蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

新宿パークタワー7階にあるCLUB OZONEスクエア『ピックアップギャラリー』にて木もちeデッキ、木もちe外壁展示がはじまります。

2018年07月20日 12時01分01秒 | 木もちeーデッキ(国産ウッドデッキ用材)
新宿パークタワー7階にあるCLUB OZONEスクエアで
展示していた「木もちeデッキ」、「木もちe外壁」のブースは7月31日に撤去することになります。




そこで、奥にあるピックアップギャラリーを2ブースほど、
今日から約2カ月間、また展示することになりました。


9時前に到着。ブースの組み立て開始。
でも、冷房は9時半からしか入らない。
この時点で大汗、ビショビショ。


インパクトドライバーのビットが壊れるは、ビス山が潰れるは、
カッターで手を切るはで悪戦苦闘。
1時間程度で終わるだろうと思っていた作業が、結局3時間かかった。
やっとのことでブースが完成。
と同時に、加齢臭オヤジの出来上がり。









萬来でざるチャーシューを食べ(半分くらい残した)、
伊勢丹メンズ館1階の香水売り場に行った。
柑橘系かグリーン系のを買おうと思ったけれど、
私の汗と混ざって、堆肥の香りになったらイヤだなと思い、
ミドルエイジスプレー(加齢臭対策スプレー)無香料を買ってきた。
太マジックくらいの大きさで、3,500円もした。
オヤジは辛いね。


ホテルでシャワーを浴びて、少し休んでから、
スプレーして出かけよう。





木もちeデッキ (大引BP工法)

2018年07月10日 11時49分33秒 | 木もちeーデッキ(国産ウッドデッキ用材)
今日、2時間ほどかけて「木もちeデッキ(大引BP工法)」で、
手摺、目隠しのあるウッドデッキモデルを作ってきた。


大汗をかいたので、一度家に帰りシャワーを浴びた。
そうしないと、自分でも嫌になるくらい加齢臭イッパイなのだ。


まあ、加齢臭の話は置いといて、
これが作ったウッドデッキモデル。
手前が家側、向こうは道路という設定。




道路側からの視線を遮り、痛風は確保。




家側には庭に降りる階段と縦格子。




畳2畳分、一坪のウッドデッキだけど、
こうやって実際に作ることで、作る手順、注意すること、改良点なども分かるし、
耐久性の確認もできる。


縦格子の組み方をもう一度考えないといけないことが分かったので、
改良しなきゃね。さてと、会社に帰るか。

木もちeデッキ(大引きBP工法)

2018年06月29日 09時05分38秒 | 木もちeーデッキ(国産ウッドデッキ用材)
木もちeデッキの標準工法を大引きBP工法にすると決め、
板金とパッキンを在庫し、簡単なチラシを作製。
デッキモデルも倉庫横敷地に作りました。


作ってから、
手すりや階段を作るにはどうしたらよいかの提案も必要と気づき、
更にもう一台、手すりや階段を付けたデッキモデルの制作を決めました。


手すりを付けるときに最悪なのが、デッキ床材にほぞ穴をあけ、
そこに柱を差し込んで作るやり方。
ほぞ穴に水が染み込んで、そこから腐ってきます。


それじゃ、どう作るんだという事になり、
柱を地面から立ち上げる作り方を考えだし、
その考えを元にモデルを作ります。


手すりも腐りやすいところなので、
手すり用板金も作ってもらい、在庫しました。


これで行くと決めたら、トコトンいきます。
来週金曜日に組み立てる予定なので、また報告します。



木もちeデッキ

2018年06月26日 13時48分12秒 | 木もちeーデッキ(国産ウッドデッキ用材)
2006年、杉の3番玉、4番玉の有効活用を考えて商品化した
木もちeデッキ
色々なトラブルもありましたし、苦い思いもしてきました。
しかし、新しい杉の使い方を作り出したいとの思いから、
あきらめずに12年販売を続けております。


