蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

髪の毛

2016年06月20日 11時42分18秒 | 小川耕太郎
数か月前、長めの髪の毛がうっとうしくなって、
3厘の丸坊主にしました。





私は、丸坊主の方が好きなのですが、
先日、出張先のホテルでエレベーターに乗ってロビー階に着き、
ドアが開いた時丁度、目の前を宅急便のお兄さんが台車を押していることろでした。


そのお兄さん、私の顔を見るなりギョッとして、
ペコペコしながら向こうに行ってしまいました。


その日は新しい取引先との重要な交渉事があったので、
濃紺のスーツに赤系のネクタイ。
今日決めてやるぞと意気込んでいましたが、
何も私の顔を見て逃げなくても良いではありませんか。


心の中で「違います。違います。」と叫びながら、ホテルを出ました。


新宿に着き、取引先まで歩いている時もそうでした。
私が歩く先の人混みが割れるのです。
歩きやすいのはよいのですが・・・。


交渉事が無事すんだ後、知人と新宿駅で待ち合わせをしたのですが、
電話でどこにいると話しながら相手が私を見つけた時に、
「怖い人がいる。」と言われました。


どうなんでしょうね?やっぱ怖いんでしょうかね?
私にはどこが怖いのかわからない。


でも、妻も娘も怖いと言うし、間違われるのも嫌なので、
仕方なく少し伸ばし始めました。





このくらいなら大丈夫でしょうか?
ちなみに私は、ナンパで、いいかげん、能天気な人間で、
ケンカなんてしたこともないし、怖いところなど何もないですよ。

小川耕太郎ウッドセレクト

2016年06月17日 15時19分54秒 | 小川耕太郎WOODSELECT
先日、木製ブラインドこかげ をご購入いただいたお客様が弊社に来られました。
ブラインドをすごく気に入って頂いたようで、今度は床のリフォームをされたいとのこと。

倉庫から10種類ほどの板サンプルをもってきて、見比べていただき、
おにぐるみでリフォームすることに決まりました。

「おにぐるみ」の施工例




東北の工務店さんからは、杉追い柾目のお問い合わせをいただき、
サンプルとお見積もりをお送りしました。

「杉追い柾目」の施工例、内装床


「杉追い柾目」の施工例、外壁




今日は、大きな材木屋さんから栃フローリングの在庫量のお問い合わせをいただきました。

「栃」の縮杢


「栃」施工例


栃フローリングは、全部で三百数十坪分くらい在庫していますが、
恐らく、日本中を探してもこれだけの量を持っているところはないでしょうし、
これがなくなったら、一定量を揃えるのにかなりの時間がかかると思います。

その材木屋さんも希少な材という事で興味を持たれたのでしょう。

特別木にこだわる方でないと見向きもしないような、めったに売れない、
希少な材を好んで集めてしまう私ですが、
絶対に探している人はいると信じて、リスクを取って耐えうる限り在庫し、販売しています。



草木灰越前生漉奉書や藍染奉書もそうですが、
売れたら、売れただけ仕入れるという、今では当たり前の様になっているやり方が嫌いです。
いつも叱られてばかりですが、良いと思ったら、残したいと思うのなら、自分でリスクを取ってやれ、と思うのです。

少しずつでも買っていただければ、また製作をお願いして、仕入れられます。回りはじめます。
栃も藍染奉書もそういう循環につなげていきたいと思っています。


こういう材を探している方に情報が届きますように!


ケヤキの一枚板

2016年06月09日 15時58分22秒 | 小川耕太郎WOODSELECT
叔父の家の帰りに倉庫により、ケヤキの一枚板を写真に撮ってきた。
嫁さんのアイフォンで撮影したので、写真の出来は言いっこなし。




ほこりまみれなので、撮りたくなかったけれど、
嫁さんが木材の記事を挙げろとうるさいので、逆らえない。


一枚板を結構買っていた頃は、どこでいくらで買ったのか、一枚一枚すべて覚えていたのだが、
購入禁止令が出てから5年くらい経つので、いくらで買ったのか忘れている。


綺麗に削って出せば見栄えがするのでしょうが、
削る道具を持っておらず、腕もなく、ただただ寝かしているだけの一枚板です。


長さ2mくらい、中央の巾90cmくらい、厚さ6cmくらい。
スケールを持って行ってないので適当ですが、
綺麗な木目で、おとなしい良いケヤキだと思います。


ビックリ仰天するような一枚板もありますが、
一枚板だけは、きちんと情報を広げられていなくて、
売りたくもあり、隠し持っていたくもあり、
のらりくらりしております。


グリーンジャンボの当たりが7億だったら
加工機を入れて、家具の世界に飛び込むつもりだったけど、
4等では無理ですね。何かアイデアをひねり出さないといけません。



ヒノキフローリングでリフォーム

2016年06月09日 15時51分53秒 | 小川耕太郎WOODSELECT
築40数年の叔父の家がすぐ近くにあるのだが、
キッチンのクッションフロアーが傷んできたのでヒノキにしようと思っているというので、
山SUN通信の商品撮影で使った「紀州ヒノキフローリング」をプレゼントした。


余分にあったため、キッチンと洗面所に貼り、
蜜ロウワックスも塗ったというので、写真を撮ってきました。







とりあえず、喜んでくれた。
よしよし。

古民家リフォーム

2016年06月06日 13時57分48秒 | 小川耕太郎
我家から歩いて1分。
熊野古道沿いにある築120年の家を改修するらしいという噂があった。


そこで、改修前の写真を1月に撮影し、改修の様子を観察していたのだが、
最近完了したみたいだ。

1月の写真



ここの所有者が私がいないときにあいさつに来てくれたみたいで、
今度中を見せてもらおうと思っている。


玄関ドアも外壁も格子もすべて杉赤身材。
昔のままの外観を残しての改修は、手間も費用も大変だったであろうと思われる。


よくここまで徹底されたと拍手したい。





この通りは杉板張りの建物がたくさん残っていて、素晴らしい景観で、
こんなところにサイディングなんか貼られたら、がっかりだっただろう。


毎日、娘と一緒にこの前を通り、娘は学校に、私は職場に向かうのだが、
いつもうっとりと見とれてしまう。


こんな家がずっと残ってくれると嬉しいな。