蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

[インターン生+小川耕太郎∞百合子社 木もちeーデッキ一般化プログラム]がショートムービーに!

2013年05月31日 21時45分38秒 | インターン生による、木もちeーデッキ一般
国産材のコト、建築のコトを全く知らない大学生だからこそ、気づくコトがある。
大学生が小川社にインターン生としてやってきた。
国産杉+無公害塗料でつくった[木もちeーデッキ]を
長持ちさせるには、どういう考えでどのように工夫してつくったら良いのか?
インターン生と小川社がウッドデッキの解体+検証+つくるワークを通して、
一般の方々にもわかりやすい言葉で紹介!




日本一雨量の多い尾鷲市で
「どのようなつくり方をしたら長持ちするウッドデッキができるか」
床下に潜り検証しました。

なんせ、インターン生だけでなく小川社のスタッフもカラダを張り
頑張りました


そしてその光景を撮影している私ももちろん・・・地面に張って撮りました。
インターン生のいた2か月は、ほぼ毎日ヤッケ上下姿で出勤していました。
まさか45歳になってこんなコトをするとは



「考えると同時に走る 小川耕太郎」
の元で インターン生の毛受君もスタッフも頑張りました。
良かったら見てくださいね。






宜しくお願いします。




風のすべてが彼の歌、星のすべてが彼の夢♪♪ ゆったり流れる時間

2013年05月15日 20時30分07秒 | 木もちeーデッキ(国産ウッドデッキ用材)






午前中に、木もちeーデッキ蜜ロウワックスを使っていただいた

道瀬珈琲さんの現場へいってきました。道瀬珈琲さんは

民宿あずまやさんのにウッドデッキをつくり

現在、石釜もデッキ付近に移動中です。

汗ばむ陽気の中、休憩もとらずおつかれさまです。






海まで徒歩一分

海から丸山島と赤野島がみえます。




肩肘はらないラフな接客がほっこりした気持ちにさせてくれます。

民宿あずまやさんはバイクのメンテナンスハウスもあります。

ツーリング途中に、ウッドデッキで昼寝休憩できますね。



▲なぜか道瀬にくるとこの歌を思い出します。ゆっくりした時間の流れがそう感じさせるのでしょうか


南の島の大王(だいおう)は
その名も偉大(いだい)なハメハメハ
ロマンチックな王様で
風のすべてが彼の歌
星のすべてが彼の夢
ハメハメハ ハメハメハ
ハメハメハメハメハ

南の島の大王は
女王の名前もハメハメハ
とてもやさしい奥さんで
朝日の後で起きてきて
夕日の前に寝てしまう
ハメハメハ ハメハメハ
ハメハメハメハメハ

南の島の大王は
子どもの名前もハメハメハ
学校ぎらいの子どもらで
風がふいたら遅刻(ちこく)して
雨がふったらお休みで
ハメハメハ ハメハメハ
ハメハメハメハメハ

南の島に住む人は
誰でも名前がハメハメハ
おぼえやすいがややこしい
会う人会う人ハメハメハ
誰でも誰でもハメハメハ
ハメハメハ ハメハメハ
ハメハメハメハメハ

長勝さんの研いだ腰鋸(イチイカシなど 堅木専用)

2013年05月14日 10時09分07秒 | 新商品_長勝さんノコギリ



▲腰鋸の刃をズームで撮りました。鋸研ぎの革命児 長津勝一さんは独自の研ぎ理論をもち
 驚くほど切れる研ぎ技は、ヨーロッパでは、高く評価されています。
 ドイツをはじめ、チェコ、フランス、イギリス、ベルギーでは、ヨーロッパ職人さん土地へ指導をお願いするとか。


今回の腰鋸は、北国のお客様からのご注文です。
堅木(イチイカシなどの広葉樹)の丸太を切る時に使う鋸になります。


▲見て下さい!この迫力  ざっと尺6寸はあるでしょうか???



web紙芝居 長勝研ぎ理論





▲2人のお弟子さん



お客様のご要望に合わせ研ぐ長勝特注鋸


カリン・ウリンなどの堅木 横挽き専用


畦挽き鋸


腰鋸



特殊鋸 ご注文までの流れ


競争と共存の関係に学ぶ・・・・広告制作・・・・・

2013年05月11日 07時20分11秒 | インターン生による、木もちeーデッキ一般
小川社の良いところなのか?悪いところなのか
一度決断すると、かなり気長にプロジェクトを邁進しています
商品は手間暇をかけ育てると、手を離したときは商品が勝手に営業してくれる
今までの経験上、長い目で商品を育てると、ある日突然花開く瞬間があります。
ある意味・・・子育てとも似ていませんか?