弊社倉庫横に色々な工法で21台のデッキを作り、
耐久性の実験も行っています。
また、自宅にも実際に使うデッキを作り、
そこでバーベキューしたり、流しそうめん大会をしたりして、
使い心地、掃除の仕方を研究し、どういうところが傷みやすいかなども確かめてきました。

倉庫横の実物実験




自宅デッキでの食事会



そして、現時点での結論として、
大引きBP(板金+パッキン)工法が一番長持ちするという結論に至りました。


大引きの上に板金を敷く。


その上にパッキンを置く。


その上にデッキ材を打つ。


この工法によって、床下が今までで一番良い状況が続いています。
床材は、お掃除の頻度、使い方、その環境などによって耐久性が大きく変わってきますが、
床下が長持ちすれば、床材を交換するだけで済むので、
維持コストを大幅に下げることができます。


弊社では、板金材、パッキンの在庫も始めました。
今後、お見積もりの際には、大引きBP工法を基本としてご提案いたします。


これからも、絶えず実験研究を重ね、
新しい発見があった際にはその都度ご報告しながら、
より良い提案ができるよう努力していきます。


今後とも、「木もちeデッキ」をよろしくお願いいたします。

自宅ウッドデッキ(木もちe-デッキ)

2018年05月18日 08時45分41秒 | 木もちeーデッキ(国産ウッドデッキ用材)
大引きパッキン工法に板金を組み合わせることで、
デッキを長持ちさせることができると判断し、
板金の販売も考えようと板金の見積もりを取りはじめました。


先日の自宅ウッドデッキ検査の記事を探していたら、
この「蜜ロウワックス日記」にも投稿しているつもりだったのに、
フェイスブックにしかしていなかったことが分かり、
慌てて投稿です。

4月12日にチェックした内容です。



自宅ウッドデッキの状態をチェックしました。
四方を建物や石垣で囲まれ、日当たりも悪く、床下も高く取れない、
ウッドデッキを作るには厳しい条件の現場です。

新しい作り方の実験現場でもあります。
作ってから約4年が経ち、床を外して、
床下の状態をチェックしました。

鋼製束に90mm角の大引きを乗せ、その大引きに板金をかぶせ、
基礎パッキンを置き、その上に床材をビスで止めるというやり方です。

今まで、大引き工法は腐りの原因になるため、
サンドイッチ工法をお勧めして来ましたが、
大引き+板金+基礎パッキンでかなりの長持ち効果が期待できることが分かりました。
板金+基礎パッキンでお金がかかるのですが、これだけ状態が良いなら、
今後強くお勧めできるのではないかと考えています。

ちなみに、この大引きは、売れ残っていたヒノキを使っていますが、
状態から判断して、杉でも問題ないと思います。






ひろしま さとやま未来博2017:廃校リノベーション

2017年12月01日 13時56分59秒 | 木もちeーデッキ(国産ウッドデッキ用材)
11月28日~30日、2泊3日で広島に出張して来ました。
「ひろしま さとやま未来博2017」の中で、
隈研吾先生と先生の東京大学研究室が監修して行われた
廃校リノベーションの現場確認と撮影のためです。


28の午前中に広島着。
お好み焼きを食べて、江田島市の「沖保育園」。


江田島の海。



沖保育園のウッドデッキ。




29日は、午前中に庄原市小鳥原小学校。



小鳥原小学校のウッドデッキ。




午後に、三原市の和木小学校。



和木小学校のウッドデッキ。




使っていただいた「木もちe-デッキ」のメンテナンス方法をご説明し、
カタログ類をお渡しして帰ってきました。


二日ともカーナビにウソをつかれ、通り抜けできない道に迷い込み大変でしたが、
ipadのナビに変更して、何とかたどり着くことができました。
クタクタになって帰ってまいりました。




木もちe-デッキ耐久テスト

2017年09月21日 13時18分07秒 | 木もちeーデッキ(国産ウッドデッキ用材)
今日はお昼前から、弊社倉庫横に設置している「木もちe-デッキ」のチェックに行ってきました。


