蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

英国大使館

2007年10月30日 14時06分48秒 | 小川耕太郎
25日から出張で今日から出社です。


26日には英国大使館で行われたパーティーに出席しました。(写真)
特別に大使から呼ばれて、行きたくなかったのですが
しょうがないので出席してあげたのです。


(ウソです)


友人に誘われ、英国大使館に入ることなど滅多にできることではないので
行くことにしました。何のパーティーなのか本当のところは知りません。
これがお金持ち、セレブという方々が多数参加され
何やら楽しげに会話されていたので、
私もかわいいイギリス美人を見つけては話しかけ、ナンパしていました。


(これもウソです)


チャリティオークションがあり、
オーストラリアの方が撮った神社の写真と
織部焼きの壺に入札しましたが落とせず。
ムキになって5本のワインセットを落札してしまいました。
(競りが始まると血が騒ぐのでだめですね)


イギリス人のくせに競りをする人の発音が悪く、
自分が落札したと思う金額と請求された金額が違っていてギョッとしましたが
そんな発音の悪い人間にいってもしょうがないと思い、
文句も言わず払ってあげました。


(太っ腹、実は英語で文句が言えなかった)


何しに行ったのだろうか?
体調を壊して木材市場に行けず、それ以外は寝ていた出張でした。
明日からは営業での出張です。しっかり仕事をしてきます。






融資可能?

2007年10月19日 15時01分03秒 | 小川耕太郎
一昨日、津市の国民生活金融公庫に行きました。
決算書などを持って融資可能か聞きに行ったのです。


私には保証人としてまだ整理できていない債務があることを
話したところ、現在の事業で可否を判断するとの事、
可能性があるので事務所建築の見積もりを取れと言われました。
一般の金融機関ではどうしても不可能でしたがありがたいことです。


早速、蜜ロウワックスを始めたころからお世話になっている
吉田桂二先生の経営する連合設計社市谷建築事務所に設計の相談をし、
24日に若い方が現場を見に来てくれることになりました。


融資が確実になったわけではありませんが、可能になったら
来春にも完成できるように動こうと思っています。



今日この頃

2007年10月16日 12時49分21秒 | 小川耕太郎
ご覧になった方も多いと思いますが、
最近NHKの夜10:00からの番組でフランスのブルゴーニュ地方が紹介されました。

時間が有るときに見ていたのですが、
シャトー・ヌフのある村ではその村で昔から取れるオークルという土の顔料で
ドアや窓枠を塗ろうという運動が起こり、多くの家が黄色っぽく塗られていました。
塗装作業風景も映され、塗っているその家の家主は「舐めても大丈夫な塗料です」
とどこかで聞いたことのあるようなセリフを言っていたのには笑ってしまいました。

赤い土の色で塗った家を村全体で保存して観光地として有名になった村、
一度は廃れ人が居なくなったが村に残されていた多くの栗の木でマロングラッセを作り、
再び活気が出てきた村なども紹介され、
各地域が地域の伝統を大切にして生活している様子がとても素敵で、
うらやましいくらいでした。



私達日本ではどこでも「○○銀座」が有ったり
どこでも同じ外観のチェーン展開しているショップがあったりして、
伝統的な町並みや地域の特色が少なくなっているように思います。
食べ物でもどこも同じになってきていますよね。
(出張のときに面白くないです)



でも、その後の民放で日本の鉄道の正確さとそれを支えるシステムが紹介されていて、
「事故が起こるや否や多くの人が、指示が無くても連動して対処し、
処理が終わるとすぐに正確に動き始める。」
そんな芸当は他国では考えられないそうで、諸外国から研修に来るとの内容でした。
同じ様な町並みや食事も集団で連動して動くことが出来ることも
日本・日本人の特性といえば特性なのでしょうか?



要はバランスなのでしょうけれど、
個別に見ていくと少しバランスが崩れているように感じます。
当然ですが、一方に傾きすぎるとそれを修正しようとする動きがでてくる。
今、日本はその修正が起ころうとしている時期のように思います。

傾いたものを戻そうという動きはかなり大きなエネルギーが必要なので、
過激さ・極端な細かさ・正確・潔癖さなどが要求されてくるだろう。
政治とお金、食品の賞味期限、塗料の安全性、確認申請、相撲の問題など
全てそのような動きに思える今日この頃です。



明日から名古屋方面に出張です。26,27,28あたりは東京、31,1は三河地方、
7あたりで再び名古屋、11~14は郡山と毎週出かけます。
地方の美味しいものが食べられれば良いのですが・・・。

