蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

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厳しい環境下で育った べっぴんさん「尾鷲ヒノキ」--part2--

2015年10月26日 09時40分15秒 | その他

厳しい環境で育った木は、住まいの構造材や
暮らしの道具の原料に適しています。
なぜなら、木は生き抜くために
自ら油分や香り(虫を寄せ付けない香りをフィトンチッドと呼びます)を出し、
赤身(心材)に変わっていくからです。

尾鷲ヒノキが香りが強いのは、
意図して更に厳しい環境下で育てたため、
木自ら油分を出して強い木に育てあげたのです。








これから何十メートルに育つ木は、根から養分や水分を吸い上げ、樹皮のすぐ近くの木目を太らせ
毎年すこしづつ成長します。
子育てと同じで、これから成長する子どもに養分や水分を与える
イメージに近いだろうか???

中央の部分(心材(赤身)の部分)は、自ら腐りにくい性質に変え
水分を通す管(導管)がふさぎ、
生物学的には仮死状態となります。
赤身の部分は、強風などの外的要因から
身を守る骨格ような役割をします。
年々成長していく木は、
かっては辺材だった(白い部分)
ところもやがて赤身になり、
骨格の役目に変わり次世代へ
バトンタッチします。



▲写真はぬし熊さんの尾鷲わっぱ(尾鷲ひのきと国産漆をつかったおひつ)です。
スタッフの竹村はお義父さんの使っていたワッパを今でも使っています。
木を評価する表現のひとつに
「この木は粘りがある」という言葉があります。
二世代にわたり頑丈な尾鷲わっぱを使いつづけていると、
「粘りがある材」という意味を肌で感じます
もちろん職人であるぬし熊さんの技の力が大きいです。
職人さんは自分の腕を発揮するためにも
原料を厳選されます。



尾鷲わっぱは、とても頑丈で
山仕事の職人さんの弁当箱はみな尾鷲わっぱを使っていました。
以前、金沢からみえたお客様が何代にもわたり、
塗り直ししながら使い続ける、
尾鷲わっぱをみて「強いはビューティフル」と
驚かれていました。



私たちの住まいをささえている木材は、自然の力だけで出来たものではなく、
長い時間をかけ、人が手を加えて「強度の高い木」を
育ててきました。特に柱となる木は50年から80 年かけて育てます!!



自然の原理を活かしながら、お天道様や雨が育み、
私たちの吐き出すCO2(二酸化炭素)をCO2(酸素)に変えています。



日本の国土は2/3が山林です。
やはり人工林や里山のつきあい方を再考して地方創世をしていかなければなりません

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10/25 am9:00から尾鷲体育館ではじまりまーす!

2015年10月25日 09時06分19秒 | その他
10/25 am9:00から尾鷲体育館ではじまりまーす!
住宅相談他展示などをはじめ開催!



尾鷲ヒノキをつかった無料イベントもあります。是非ご来場ください。
無料(150名様・材料がなくなり次第、終了)
1) 尾鷲ヒノキ火鉢作製体験講座 9:00から11:00
2)ヒノキを使った木工製品作製体験コーナー 9:00から


参加費無料(先着40名様)
3)森の学校 森のせんせいに学ぼう「尾鷲ヒノキの皮を使って草木染めに挑戦」午前の部 10:00から12:00、午後の部 13:30から15:30 
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厳しい環境下で育った べっぴんさんの木「尾鷲ヒノキ」

2015年10月24日 20時06分15秒 | その他

先週末、東京からデザイナー1名、
コピーライターさん2名が
我が家にこられ二泊三日打合せをしました。
二日目はスタッフの竹村(元林業家で熊野古道のガイド)の
案内で山をご案内させていただきました。
写真は手入れをされた尾鷲ヒノキの山です。






「尾鷲ヒノキ」は、関東大震災の時に尾鷲ヒノキで建てた木だけ倒壊しなかったことから
関東地域では一躍有名になりました。



尾鷲の山は、岩盤なので土地がやせており
「ヒノキ」なら優良な構造材が育つ(ヒノキはやせた土地でも育ちやすい)そうです。
構造材は、身体でいえば骨の部分です。
だから、丈夫な方が良いとされています。
そのため、栄養のある土地で大きく育つよりは、
厳しい土地でゆっくり育った方が、年輪が緻密になります






▲落下したヒノキの種から発芽!

