蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

掛田商店

2006年09月29日 14時31分34秒 | 小川耕太郎
先日の掛田商店について書きます。


私は酒、焼酎を買いたくなると掛田商店に電話します。
掛田商店http://www.kakeda.com/は横須賀にある酒屋さんです。
始めて私どものハチミツを仕入れてくれた目白・田中屋のバイヤーをされていた
石橋さんと言う方に紹介されたお店です。


最初は何のお店か知らなかったのですが、私どものハチミツを扱っていただくことになり、
お取引が始まりました。
いろいろと聞いているうちに、酒、焼酎の販売では有名なお店で
全国各地の酒蔵を訪ね歩き、良い酒蔵から樽買いで仕入れて販売したり
していることを知りました。酒屋さんが買いにくる酒屋さんです。


おいしいお酒、焼酎、泡盛がいっぱいあります。しかも安い。
最近は焼酎ブームでプレミアムの付いた焼酎があるようですが
プレミアムなどこのお店には関係ありません。
本当に良心的な値段で販売しています。


お取引が始まったころ、電話でお酒を何本か注文したら
一度会って話した相手でないと電話注文は受けないとのこと、
(えー、ハチミツのお取引があるのに、と思いましたが)
しょうがない、東京出張を絡めて大造を派遣しました。
(大造はその後、プライベートで何度か通っています。)


大造のハマリ具合を見て、ヨシという事になり、
今では従業員一同が掛田商店からお酒を取っています。
今では芋焼酎何本、吟醸酒何本という頼み方で銘柄はお任せです。
数本しかないという日本酒の古酒を入れてくれたこともあります。
6本で15,000円程度です。


お近くの方は行かれてみてはいかがですか。
遠くの方は横浜出張などに絡めて一度行かないと電話では買えませんが・・・。







尾鷲ひのきプレカット協同組合

2006年09月29日 13時14分52秒 | 小川耕太郎
昨日は尾鷲ヒノキプレカット協同組合の理事会がありました。



設立して10年、いろいろありましたが順調に業績を伸ばしてきました。
仕事が正確で、ミスが無いのが選ばれているもっとも大きな理由です。
9月、10月も仕事が立て込んでいて、CADの責任者は「急がしきってく」
(きってくは極限を表現するような尾鷲弁、例:速きってく)
とグターとした感じで話していました。仕事が忙しいことはよいことです。



会議では第二工場建設について話し合いました。

機械も後何年使えるかという状況ですし、設立当時18才だった子が
今は28才、年齢構成が上がるに連れ、給与負担が大きくなります。
従業員の年齢構成が18才から65才くらいまである程度平均化するのが
理想的なのです。今の工場で2交代、3交代にできれば一番良く、
それも検討しましたが、敷地面積の関係で不可能という結論になりました。



出来立ての中小企業はどこもそうでしょう。
設立当初は若い人材ばかりで勢いもあり、行け行けどんどんで良いが、
継続していくためには、ある程度の規模まで売り上げを伸ばして人員を増やし、
構成を平均化していくことが必要不可欠です。
(同じ労働なら同じ給与が本当の姿なのでしょうが、そうもいきません。)



しかし、第二工場を建設するとなると数億円のお金がかかります。
金融機関からの借り入れはできそうなのですが、私たち理事の保証が必要です。
国県市の補助金を期待したいところですが、県も市もお金がありません。
さてさて、どうしましょうとなりました。



こういうときはいつも、私の意見は決まっています。
「いけー、やったれ。」です。
考えて年齢構成問題が解決できるのであれば考えます。
首を切ったりしない、工場をやめたりしないのであれば
「悩んでいること自体が無駄」です。やるしかない。
来年度には第二工場稼動の方向で動きます。



お近くの工務店さんで今のプレカットの仕上がりに不満を持っている方、
ミスが多いとお困りの方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
安くはありませんが、丁寧でミスの無い仕事をします。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


















ちょっと休憩

2006年09月27日 13時56分38秒 | 小川耕太郎
季節の変わり目はいつもそうなのですが、
昨日、異常に手がむくんで握りにくくなったため
1日休んでました。膠原病の影響です。