新しいスタッフが加わりました。

2007年10月12日 09時32分09秒 | 小川百合子

▲スタッフ速水



9/20〆でスタッフの速水が退社しました。
小川社で4年半勤めてくれました。


彼女がきてから、名簿整理、事務処理が合理的に進められるよう
整理整頓され、誰が引き継いでもわかりやすい形に変わりました。


小川社は、誰もが発送業務からスタートします。
発送業務は商品に一番近い業務ですので
お客様の声や商品に対し敏感に反応できます。


彼女は発送業務を2年経験し、その中で培ったものを
写真やデザインで表現していきました。
元々、美術系の学校出身の彼女は
小川社の営業ファイルや販売促進デザインなど
を中心に主人と一緒に制作し、工務店さんが施主さんに対し
説明しやすいようプレゼン資料をつくってくれました。



工務店さんからもご好評を頂いています。
主人も営業しやすくなったそうです。



今は、北海道の方で
デザイン専門の会社へいき
技術を磨き、日々邁進しています。




▲スタッフ上原

7月から上原が入社しました。
主に、発送業務を中心に仕事に慣れてもらっています。
彼女がきてから、社内がガラっと変わった!
まず、社内がキレイになった。
次に自分も含め、スタッフの出社時間が早くなった!
さらに上原は「常に判らないことを的確に質問する」
長く勤めていると、段々いろんなことが慣れていくので
つい見落としてしまうことが多くなってしまうのですが
新しい人が入ると、皆が初心にかえり
すごくいいことだなぁと思います。


彼女の手帳がすごい!
お客様の情報を細かくメモをし
自分の手帳にインデックスシールを貼り
すぐに調べられるようにしているのです。
主人を初め、この手帳にはビックリ!
スタッフ皆学ぶことが多い毎日です。



会社は去る人がいて、入る人がいるモノなんだなぁ。
人によって色々な変化があり面白いですねぇ。


今、私小川百合子は、スタッフの顔が見える
H.Pにリニュアルしていこう!と想い
H.Pのリニュアルを企画しています。
毎日、スタッフがお客様と接客している姿を
横目にメモをとり
どんな風に表現すればいいか思案中です。



高度成長期の時は
企業の資産は「現金、土地、金」に分配でせよ!という言い伝えがありました。
私達は「現金、人材、循環産業」に分配し、
法人としても安定した成長ができるよう頑張っています。









愛知トヨタがお届けする、コミュニケーションマガジンFunvol.17に ウッドデッキ?

2007年10月09日 13時35分53秒 | 小川百合子



愛知トヨタ Funコミュニケーションマガジンvol.17
特集「住まいとエコのいい関係」の頁に木もちeーデッキが掲載されました。


愛知トヨタがお勧めするコミュニケーションマガジンFun
今回のテーマは「エコロジー」
プリウス発売10周年記念!
企画の切り口が面白かったです。
「車は暮らしの一部」という感じでした。
ちなみに切り口を羅列してみました。



 
●たった10リットルのドライブ紀行

●どうぞ気楽に、和のエコを
「ふろしき」の活用法、湯たんぽ最新情報、火鉢 などなど

●子育てにも取り入れたいエコ
エコグッズ~エコ絵本、エコツアー

●いまどきエコグッズ
環境派セレブ!お洒落なグッズです。

●住まいとエコのいい関係
ここで木もちeーデッキも紹介されました!
エコキュート、エコウィル、エコ畳、古民家再生住宅



それにしてもトヨタ車のフリーペーパーマガジンで
エコドライブ~ふろしき~住宅までエコ生活の推進をするなんて・・・
もっと身近にエコロジーライフを!って感じでした。


「持続可能な暮らしの提案」を
切り口にすると、業界を超え
情報を共有する提案が必要となってくるように思います。

この情報誌では「地元(東海産)の杉を使った、長持ちするデッキ」で
紹介されています。
ウッドデッキといえば、従来でしたら住宅雑誌に載ることが多かったと思いますが・・・
「暮らし」を切り口にすると幅が広がりますよね。




将来、ドライブしながら・・・
国産材情報や日本の山林情報が聞けるように
小川社も色々考えていく必要があるなぁー。
窓口を広くして風通しの良い情報提供をしていけるように
小川社も変化するところは変化していきたいと思います。



小さなことから、明るい日本社会へ。を目指して!
頑張ります。

一定量を超えた

2007年10月05日 09時14分09秒 | 小川耕太郎
この春から夏にかけて木製スプーンなどを作っている方々から何件ものお問い合わせを受けました。
「ウレタン塗装で仕上げていたが変えなくてはいけなくなった。
いろんな自然塗料を調べたが鉛や重金属が出てやはり使えない。
「お宅の蜜ロウワックスはどうですか?」という問い合わせばかりでした。


なぜ同時期に同じような質問が来るのだろうと不思議に思っていました。
調べるまでも無いけれどそういって通じるわけないし、
それなら調べましょうということになりました。
当然ですが何も検出されず、蜜ロウワックスはOKになりましたが、
私はOKだったことより、
なぜ急に皆さんが塗料を変えようとしたのかに興味がありました。