更に、尾鷲では1haに8000本も密植し競争させながら
間引きしながらまっすぐ育てていきます。
どんだけ厳しい環境にするんだろうかっと、
可哀そうに思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
競争で生き抜いたヒノキは油分が多く、
この油分には、フィトンチッドといって
害虫達が避ける成分が入っています。



▲施工後、一年経過した尾鷲ひのき無節の壁板(ピンクから肌色に変わります)


▲一年経過した紀州杉






そして尾鷲といえば「雨」。
なんと!!!
本州では年間降水量が一番



土地が痩せて、密植し、更に台風の通過点、
そのうえ雨量も多い・・・・・
不思議なもので、これだけ厳しい環境下で育った木なのに、
けして険しい表情ではなく、
ピンク色かかった超べっぴんな木に育ちます。


更に厳しい環境下で育ったため香りも強く
私たちを魅了させます。
尾鷲ヒノキは建ててから一年くらいすると
上品な肌色に変わります。
油分が多いと、数年経つと木自体がもっている艶がでてきます。
経年変化も素晴らしい材です。








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経年変化という奥行----和栗のウッドデッキ----

2015年10月23日 09時36分14秒 | 和栗のウッドデッキ


写真は、今 小川社が新商品として育てている木もちeーデッキ[和栗]です。
最初は白かった和栗のウッドデッキですが、一年ぐらい風雨に晒されと渋みがでます。
枯れた味わいがなんとも今っぽくないですか?



ナチュラルテイスト等・・・ファッション用語感覚で
「ナチュラル」という言葉だけが、ふぁふぁ飛び交っていますが、
本来、ナチュラルとはこのような枯れた姿に奥行がでてくるからこそ、
自然素材の良さがでてくるように思います。




和栗材は、枕木につかわれる材で、日本のハードウッドともいわれています。




▲施工したての和栗の色

絶景を眺めながらのウッドデッキライフは最高でしょうね。
こちらのお宅は潮風が直接あたることから、栗材を選ばれました。




木もちeーデッキの標準品は、肌触りがやわらかい「紀州杉」を使っています。



リビングの延長にウッドデッキをつくるのなら「裸足で歩き、木の感触を愉しむ」を体感していただきたいと思っています。
(そもそも、日本人は土足文化ではないですからね・・・)




足ざわりや肌触りに一番敏感なのは子ども達です。
木もちeーデッキでたむろう子ども達は、ゴロゴロしています。



仕事がら、写真を整理していると・・・・どうもこの風景が心にひっかかり、
「足裏感覚」の裏付けとして資料を取り寄せメチャメチャ読み漁った時期があります。
大雑把にいわせていただくと
「手は脳を発達させ、足裏は生きるための防衛本能を発達させる」ように思いました。



足裏が発達すれば、自然にキレイな土踏まずができてきます。
しかし、最近は土踏まずが発達しない幼児が増え
問題になっているそうです。


なぜ土踏まずが大切かというと
土踏まずのアーチは、クッションのようなもので、様々な衝撃を和らげる役目があるからです。
つまり、足裏の発達は「怪我をしにくい身体」へ成長させてくれます。
基本的に、動物は「自分の身を守るように肉体が発達」するのですが
あまりにも人工的な環境に身を置くと「防衛本能」が発達しないそうです。


うーん(゜-゜)(゜-゜)・・・・。
果たして本当なのかな???と思い、ある保育士さんにお話しを聞きにいきました
「例え、室内でも積極的に裸足になって木の床やデッキで遊ばせると、確かに足裏が発達しますよー」と、、、
なんと!!!ドイツでは「裸足公園(泥、土、砂、砂利、木、芝生など違った質感を歩く公園です)」があるそうです。
どうやら足裏感覚は養うことは、大人にとっても大切なようですね。










話しが脱線しました(;^ω^)
和栗は、cafeなど土足で歩くデッキなどのご要望をいただき商品化したものです。
硬木なのでハイヒールを履いてもキズが目立ちにくいのが特徴です。
しかし、硬さにも違いがあるようで、コンクリートの硬さと違い
木の硬さだったらなんとなーく安らぎますね。






和栗の美しい経年変化に惚れ惚れし、
数年経てば、この独自の渋をセンス良く空間コーディネートするインテリアコーディネーターさんや設計士さん、施主さんが現れるよーな気がします。






