蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

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市有林

2016年01月13日 14時57分40秒 | 小川耕太郎
昨日は、尾鷲原木市場の初市だったので、見学に行ってきました。


先日話していた市有林だろうか?
立木で売れなかったので、伐採業者に頼んで、丸太にして売ろうと考えたのかな?






木の一番下側の元玉。
末口(先っぽの直径)20cmで、4寸角の柱を取るための材。
㎥単価が20,000円。1本2,400円。
市有林はあまり手入れされていない木だが、かわいそうな値段だった。



他にも、100年生の素晴らしいヒノキも出ていたが、
私には信じられない値段で売られていた。



「私のところに製材機があって、運転資金があったなら、もう一度製材所を始めるんだけどな。」
などと考えていました。そうしたら、丸太を全部買ってただろうな。危ない危ない。
 
 


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2 コメント

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発想の転換 (ポッポおじさん)
2016-01-18 16:57:28
丸太は㎥単価以外の尺度はないのでしょうか?

はたまた、お金以外の価値のつけ方はないのでしょうか?

丸太の画像をみていて、その年輪の美しさに感じ入ると同時に、杉のいい香りが感じられました。

今こそ、コータローマージャンの度胸と発想が必要だと思います。森は常識的にそれを支える。

日本の林業再生の父となれ!

二人に何度もハネまんを振った友人より
ポッポおじさんへ (小川耕太郎)
2016-01-29 15:21:47
コメントをありがとうございます。

林業とは、基本的に、木造住宅用の木材を育てる仕事です。その中で、尾鷲林業は、住宅用の役柱(和室などに使う節の無い柱)を取ることに特化した林業で、「尾鷲ヒノキ」(写真の木はヒノキです)は、日本三大人工美林の一つになっています。

写真の丸太は約60年生で、60年前に、良い柱が取れるように植えられ、何度かの下刈り(苗木周りの草を刈ること)と何度かの間伐を経て、切り出されました。

住宅の柱用ですので、長さが3mに切られてセリにかけられたのです。セリの基本は、末口(先の細いところの直径)20cmで長さが3mの場合、0.2×0.2×3=0.12㎥となり、㎥2万円という事は、2,400円/1本という事です。今の住宅には、もうヒノキの役柱が必要なくなったのでこんな値段になってしまいました。節のあるヒノキ柱も必要なくなりつつあります。

60年前にさかのぼって植え方を変えるわけにはいきませんので、今ある60年生のヒノキの違う売り方を考えなくてはならなくなります。

一時期、日本人の体形も大きくなってきたのだから、畳のサイズを1m×2mにして、丸太の切り方も他の地域と変えてしまえば違う売り方ができると考え、設計士さんや工務店さんに相談したことがありましたが、検討さえされませんでした。

何か木製品を作り、それで食い扶持を稼いでいくことは、小さな単位では可能です。しかし、林業というくくりで考えた場合、どうしても国の政策に左右されます。弊社が何とか木材を販売して営業を続けていけても、尾鷲全体の林業を支えていくことはできないという事です。

陰極まれば・・・となれば良いのですが、まだまだ底まで行っていないようです。林業家の苦悩はまだまだ続きます。

リーチ一発ハイテイツモドラドラ男

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