材や施工方法の違いによって、
耐久性にどのような違いが出てくるのかを実証するために設置したデッキです。


9か月経ったデッキが5台。




ヒバ材のデッキ、栗材のデッキ、新しく在庫品に加えた105mm×40mmの杉材のデッキなどを
床下の材や工法を変えて設置しています。


まだ9か月ですので、特にご紹介するようなことはありませんでした。


3年4か月経ったデッキが11台。




弊社が推奨する工法で作ったデッキの他、
大引きの上にデッキ材を直に止める工法、
大引きの上に基礎パッキンを置いて、その上にデッキ材を止める工法、
大引きをヒノキにした場合、床材を30厚と40mm厚の場合、
ベランダに設置する工法などなどで作られています。


大きな違いがみられたのは、床材の厚みが40mmと30mmとでは、
ただ放置しただけのデッキでも大きく耐久性に違いがみられました。


弊社が推奨する工法で、40mm厚の杉材を使ったデッキには、
ほとんど傷みはありませんでした。




このデッキは、まだ源平の杉材で作っています。
今は、赤身材か赤身勝ち材(ほとんど赤身材)だけになっていますので、
更に持ちがよくなっているはずです。


しかしながら、弊社が根太用に販売している30mm厚の材を
床材にした場合のデッキ材は、かなり腐りが進行しており、
一部はビスが抜けておりました。




ウッドデッキを安く作るために薄い材を選ばれる方もいらっしゃいますが、
これだけはっきり違いが出てきますので、
やはり床材は40mm以上の厚みのある木をお使いになる方が良いと思います。


工法の違いによる違いも見られましたが、
一番はっきりした違いが出た事例をご紹介しました。


ご質問のある方は、何なりとお問い合わせください。

木もちe-デッキを内装用として販売します。

2017年01月18日 11時54分44秒 | 木もちeーデッキ(国産ウッドデッキ用材)
2006年に「木もちe-デッキ」の販売を開始して10年が経ちました。
色々な問題もあったし、まだまだな所も多いけど、
今では弊社の主力商品になってきております。


そんな「木もちe-デッキ」を内装に使おうという人も出てきて、
昨年には地元の古民家のリノベーションに使われました。






「へー、こんな使い方もあるのか?」
昔の材木屋の感覚では想像もつかない使い方をされています。
職人さんの丁寧な仕事が好きな私には信じられないのですが、
若い方々の中には、緩い感じの仕上がりの方が安らぐという人もいるみたいです。


それならば、少し白太(木の白い部分)が多く、外部には適していない材を、
内装用として販売してもいいかなと思い始めました。


若い人の感覚で、自由にリノベーションに使っていただきたい。
長さ3m、4m×巾140mm×厚さ40mmの材が少々と、
長さ3m、4m×巾90mm×厚さ40mmの材
長さ3m、4m×巾105mm×厚さ30mmの材
(どれも角に丸みがあります。)がかなりありますので、
その材を内装用として販売します。


標準的な畳より少し薄いので、畳を引っぺがし、
根太の上に薄い板を並べて、その上に「木もちe-デッキ内装用?」を
(変な名前なので、今後考えます。)
ビス止めしていけば、あら不思議、
古民家風の囲炉裏の部屋みたいな空間に仕上がります。


角が丸くなっていたり、実がないので、きっちりとした納まりにはなりませんが、
そんなこと気にしないという方や靴を履いて仕事をする事務所などには良いでしょう。
木が柔らかいので傷もつきやすいですが、何より足触りが柔らかいし、
冬はあったかく夏は涼しくなります。


売り切れ御免の商品なので、
「木もちe-デッキ」よりも安くします。
ご興味のある方はお問い合わせくださいませ。


本当に売れて商品化したら、もう出せないような、
それくらい格安にします。よろしくお願いします。


「2015年 ウッドデザイン賞」第二次審査を通過し入賞しました。

2015年11月28日 14時48分00秒 | 木もちeーデッキ(国産ウッドデッキ用材)