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大人ナチュラル---木を選ぶ愉しみ---

2015年10月22日 09時55分36秒 | 国産栃のフローリングで和モダン
ここ2週間は、3年ぶりにだす小川社の総合カタログの打合せ&新商品のラインアップに向けなにかと忙しい。

小川社の木もちeーデッキ(ウッドデッキ用材)は、紀州杉を中心に使っていますが

ウッドデッキを施工する環境下に応じて「国産栗材(ハードウッド)」をラインアップに加えました。

我が家で施工した結果、良かった。特にマンションのようなバルコニー仕様には最適だと思います。

商品として育てるまで色々な検討や実験を重ねますが

山SUN通信がお客様の元へ届くのが3月なので、同時に新商品は、仕様書・カタログ・チラシ・H.P製作も並行して進めています。




木もちeー栗(←まだネーミングが決まっていません・国産栗材のウッドデッキ用材)
最初は写真のように白いですが、経年変化により栗色に変わります。





フローリング(国産栃)
小川耕太郎が日本の製材所を探し回って仕入れたフローリング材です。シルクのような光沢が特徴
これは、「イメージする空間の質」にこだわり人におすすめです。
もちろん壁板としてもお使いいただけます。


個人的には床よりは、壁の方が眺めて愉しめるのでは??と思っています。

また、小川社側でテストを予定しているのが
[柿渋仕上げの栃のフローリング]です。
一般人が柿渋を塗ってムラにならないかやってみようと思います。












木もちeーデッキ(ウッドデッキ用材・紀州杉)






木もちe―外壁(外壁材・熊野杉赤身) 木もちe-デッキ(ウッドデッキ材・紀州杉)

フローリングを張って6年後に注目!
経年は自然素材のデザインともいわれます。その味わいは、やわらかな飴色になりつつあります。
すこしづつ木自身のもっている油分がでるため木本来の自然な艶がでます。
こうなってくると「自然塗料にしてよかった」
と思えてきます。


新しいときはちょっと汚しただけで気になる人もいますが
我が家はキズも汚れも気にせず、定期的な床拭きだけはやっています。
6年間の間、蜜ロウワックスを塗っていませんが、時々 ミストデワックスでは手入れをしています。

(写真のフローリングは我が家に残っていた木で製材してもらったので商品ではありません。)



もしかすると、外壁材の無塗装品も商品化するかもしれません。
イメージとしては
「玄関回りに無塗装orクリア塗装の木を使いたい!」
「腰壁に無塗装orクリア塗装で木を使いたい!」等




こかげ(木製ブラインド・柾目板の杉)
この商品に関しては、紀州ヒノキもありますが、
施工写真があつまりません。なんとか山SUN通信までに施工写真を提示できると
ヒノキと杉のそれぞれの良さが際立つ商品ですから
木を選ぶ愉しさをご提供できます。



今回は、今まで販売していた紀州杉やヒノキ
「無節と節をあわせ落ち着いた空間をコーディ―ネートする」などの特集も組む予定です。




お客様に「木を選ぶ愉しさ」をご提供できるよう工夫していきたいと思います。









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2015年 LIVING AND DESING展に小川耕太郎∞百合子社が出展します。

2015年10月11日 14時22分18秒 | 蜜ロウワックス(自然塗料)


2015年 LIVING AND DESING展 公式サイト 

三重県ブース内で小川耕太郎∞百合子社も出展します。
当日、会場に小川耕太郎がいっておりますので、お近くの方は是非お立ち寄りください



日時:10月14日(水)-16日(金) 10:00から18:00

会場:大阪南港ATCホール アクセス




(以下 公式サイトより一部抜粋して転写)

海外 8 ヶ国からの参加を迎え、内容、規模とも一段と充実、拡大しての開催となります。

今年はイタリアを含め、海外をはじめとする新規出展者が加わり、住空間を創り上げる多彩な提案や商材が集います。

全国からの出展に広がり、その層、アイテムともに多様性が見られる LIVING & DESIGN。

知識やテクノロジーの発展がもたらす『次世代』と、『人の手』がつくり出す何かが、

半歩先の未来に、ゆとりや豊かさをもたらすきっかけになるのでは?

と『FUTURE LIFE -そこにある、未来の暮らし-』と今年のテーマを会場内から発信!




