しむ、使える、伝統技術。
2週間ほど前、鎌倉に設計事務所を構える、住工房なお㈱様が小川社にいらっしゃいました。
設計士の鈴木直子さんは、設計を通して様々な仕事や活動をされています。
是非、直子さん達の活動するブログもご覧ください。
女性設計士「森想い人」の仕事
まずは,住工房なお様のされている取り組みを伺い、
弊社と一緒に何が出来るか話をしました。
その後、小川社の倉庫で一枚板を観ていただき、
自宅の、木もちeー外壁と木もちeーデッキ
一枚板からつくった建具、家具、内装材などを一通り説明。
その後、熊野市の製材所、野地さんと花尻さんのところまでご案内しました。
住工房なお様はとても行動力のあり、多分野にかけて人脈のある方で
いくつもの面白い情報を聞かせていただきました。
今日はその中のひとつ「組子の棚」のお話をいたします。
まず、下記の写真をご覧ください。
建具屋さんなどがよく使う、組子をパズルにしたものです。
2009年10月3日 in清里の森「森の音楽祭」で出展された方の作品です。
▲パーツを組むとこういう形になります。
▲解体すると、このようなパーツになります。なんだかプラモデルのようです。
イベント会場では、ワークショップで一般の方にパーツを組み立ててもらったそうです。
住工房なお様は
この建具屋さんの技術「組子」を使い、
あるお施主の物件に「国産 組子の棚」を造られました。
ちょっとしたディスプレー棚です。
木を組むことにより、強度が増し しかも軽量。
普通の棚より、ちょっと趣があり
とても好評だったそうです。
熊野の野地木材工業さんの所でその写真を拝見し、
ちょっと工夫を加えて商品化できるのではないかと思いました。
すぐに野地常務に
「こういう風にしたら出来るよね。すぐに試作して。」
とその場でお願いしました。
すぐに送られてきたデザイン画を観て、大興奮。
少し改良しないといけないけど、ほとんどその形で商品化できそうです。
「年間1万個は売ってやる」と思っています。
1:建具屋さんほど高度な技術を必要をせず、素人が自分で組み立てられるパーツ。
2:棚としての強度をもつこと。
3:部材を足したり引いたりして、大きさを簡単に変えられること。
をコンセプトに近いうちに商品化します。
ちょうど小川社が発刊している冊子「山SUN通信」を
10月頃を目処に出そうと思っているので(年末にずれ込む可能性大ですが・・・)
なんとかこの商品を間に合わせようと考えています。
今回の通信のコンセプトは
楽しむ、使える、伝統技術。
楽しむ、使える、国産材。
国産材需要を高め、地域の技術者の技を今に生かす
その結果、ニッポンの山が元気になる。
今回の通信は
「小川社の本気」がぎっしり詰まっています。
様々な年齢層が日本の技術に触れ
未来へと技術が継承されていければ
いいですよね。
2週間ほど前、鎌倉に設計事務所を構える、住工房なお㈱様が小川社にいらっしゃいました。
設計士の鈴木直子さんは、設計を通して様々な仕事や活動をされています。
是非、直子さん達の活動するブログもご覧ください。
女性設計士「森想い人」の仕事
まずは,住工房なお様のされている取り組みを伺い、
弊社と一緒に何が出来るか話をしました。
その後、小川社の倉庫で一枚板を観ていただき、
自宅の、木もちeー外壁と木もちeーデッキ
一枚板からつくった建具、家具、内装材などを一通り説明。
その後、熊野市の製材所、野地さんと花尻さんのところまでご案内しました。
住工房なお様はとても行動力のあり、多分野にかけて人脈のある方で
いくつもの面白い情報を聞かせていただきました。
今日はその中のひとつ「組子の棚」のお話をいたします。
まず、下記の写真をご覧ください。
建具屋さんなどがよく使う、組子をパズルにしたものです。
2009年10月3日 in清里の森「森の音楽祭」で出展された方の作品です。
▲パーツを組むとこういう形になります。
▲解体すると、このようなパーツになります。なんだかプラモデルのようです。
イベント会場では、ワークショップで一般の方にパーツを組み立ててもらったそうです。
住工房なお様は
この建具屋さんの技術「組子」を使い、
あるお施主の物件に「国産 組子の棚」を造られました。
ちょっとしたディスプレー棚です。
木を組むことにより、強度が増し しかも軽量。
普通の棚より、ちょっと趣があり
とても好評だったそうです。
熊野の野地木材工業さんの所でその写真を拝見し、
ちょっと工夫を加えて商品化できるのではないかと思いました。
すぐに野地常務に
「こういう風にしたら出来るよね。すぐに試作して。」
とその場でお願いしました。
すぐに送られてきたデザイン画を観て、大興奮。
少し改良しないといけないけど、ほとんどその形で商品化できそうです。
「年間1万個は売ってやる」と思っています。
1:建具屋さんほど高度な技術を必要をせず、素人が自分で組み立てられるパーツ。
2:棚としての強度をもつこと。
3:部材を足したり引いたりして、大きさを簡単に変えられること。
をコンセプトに近いうちに商品化します。
ちょうど小川社が発刊している冊子「山SUN通信」を
10月頃を目処に出そうと思っているので(年末にずれ込む可能性大ですが・・・)
なんとかこの商品を間に合わせようと考えています。
今回の通信のコンセプトは
楽しむ、使える、伝統技術。
楽しむ、使える、国産材。
国産材需要を高め、地域の技術者の技を今に生かす
その結果、ニッポンの山が元気になる。
今回の通信は
「小川社の本気」がぎっしり詰まっています。
様々な年齢層が日本の技術に触れ
未来へと技術が継承されていければ
いいですよね。