ジワジワ安定した人気がある「
木もちe―外壁」。このたび「長さ3640mm エンドマッチ加工」の商品をだしました。
縦張りの場合は、455ミリ ピッチで胴縁を打つことが多いため、エンドマッチで継いだ場所が胴縁にあたるような長さにしました。
最近、3階建ての家も多くなったことから、このような商品展開をさせていただきました。
木もちe―外壁は、内装材とくらべ実を長くとり雨じまいを良くしています。
また木の外壁は、湿度によって伸び縮みするため、板の裏側は数mmほど開けています。
なぜなら、湿度により木の外壁が膨張したときに、実から外れないようにクッション性をもたせているからです。
施工時のときはミリほど透かして打ってもらいます。昨年は記録的な大雨が多く、
我が家の外壁で様子をみましたが、台風の時期にはふくらみ、晴れるとちゃんと元に戻ります。
無垢の木は動きを読んで、加工形状を考えたり、施工することが大切です。
まぁ、人間と同じで、ぴっちりガチガチに固めると動きがとりづらいですから、
適度なゆるみ(クッション性)も大切なんでしょう。
小川耕太郎∞百合子社では、地域材の木を色々な場所で使っていただけるよう、
色々な製材屋さんと組んで商品展開をし、販売ルートを開拓しています。
来年の春頃には、コアな国産材の新商品と
コアコアの三重県産の内装材及び外壁をだすため、
今週は新商品の写真撮りとカタログ製作でパンパンでした。
私もスタッフもフラフラですが、新商品は、これから誕生する
わが子のようなもので活気があって楽しいです。
今回は、写真撮影をしている際に、スタッフからGOODな考案がでました。
写真撮影は、非日常なのでいつもよりもじーっと商品を観察するせいか?
集中力と活気があり、会議するより良いアイディアがでてきます。
小川耕太郎∞百合子社では、自然のつくる面白さと、其々の製材所さんの良さを生かし、
木の元から先まで無駄なく使う商品づくりと、売り先をつくり、
国産材をどんどんつかって頂き、森林を循環できる仕組みづくりに貢献したいと思います。
そして地域に仕事をつくっていきます。
来週は、「
ジャパンホームショーinビックサイト」に出展します。
あと・・・ウッドデザイン賞の発表があります。
スタッフはドキドキしていますが、
能天気な私は受かるものと信じ、次なる行動に向かいワクワクしています。