セミナー、対談

・建築家の西沢 立衛 氏、
・トラフ建築設計事務所の鈴野 浩一 氏・禿 真哉 氏、永山 祐子 氏、
・クライン ダイサムアーキテクツ代表のアストリッド クライン氏、また橋本 夕紀夫 氏、武石 正宣 氏による対談

・針葉樹を使った家具のデザインコンペ 2015 では、針葉樹を使った家具」をテーマに、内藤廣、小泉誠、喜多俊之の 3 人
の審査員により、会期に向け未発表の 86 点の公募作品の中から選ばれたスギ、ヒノキ、ヒバ等の針葉樹を使った作品 16 点を
パネル展示 他





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完成!国産栃のフローリングで和モダン

2015年10月07日 13時15分10秒 | 国産栃のフローリングで和モダン

畳→栃のフローリングに張り替え完成!(約3日間)  6年前に築80年の家をリノベーションした為梁は80年前のまま。床材だけ変えて、和室→和洋折衷(ワヨウセッチュウ)の空間へ。

・天井 紀州杉(無節)
・建具 タモ
・照明 紀州杉(無節)
・フローリング  国産栃
・壁 漆喰+草



襖と床の間もそのまま残し、床の間仏壇を置くか検討中です。

元製材屋の小川耕太郎は6年前から「木材をコーディネートして提案する売り方をしたい」という構想があり、
これから【実験台の家】のリノベーションをどう生かしていくかを考え、カタチにしていきます。



▲無塗装の栃のフローリング


ここからどのように木を伝えていくか、試行錯誤を重ねていきます。すぐには答えがでませんが、
「これなら国産の木を選びたい!」という方々が少しでも増えるように頑張ります。







【実験台の家】--国産栃のフローリングでリノベ

【実験台の家】畳みをひっくり返す。根太には国産栗をつかう?


無節や無地上小のヒノキや杉の良さも伝えたい

国産栃のフローリングで和洋折衷---仏壇を置いても相性よし---

完成!国産栃のフローリングで和モダン

築80年の家をリノベーション【実験台の家】


P.S 本来なら木材に詳しい 小川耕太郎か木材担当者のスタッフが書いた方が表現は的確だと思いますが、
今回はH.Pやカタログ製作に加わっている私 小川百合子の視点で書かせていただきました。
木材や建築に関し、勉強不足のところがあり、間違えもあったかと思いますが、修正を加えながら書かせ
ていただきました。微力ではありますが、逆に木材業者様と違う視点を組み入れることで広がりがでるよう
これから形にしていきたいと思います。今後、経年変化なども含めお伝えしていきたいと思います。
これからも宜しくお願いします_(._.)_(小川百合子)



次回は、尾鷲ヒノキ(無節)で大人のナチュラル空間でコーディネートできれば・・・







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国産栃のフローリングで和洋折衷---仏壇を置いても合う---

2015年10月05日 20時48分12秒 | 国産栃のフローリングで和モダン


▲今まで畳だったところを→栃のフローリング(厚15mm)に変えるため、高さ調節が必要です。


根太は今までつかっていたヒノキの根太をそのまま利用するので、大工さんさんが44mmの根太をつくり
高さをあわせてくれました。ちなみに建築用語では「面を合わす」といいます。




▲床下の断熱材をいれます。

断熱材をいれたら、下地の板を張り、今日はおしまいです。






工事が終えたら、「床の間に仏壇を置こうか?」と話しています。

参考までに現代風の簡素でシンプルな仏壇を調べたところ

今はリビングに置く家庭が多いため、一見家具のようなモノが多かったです。(*_*)

我が家は、ダイニングの出窓に置いていましたが

お好み焼きをすれば油が飛び、焼き鳥をすれば煤&油が飛び

拭き掃除が大変なので

この部屋の床の間に置けばどうだろうかという意見がでています。




現代風のスタイリッシュな仏壇に使われる木は、

ナラ、タモ、ケヤキ、ウォールナットなどがの

が多く、木の素地をそのまま活かしているデザインでした。


▲変わったとこではゼブラウッド(シマウマみたいな模様の木)もありました。




最近は、我が家のように仏間をつくっていない家が多いことから

今、リノベーションしている和洋折衷みたいな空間なら、

法要など改まった時でも、かなりイイんじゃないかと思いました。





この部屋にテレビを置くので

ここに仏壇を置けば

娘がテストで良い点をとったらおばあちゃんに見せたいだろうし

コスモスが咲いていたら飾ったり

十五夜があったら積団子、栗をとったら栗ご飯、

地元の海で潮干狩りをしたらアサリの味噌汁をお供えしたり

商売で悩み事があったら相談したり

生活の延長にお姑さん(故)がいるとどこか安心です。




商売上、お客様が見学に来られた時は閉めれば

リビングにもみえるところが気に入っています。





いよいよ明日から、国産栃のフローリングを張ります。





【実験台の家】--国産栃のフローリングでリノベ

【実験台の家】畳みをひっくり返す。根太には国産栗をつかう?