小川耕太郎∞百合子社の木もちeーデッキ、木もちe―外壁がウッドデザイン賞の2次審査を通過し

入賞致しました。これもいつもご愛用頂いている皆様のお陰です。

入賞部門は「ソーシャル部門」といい、木を使うことで森林や地域の活性化に貢献している、

人材を発掘・育成している、普及啓発効果が高い、作り手や担い手のストーリー性を伝えている

建築・空間、木製品、コミュニケーション、技術・研究などに貢献している商品に与えられるそうです。

最終審査は12/10になります。国産材が色々な形で使われていく社会をつくらないと次世代が

大変なことになってしまいます。山が整わないと豊かな海が育ちません。




ということで、小川耕太郎∞百合子社は、色々な角度から地域材および国産材のラインアップを増やしています

3月にお届けする山SUN通信ができるころには、新商品も揃え、H.Pでもご覧いただけるように

ファイト一発頑張ります。

商品は育てていくもの--木もちeーデッキ(ウッドデッキ用材)のスマホ・タブレット専用サイトがOPEN

2015年07月18日 00時32分13秒 | 木もちeーデッキ(国産ウッドデッキ用材)


こんばんは。木もちeーデッキ(ウッドデッキ用材)のスマホ・タブレット専用サイトがOPENしました。

(スマホ・タブレットでみると自動で切り替わります)



売るものは17年間ずっと同じです。


小川社は環境に良いものをご提案しているので(←ここは変わらない)


多くの方々に興味を抱いて頂くキッカケは、理念の世界よりも、お客様にあわせて伝え方を着替える必要はあります。


「商品は丁寧に説明して育てていく」という考え方も変わりません。







最近、建築現場の方々や、施主様がパソコンよりもスマホ または タブレットでご覧いただくことが多いことから


昨年より、小川社でもすこしづつ レスポンスデザインっというやつ(←スマホ・タブレットなどデバイスの大きさによってレイアウトが変わるデザイン)を


製作しています。車の営業マンや保険のおば様方は、タブレット片手に商品説明されている方をよくみかけます。





施主様と建築現場のお客様の打合せ風景を考えてみると、

「〇㎡くらいのウッドデッキをつくったら、材料費はいくらかかるのか?」

「マンションみたいにコンクリートのベランダでも木もちeーデッキ(ウッドデッキ用材)がつくれるのか?」

「孫が産まれるので安全性が知りたい」他

などの質問がでてくるだろうし・・・・



▲ウッドデッキの[奥行×幅]がわかれば、それに近いデッキの大きさをクリックすると
[材の本数+図面]がでてきます。クリックすればご覧いただけます。(スマホ・タブレットでみた場合は自動で切り替わります)





工務店さんと現場の大工さんとの間でも

「床下のピッチは〇mmとるのか?」

「床下高が〇mmだけど・・・湿気がこもらないか?」

など現場の条件にあわせた質問もでてくるので





確かにどの場所でももっていけるタブレットの方が便利だろう。

ということから、施工ポイントも電子化しました。



▲クリックすれば木もちeーデッキ(ウッドデッキ)の施工ポイント集 が、電子ブックご覧いただけます。








そして、施主様との打ち合わせは、こちらの電子カタログへ。

「ウッドデッキでどんな暮らしをしたいのか」

「立地条件に適した作り方ってあるの?」

「施工例がみたい」

などがご質問に対応できるかと思います。





まずはサンプル板を請求したいというお客様のために

スマホからでも入力しやすくなりました。










当然、木もちeーデッキ(ウッドデッキ用材)の塗装を説明するときに

ウッドロングエコの説明も必要になりますので、互いにリンクできるようになっています。





なんせ、小川社の最終的な目標は「21世紀型 山林循環経済活動」ですから。

理念だけならべて、国産の木が売れなければ話になりません。

「耕太郎の一念岩をも通す」で身体にムチをうって頑張ります。