結論:「自然塗料はもう当たり前になっている。いや自然塗料だけでなく、ほかの材料も商品もすべてが、
『環境に配慮し、健康に害を与えない』が最低条件として意識付けされた」
ということだと思います。
だから1年前と同じ分譲住宅が売れなくなったということです。
(なぜそう思うか書き出したらきりが無いので書きません。)


だったら、「木材が売れるじゃないの?」という声が聞こえてきそうですが、
それが違うところが材木市場と材木屋さんのおかしなところなのです。
昔の材木屋さんは工務店さんをリードし、アドバイスしながら材を売っていました。
ところが今では工務店さんのいう材を他よりも安く売るだけの商売になってしまっているのです。


注入材や合板、防カビ剤を塗布した材、工務店が注文する材なら何でも売っているのです。
そんな材木屋さんで自然素材のこだわった家を建てている工務店さんが材を買うわけありません。
お客がクロス張りの家ばかりを建てている工務店さんだけの材木屋さんは当然木材が売れません。


一方でしっかり管理された国産材の需要は絶対高まってきます。
ということは、材の流れが激変するということです。
材木を扱ったことの無い会社でも対応出来るところはびっくりする位売れるし、
材木屋でも対応出来ないところはまるっきり売れない。
ハッキリとしてくるでしょう。


大手住宅メーカーはいろんな準備をほとんど完了しています。
ある一社がこの流れを察して動けば大手も急変すること間違いありません。
今、クロス張りの家と自然素材の家が95:5くらいとすれば、
数年のうちに逆転現象に近いようなことが起こると思っています。


「お前は予想屋か」と怒られそうですし、なぜこんなことを書くのか私にも分かりません。
ただ、いろんなところを歩き回ってハッと気づいたことです。
環境、安全、安心などに配慮した商品は当たり前と意識する方がある一定量を超えたと・・・。

101匹目のサル?激変するぞ。

2007年10月04日 12時34分52秒 | 小川耕太郎
9月の連休はすべて建材屋さんなどの展示会でお手伝いをしていました。
体調を壊して大変でしたが、そんなことよりも改めて
「えらいことになっている」と感じました。


まず、地場の工務店さんが仕事を持っていないのか
お客が極端に少ないということです。
今年初め、材木市場に行き始めたころはどの市場も
「材木が値上がりするから今のうちに仕入れておかないと大変なことになりますよ」
という話をされていました。
目一杯仕入れをした材木屋さんもあったようです。


しかし、時が経つにつれ「おかしいぞ」ということになり、
初夏にはまったく売れないような状況になりました。
今では一部投売りが始まっています。
建築基準法の改正で7・8月の着工戸数が激減し、
その影響が言われていますが決してそれだけではないと思います。


昨日、突然大阪で工務店とエコショップを経営されている方が弊社に来られました。
その方とお話すると、「東京の大手分譲住宅会社で1,400棟の売れ残りがあるそうです。
低コスト住宅は大変なことになる」ということでした。


その方自身の会社は今まで大壁にクロス張りの住宅を建てていたそうです。
夏に8軒の家の見学会を同時に行ったところ、
7軒のクロス張りの家では子供たちが親と手をつないでおとなしくしていたそうですが、
1軒だけ建てた自然素材の家では子供たちが喜んで走り回っていたそうです。
それを見て完全に流れが変わったと感じたそうで、
これからは自然素材の家に集中することにして、
今設計士さんたちとどのようにするか喧々諤諤やっているところだと言っていました。

101匹目のサル現象というのでしょうか?
「あることを選択する人が一定量以上になると急にそれが当たり前になり広がってくる」
そういう時にきていると思います。


話が長くなるので続きはまた明日。明日の話は重要ですよ!

蜜ロウワックスは、犬雑誌の紹介から、雑誌にのりはじまました。

2007年10月01日 13時49分35秒 | 小川百合子


▲夢の丸太小屋11月号

夢の丸太小屋11月号に「愛犬と暮らすログハウスづくり」という
特集頁に未晒し蜜ロウワックスが掲載されました。


ドックランなどを経営する穂高企画さんが
推進してくれたそうです。

1999年未晒し蜜ロウワックスを販売し始めたころ
当初はまだシックハウスという言葉もなかった。
確かそのころに
犬の雑誌で紹介され
愛犬家から問い合わせを多く頂いた。


犬は嗅覚が発達しているので
シックハウスによる影響が大きいとか・・・
まったくそんなことを知らず
当初の私は「ずいぶん、ペットマニアの方なのかな?」
と思っていました。






▲ペットトリーミングサロン犬洗堂

昨年、犬洗堂という犬のトリーミングサロンでも
未晒し蜜ロウワックスを使っていただきました。


土壁を中心としている店舗は
職人「壁塗りピエロ」さんが手がけました。
お洒落な内装ですよね。



自然建材で建てられた店舗は
犬独自のニオイもまったく気にならないほど
消臭効果が高いそうです。
ナチュラルで落ち着いた心地よさは
人間にも良さそうです。