無節や無地上小のヒノキや杉の良さも伝えたい

国産栃のフローリングで和洋折衷---仏壇を置いても相性よし---

完成!国産栃のフローリングで和モダン

築80年の家をリノベーション【実験台の家】

P.S 本来なら木材に詳しい 小川耕太郎か木材担当者が書いたブログの方が的確だと思いますが、
今回はH.Pやカタログ製作に加わっている私の視点で書かせていただいています。木材や建築に関し、
勉強不足のところがあり、間違えもあるかと思いますが、修正をしながら書かせてもらいます。
微力ではありますが、逆に木材業者様と違う視点を組み入れることにより、様々な広がりがでるよ
うに、試行錯誤しながらレポートいたします。今後とも宜しくお願いします_(._.)_(小川百合子)






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無節や無地上小のヒノキや杉の良さもお伝えしたい

2015年10月03日 21時55分10秒 | 国産栃のフローリングで和モダン

今回の【実験台の家】のリノベーションの一番の目的は、「無節(ムジ)または無節上小(ムジジョウコ)のヒノキや杉の良さをお伝えすることです。


なぜなら、ここ20年節材(フシザイ)ばかりが売れ、無節(ムジ)や無節上小(ムジジョウコ)が売れ残っているという現状では

木材業界全体が大変なことになるからです

自然素材の場合、「節材だけをくれ!」というのはできません。

マグロに例えれば、粗ばかりが売れトロが売れ残ったらどうなるでしょうか?採算は合いませんよね

っで、自社サイトの蜜ロウワックス仕上げの内装材を見直したら・・・

自分達も無節と無節上小と節材の違いは、価格だけしかかいていませんでした。





先日のミーティングでは、

「例えば、セーターでもアクリル、ウール、アンゴラ、カシミヤの違いをファッションコーディネートで表現するように、

地域材もそのような表現の違いが必要なのでは??」

っと提案したら

「それ、やろう!」

ということになりました。幸い私の通っていたOBの方が、デザイン事務所を退職され

製作に加わっていただくことになり、タイミングはバッチリ

こういう表現は木材業界以外の人の視点も必要なのです。





小川社では、カジュアル路線以外の地域材の使い方もご提案する予定です。

っで、無節や無節上小が好まれる空間を探したところ「和モダン(和洋折衷)」の空間でした。

しかし、総ヒノキづくりの家という空間では・・・・現代の需要には合わない。

そこで、畳→国産栃のフローリング に変え、和洋折衷の提案をしようという流れになりました。







昨夜、主人が出張から戻ったので、早速リノベーションの件ででた疑問を相談しました。

▲ヒノキの根太(ネダ)

「現時点でヒノキの根太(ネダ)が全く問題がないのに、わざわざ根(ネダ)太を栗に変えるのはどうだろうか?
それに我が家は築80年だけど、6年前に床下にコンクリート打っているからね。」

「確かに・・・」

「木もちeーデッキのバルコニータイプで栗の根太(ネダ)を使っているから、栗の根太の耐久性を自分の目で確認したい人は、あのデッキの裏をみせればいいんじゃない?」


▲栗の根太をつかった バルコニータイプのウッドデッキ





「あそこだったら、高さが5cmくらいしかないから、耐久性としては説得力はあるな。栗材は、電車の枕木に使われていた耐久性の高い材だし、あの根太は無塗装だから栗材だけでどのくらい耐久があるか実験できるな」

「そうだね」

っということで、【実験台の家---栃のフローリング編---】では、栗の根太(ネダ)を使うのは辞めました。

栗の根太を見に来てくれた方が気持ちよいように

デッキもお掃除しました。(我が家には17歳の犬がいて抜け毛が舞っています)←ここが展示場とは大きく違う点です。キズはつくは抜け毛が落ちるわ・・・)