まー私が会社にいなくても、弟が回してくれるので
大丈夫なのです。こんな時はちょっと休憩、
今日なんとか復帰できました。


寒くなったり、暑くなったりが繰り返す時は
情けないけどしょうがないです。
突然かかった病気なので、いつか突然治ると信じてます。
ちょっとグチでした。

ウッドロングエコ・デッキ

2006年09月25日 13時43分35秒 | 小川耕太郎
今日午前中、ウッドロングエコ・デッキ用材が届いたため、
塗装作業の確認に行きました。



先回塗ってもらった板   4,000×105×30  400枚
             角材  4,000×90×90   100本
がほとんど売り切れたため、今回は4m材同数に
3m材同数をプラスして作っています。



1回目は来たまま急いで塗装作業して、欠点材のチェックが甘かったため
カットサンプルにするしかないような材が結構ありました。
塗装前に検品、選別をキチンとやらないとロスが多くなりますので
その辺をしっかりやるように指示しました。
(作業は私どもも出資している(株)おわせ木楽屋に委託しています)



それでも多分、お客様に送る前にもう一度検品する必要が出てくると思います。
検品、ハネ材が無くて済んだら助かるのですが・・・。
ロスを少なくすることが材木を扱う上で
一番気をつけなければいけないことです。
その多い少ないが経営を左右します。


本当は自分で全ての作業をやればよいのですがそうはいかないので、
確実に信頼できる人、環境を作っていくことが必要と感じています。


鍋料理

2006年09月23日 12時50分53秒 | 小川耕太郎
昨日、ワックスの製造をしてもらっている養蜂家の中村さんが
Cタイプ18リットル缶を60缶ほど作ってきてくれました。
お土産に手打ちのうどんを持ってきてくれたので、
早速従業員で分け、家にもって帰りました。


妻にうどんを食べよう話したところ、
それじゃあ今年初めての鍋にしようということになり、
鳥のひき肉、豆腐、味噌、しょうが、クズで鳥団子を作り、
春菊、しいたけ、油揚げを用意して準備完了。


もちろん炭を熾して作ります。(写真)
全部食べ終わった後、うどんを茹で、茹で汁と醤油につけて食べる
釜揚げうどんにしました。


お酒は掛田商店から取り寄せた純米吟醸酒を冷で、
熱燗にはまだ早いですからね。
なんかいつも食べ物のことばかりになってますね。
食べること大好きなので、まぁいっか。


掛田商店についてはまた今度紹介します。
それでは、また明日。

ケヤキNO2

2006年09月22日 11時32分29秒 | 小川耕太郎
昼前にケヤキが届きました。
元木が2.5m、末口70cmで
皮から判断すると玉杢がでそうな感じです。
(ケヤキは専門でないので不確かですが)


傷があるので、長い状態で出してこれたとしても
大黒柱にはならなかったでしょう。
盤にするのが妥当だと思います。
とすれば2.5mでも良いか。


元側から見ると芯がかなり端に寄っていて
(写真の木の左側中央の黒いところ)腹が深い感じです。
末から見ると芯がほぼ中央に見えます。


末口のすぐ下、背中側(元の芯がある方)に枝分かれがあり、
複雑に枝が入り組んでいます。
元芯がずれていることとあわせて判断すると
元々の幹が傷を負って、枝が幹に変わっていったような印象です。
(これも素人判断です)


幅広に取れば、90cm幅の盤が取れそうだけど
それはちょっと違うだろうな。
傷もあるので判断が難しそうです。


10数年前に田舎に帰り、製材所を継ぎ、
原木市場に初めてヒノキ丸太をセリに行った頃は
朝一番に原木市場に入り、丸太を何時間も睨みつけ
購入する丸太を選んでました。


この木も当時のようにひっくり返しては睨みつけるを繰り返せば
製材の仕方がわかるのかな?無理かな?
いずれにせよ、しばらくはあーだこーだと楽しめそうです。


何百年か立っていた木をナデ、祈りをささげてから帰ってきました。


ケヤキ

2006年09月21日 16時47分18秒 | 小川耕太郎
この夏、弟所有のヒノキ山14ヘクタールの間伐を知人にお願いしていました。
そうしたら間伐材を出すのにケヤキの木が邪魔になるとのこと、
弟に見に行かせてしょうがないとなり、切ることにしました。


