品にCO2排出量を表示。来年度より日本でも採用はじまる

2008年05月08日 09時39分01秒 | 小川百合子
今朝、愛犬フクの吠え声で、朝早く起こされ・・・
お蔭様で久々に朝一番に新聞を読む時間がありました。



日経新聞一面トップに
「イオンやセブン&アイホールディングスなどが
小売大手とCO2排出権の指針をつくり、
商品にCO2排出量を明記する!
来年度にも第一弾として自主企画商品に表示するそうです。


CO2排出量の表示って?
・・・ひとつの商品の製造、配送、販売過程で生んだ
温暖化ガス排出量を「CO2 300g」などの形で商品上にラベル表示をする
取り組みで、イギリス最大大手スーパー テスコが
一部の商品で採用されています。




目に見えない温暖化ガスを
目に見える形にする。賛否両論あるかと思いますが
こういった作業は、すごい手間とお金がかかります。
矛盾や失敗を繰り返しながら
形になっていくことを願っています。


仕事でも目に見える仕事はするのは
当たり前。目に見えないことをすることが
仕事といいますよね。



世の中の動向みると
いよいよ木材業界も
「国産材を使って、植林し、手入れをする」このことで
CO2を排出するのでなく・・・CO2を削減する
こういったことを目に見える形で表現する
必然性が迫ってくるのでしょう。




メッセージ・ロゴマーク

2008年05月07日 11時23分05秒 | 小川百合子
最近の小川社の動きのひとつ。
国産材を使った商品開発プロジェクトに
小川社も参加しています。


それらの商品になにかメッセージロゴのようなものを
つけようか!という案がでています。
具体的にいうと小川社で取り組んでいる{社会コスト}を
ロゴ化したらどうかというお話です。最近メジャーになった
ロゴメッセージをざっとあげてみました。
いろいろな人が社会に対して、少しでも関心をもてるように
わかりやすく視覚化する作業は
大切な仕事だと思います。     小川百合子



▲チームマイナス6

地球温暖化対策を身近に!というプロジェクト
このマークはとっても一般化しましたね。
どこかゆるい感覚も今風。

余談ですが・・・知人の小学生が部屋中に
「我が家のチームマイナス6」といって
電気のコンセントの近くに
「使いおわったら電源を抜く」とぺたぺた部屋中に張り紙をしたそうです。
子どもが参加するような動きにできたことはすごいことですね。






▲ピンクのリボン運動~乳がん撲滅キャンペーンのロゴメッセージ~

女性ファッション誌のようなロゴとキャンペーンCMが特長
「乳がん早期発見検診」の硬いイメージを柔らかくした感じ


▲サッカー選手の中田もしていたホワイトバンド
 ~ほっとけない貧しさ~

世界からみると「貧しさ」の問題は歴史上ずっとつづいている問題です。
フェアートレードも自立支援のひとつの動きだと思いますが・・・
これは「ほっとけない貧しさ」の応急対策として
寄付を募ったもの。こういう問題ってなかなか一般化しなかったけど
このホワイトバンドの媒体を通して、寄付活動が一般化したように思います。



現在進行しているプロジェクトが
具体的に形になっていけるよう頑張ります。

三重TV撮影

2008年05月02日 10時49分32秒 | 小川耕太郎
昨日は三重TV夕方の番組「とっても!ワクドキ」
~快適エコライフ~コーナーの撮影がありました。
21日午後6時からの番組で、弊社の取り組みが紹介されます。
(写真は弊社が作った紙芝居「山とミツバチ」を撮影しているところ)


レポーターとして林家染弥さんという噺家の方が来られました。
前日奥さんには、「尾鷲のほうで仕事をする。」といって
大阪を出てきたそうですが、
レポート先がどういう会社か知らされていなかったそうです。


その方の前で杉・カリンの板に蜜ロウワックスを塗ってみせるシーンがあり、
染弥さんがその仕上がりにビックリされ、撮影の合間に奥さんに電話をしました。


最近自宅をリフォームされたそうで、自宅の床が無垢材か
無塗装かと奥さんに確認されていました。


それで奥さんは撮影場所に気がついたのでしょう。
「小川百合子さんの所へ入ってるの?」と染弥さんに聞いたようです。
「どうして知ってるんだ。」染弥さんが尋ねると
「蜜ロウワックスを使ってるよ。」とのこと。
またまたビックリしてました。


実は大阪のKJワークスさんでリフォームされていたのです。
http://www.kjworks.co.jp/


奥さんがどうしてもKJワークスに頼みたいといったので頼んだそうですが、
染弥さんは家のことを奥さんにまかせっきりで
詳しいことは何も知らなかったそうです。
KJさんの建てる家の床は基本的に蜜ロウワックス仕上げになっています。


18日には、私がKJさんのところで蜜ロウワックスの講習をすることになっており
それにも奥さんは参加される予定とのこと。ビックリだらけの1日でした。


21日にどのように放送されるのか楽しみです。
三重TVが見られる地域の方は是非ご覧下さい。