▲一か月に一度のデッキ掃除。




以前、名古屋のエクステリア業者様が我が家に見学に来られた時

「最近、フリーメンテナンスの建材が増えて、{フリーメンテナンス≒掃除しなくてよい}と勘違いされ、全く庭の手入れをしなくて良いと思い込んでいるお客様が多くてね・・・・そういう方がクレームになって困っているんですよ。
いくら新建材でも定期的にお掃除をすればかなり長もちしますよ。」


と教えてくれたので、デッキ周りもお掃除しました。


庭の場合定期的なお掃除をするのと同じで、ウッドデッキや屋外のエクステリアは定期的にお掃除した方が良いそうです。







月曜日から、リノベーションがはじまります。今回は根太(ネダ)の間に断熱材をいれて、防水合板をひき、栃のフローリングを打ちます。また、和室の掃き出し窓に石を置き、

見学に来られた人が和室からも入れるように考えています。和モダンをコンセプトにした提案なので、どんな材を使ったのか、見取り図をつくり、木のご説明ができるようにする予定です。

「工事現場で記録しながら山SUN通信やH.Pの絵コンテを考えると頭が冴えるでも、ハード」

っと話したら娘が

「お母さん、それ更年期だよ。養命酒を飲めば」といわれました

(文:小川百合子)

【実験台の家】--国産栃のフローリングでリノベ

【実験台の家】畳みをひっくり返す。根太には国産栗をつかう?


無節や無地上小のヒノキや杉の良さも伝えたい

国産栃のフローリングで和洋折衷---仏壇を置いても相性よし---

完成!国産栃のフローリングで和モダン

築80年の家をリノベーション【実験台の家】


P.S 本来なら木材に詳しい 小川耕太郎か木材担当者が書いたブログの方が的確だと思いますが、
今回はH.Pやカタログ製作に加わっている私の視点で書かせていただいています。木材や建築に関
し、勉強不足のところがあり、間違えもあるかと思いますが、修正をしながら書かせてもらいます。
微力ではありますが、逆に木材業者様と違う視点を組み入れることにより、様々な広がりがでるよ
うに、試行錯誤しながらレポートいたします。今後とも宜しくお願いします_(._.)_(小川百合子)







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【実験台の家】畳みをひっくり返す--根太は国産栗で--

2015年10月01日 09時03分47秒 | 国産栃のフローリングで和モダン


さぁ、今日から数日間 和室の畳をひっくり返し、和洋折衷(ワヨウセッチュウ)の空間へリノベします。







まずは、畳を剥がします。この畳はインターン生などがきたときにつかう小川社の毛受ハウス(家賃が月数千円の小屋ですが)の畳と取り換え再利用します。

下地につかっていた杉の板も根太も、全く腐りはありません。






しかし、ここ数年 記録的な大雨が続いていることと、我が家のように築80年の家をリノベーションする層も増えたことから

立地条件によって、床下に使う材もお客様が選択出来るようにした方が良いのではないか?ということになり

小川社では国産栗材の根太(ネダ)も扱うことにしました。









昔の家は基礎にコンクリートを打っていません。我が家では6年前に[石→束石]に変え、土間にコンクリ―を打っていますが

土のままが良い、または土間を打たない、湿度が高い場所に家を建てている

というお客様もいらっしゃるので栗のような硬木材が必要なお客様も多いと思います。






またウッドデッキに関しても同じことがいえます。

小川社では、マンションのようにすでにコンクリートでベランダをつくっている住宅の場合は、

アジャスターで高さをとり、栗材を根太に使ったバルコニー仕様のデッキを推進しています。








地域材だけを売っていくのではなく、用途に併せ 他地域の材も品揃えをして、デザインに応じて選べるラインアップを進めていくつもりです。

木の家の需要が増えれば、地域も国も山林循環を生む!(←生易しいことではないですが)を目指しています。







代表の小川耕太郎は、ほとんど出張にでており、

小川社のスタッフも日常業務を外さないため

小川百合子がレポートしています。

建築知識が乏しいところがあり役不足なところがありますが、

一般の方々にもわかりやすいくご説明できるよう

頑張って努めさせていただきます。






こんごともご指導のほど宜しくお願いします。


(小川百合子)



【実験台の家】--国産栃のフローリングでリノベ

【実験台の家】畳みをひっくり返す。根太には国産栗をつかう?


無節や無地上小のヒノキや杉の良さも伝えたい

国産栃のフローリングで和洋折衷---仏壇を置いても相性よし---

完成!国産栃のフローリングで和モダン

築80年の家をリノベーション【実験台の家】





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