蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

社会コスト分の寄付

2018年03月19日 08時52分35秒 | 小川社のCSR活動
弊社は、尾鷲市有林に広葉樹を植える「漁民による森林づくり」に10年前から寄付をしてきました。
ヒノキ山を切った後、今の木材価格では再植林するお金を捻出できず、放置林が多くなっています。
その結果、森林が荒れ果て、海に届けられる栄養素が減少する、泥水が流れるなどの弊害が出てきています。
広葉樹を植林することによって、それらの弊害を少しでも軽減し、
豊かな山、海を維持していこうという取り組みです。


3月17日、尾鷲にUターン、Iターンで移住してきた人たちと共に、尾鷲でとれた魚を使って、
カルパッチョやムニエル、パスタを作る料理教室に、
小川耕太郎∞百合子社の「社会コスト」の一部を使わせていただきました。




こ んなにおいしい魚をこれからも食べていけるようにするためには海の環境を守る必要があり、
そのためには豊かな山が大切だという事に理解をつなげていただくためです。




尾鷲の公民館に25名ほどの方が集まって料理を作り、みんなで食べました。
刺身や塩焼き、煮つけ以外の食べ方をあまり知らなかった人が多く、
「こんな料理の仕方があるのか。」、「すごく美味しい。」と皆さんに喜んでいただけました。




これからも、(有)小川耕太郎∞百合子社はいろいろな活動に
「社会コスト」の寄付を続けていこうと考えています。
次は、地元の小学生たちによる植林や熊野古道整備をできないか、
そういうボランティア活動をしている方に相談していることろです。

感謝をカタチに代えて、自然や環境へ還元---2018年度 社会貢献活動 中間報告---

2018年03月05日 09時26分47秒 | 小川社のCSR活動
小川耕太郎∞百合子社は、“持続可能な社会”の実現を第一に考え、
製品の企画・生産・販売を行っています。
しかし、一連の業務を行う中で、電気・ガソリン・紙などを消費し、
ゴミやCO₂を排出して自然や環境に負荷をかけていることも事実です。


そこで、自然と産業と人の輪を健全に維持するために、
設立当初から【社会コスト】にできるだけの責任を持つという考えを導入し、
利益・売上げの一部を使って寄付や実践的活動を行ってきました。

◆詳細:小川耕太郎∞百合子社が取り組む社会貢献活動


2018年度の寄付支援の中間報告






2018年2月28日付の地域新聞2社に植林活動に寄付活動が掲載されました。



▲南海日日  詳しくはこちらから



▲紀勢新聞 詳しくはこちらから

植樹は3月10日(土)
主催:尾鷲漁協と尾鷲養殖組合、Jパワーグループ主
第16回『海と山をむすぶ漁民による森林づくり』。

当日は市有林の伐採跡地に、コナラ、ヤマモモ、ケヤキ、センダンの苗木合わせて100本植えます。
小川耕太郎∞百合子社からは竹村が参加させていただきます。





続いて、食に取り巻く環境や自然環境を持続可能なものにしていく一つのきっかけになればと活動する
三上奈緒さんの料理教室。(主催:おわせ暮らしサポートセンターさま)

『地魚を食卓に---尾鷲の魚介で料理教室(仮)』2018年3月17日(日)
こちらの活動にも【社会コスト】として使わせていただきます。


昨年、尾鷲の天満百人会さまが
三重大学が進める地域サテライト拠点
の東紀州産業振興学舎となりました。その記念として
天満荘に記念植樹に寄付をさせていただくご縁をいただきました。











当日の料理教室は娘と私で参加する予定です。魚のさばき方から教えて頂けるそうです。
若い世代ならではの「自然環境を持続可能なものにしていくきっかけ」を楽しみにしています。


社会貢献とは別ですが、妻は都市と漁村をつなぐ漁師塾──早田(はいだ)で全国的になった早田地区で開催される『ブリ祭り』に出店させていただきます。



【社会コスト】に対応できているのは、お買い上げいただいた皆様のおかげと感謝しております。
物をつくり販売する者の責務として未来を見据え、これからも幅広い活動をして行きます。(耕太郎)