目通り(木の横に立って目の高さで木の円周を測ったところ)
7尺(2m10cm)、二股に分かれているところまで
約7~8mあることがわかりました。


よっしゃ、工場跡地に置いて、何年後かに大黒柱を取ろうと思っていたら
電話があり、間伐材を出すためのワイヤーしか張っていないので
7~8mだと重すぎて出してこれないとのこと、
泣く泣く短く切って出すことにしました。
明日、そのケヤキが届きます。


原木を見てみないとわかりませんが、家具屋さんに売却するか
何年か置いた後、盤にするかになるでしょう。
でも、使えるようになるまで10年はかかるからなー。


明日、写真をUPします。




ジャパンホームショー

2006年09月20日 11時04分25秒 | 小川耕太郎
11月15日~17日に東京ビックサイトで行なわれる
「ジャパンホームショー」の出展案が出来上がってきました。(写真)
これから少し調整しますが、基本的にはこの線で出展します。


テーマは「ウッドデッキ」、地元の杉材にウッドロング・エコを塗布した
「ウッドロングエコ・デッキ」で全体を作ります。
ウッドロング・エコはカナダで作られている「木を腐りにくくする商品」です。
詳しくはhttp://www.mitsurouwax.com/をご覧下さい。


この春からウッドロングエコ・デッキの販売を始め、
ようやく少しずつではありますが動きが出てきたところです。
先日、ある大手ホームセンターに提案に行ったところ、
出所のハッキリした国産材、安全、長持ち、メンテナンスがいらない等の点で
正にほしかった材だから今後取扱いたいという返事を頂きました。


お調子者の私は、それならデザイン事務所に頼んでカッコイイブースを作り、
思い切り提案してみようということになったのです。


この夏知り合ったばかりのデザイン事務所の方に早速電話し相談したところ
田舎物の私どもにはできないような案ができてきたので
それいけーって感じです。


これから社員全員で更に良くするための打合せをして最終決定します。
お時間の取れる方は是非見に来て下さい。
無料の招待券も手にはいるはずですので、ご連絡頂ければお送りします。


余談ですが、やはりこの夏、ヒノキの名産地にある会社に行きました。
そこの社長とのアポだったのですが、
私の前に大手住宅メーカーの方が来ていました。
ご一緒させて頂き、いろいろお話したところ
その大手住宅メーカーは今後、国産材を使ったウッドデッキをやっていくとのこと、
大手も国産材、自然素材などへの準備を着々と整え、本格的に参入してきます。


地域工務店の皆さん、ご準備を怠りなきようお願いしますね。
私たちは地域工務店の皆さんを応援します。
知っている情報は全てお教えしますので
どんどん私たちを利用して下さい。

炭焼き料理

2006年09月19日 11時11分23秒 | 小川耕太郎
続けて、昨夜の食事を紹介します。
頂いた肉、やはり頂いた練り物、プチトマト、
買ってきた野菜類の炭焼き料理です。
炭で焼いたタマネギのうまいことうまいこと。
毎回のように「炭ってスゴイね」という言葉が出てきます。



炭焼き料理は簡単です。材料を皿に並べ、塩、胡椒を用意、
炭さえ熾せば準備完了です。
後は焼くだけです。焼き方のコツは何度もひっくり返さないこと。
表一回、裏一回で焼くことです。
焼き肉なんかで何度もひっくり返す方がいますが
それはいけません。(是非覚えて食べ比べしてみて下さい)



火の始末や汚れのことで家庭では炭を使う方が減っていますが
焼くにしても、鍋にしても、こんなに美味しくなるのに不思議です。
汚れようがなにしようが、家(うち)では炭。これは絶対です。



これから鍋の季節がやってきます。
そうするとほとんど毎日炭が活躍します。
熱燗をつけるのも、もちろん炭です。
暖かい炭の炎を見ながらする食事は最高ですよ。