今回、広告制作をした商品は「木もちeーデッキ」
雑誌は「チルチンびと(風土社)」の掲載する予定です。
今回の広告はインターン生+小川社[木もちeーデッキプロジェクト]の中から
杉の特徴も知らない、インパクトドライバーを持ったことのないインターン生だから
こそ気づいた言葉をまとめてみました。

▲何も知らないからこそ、必死に覚えようとしたインターン生のファイリング


▲今回の広告です。


雑誌のコンセプトにもよりますが、
今までの経験上でいうと、チルチンびとにのせると、ジワジワと波及効果がでていました。
お客様からストレートにご注文を受けるというよりも
他の雑誌社からの取材が増えたすることが多く
長い目でみると結果的に良かったという感じになります。


もちろん掲載する雑誌だけでなく、広告内容にもよると思いますが
小川社としては単発広告よりも気長広告で攻めたいと考え動いています。
弊社の小川耕太郎は、「考えたら走っている」というスピーディーな行動力が特徴ですが
その行動力のベースは名前のごとく「耕す」ところにあります。
家業が製材屋だったこともあり、年中 山で働く人達をみて育った影響もあるのでしょう。


山仕事は非常に気長な作業です。
競争と共存の関係性を保つように木を育てます。
先日、もと林業家だったスタッフの竹村がインターン生と一緒に
山へ登った時の話していた内容が非常に小川社の考えと共通項がありましたので
一部抜粋してお届けします。


/////毛受君と連立って、育林中の42年生山と伐期を迎えた95年生の杉、
ひのき山を見て廻った。山に1日入ればいろいろわかることがあるし、
10年経ってやっとわかることもある。20年経ってもまだまだ、わからないこともある-


木にとって一番のライバルは隣の木、他の木より少しでも上に伸びて日の光を優位に受けようとする意思が成長力になる。
地下でも空中と同じく、根通しの陣取りをやっている。
でも台風のときはお互いがもたれ合って助け合う面もある。
競争と共生の関係-その緊張感を損なわないよう、保つよう、
うまく木と木の間隔を人為的に作っていくのが間伐だと伝えた。


自分で植林して、自分で収穫することはまずない、
山の家業は2代、3代繋がっていくもの。
///////////



何代にもかけ育てた木を
売って、木を無駄なく使っていただき
循環する仕組みをめざし耕していきます



小川社が扱ってる国産材商品
[木もちeーデッキ](国産杉)
[木もちeー外壁](熊野杉赤身材)
[木製ブラインド こかげ](智頭杉 柾目板/紀州ひのき柾目板)
[蜜ロウワックス仕上げのフローリング](紀州ひのきと杉)
[床暖対応 蜜ロウワックス仕上げ無垢材のふろーりんぐ]

今までやってきた仕事の思考回路の一部をプログラム化

2013年05月10日 11時27分56秒 | インターン生による、木もちeーデッキ一般

昨日は、[木もちeーデッキ一般化プロジェクト]の実現化向け、
ウッドデッキの平面図(床下の構造の設計図)がプログラム化できないか?
という打ち合わせ(2回目)がありました。


個人的な感覚ですが、この打ち合わせは、とっても刺激があり目茶勉強になります


私どもが木拾い(例えば、ウッドデッキの面積だと、どのサイズのどんな材が何本いるかをだすという作業)
するときの基準は
「いかに木材費を抑え、木材を無駄なく使うか」
「見た目の美しさ」
「強度的な安定感」などを条件に合わせ、
必要な木を拾っていきます
どの業界でも同じだと思いますが、無意識にある条件を元にトータル的に判断し材料を拾っているのでしょう。




小川社の場合は、家の大きさに合わせウッドデッキをつくられる方が多いので、
規格どうりにいかないケースもあります。
そんな場合は、デッキ担当の竹村は、今までの経験を考慮し、
こういった木拾いをしたほうが見た目のバランスも美しく、
木材費用もやすくなるような木拾いができます。



また耕太郎さんがいるときは耕太郎さんに聞くこともできます。
お客様に提出する木拾い表と平面図を
本当にこれで良いのか?客観的な意見を求めるためです。


その今までやってきた仕事の思考回路の一部をプログラム化するには、
担当者の頭の中をある一定の基準を
洗い出さないと臨機応変な木拾いはできません。




昨日はプログラマーの和手さんにいろいろなケースをお話しさせていただきました。
こうやって横で聞くだけでもかなり勉強になります。
本来なら人を雇用してその人に叩き込む方が良いのでしようが、
過疎化の地域に所在する小さな会社の場合は、
誰もがある程度できるようにならないと仕事としては成り立ちません。



このように改めて、いつもやっている仕事を見つめなおすことで、
人に指示するときも伝わりやすくなっていきます。
職人さんの世界では
「道具は人の腕と技術を磨く、機械は人を考えなくさせる」という風に言われる方がいらっしゃいます。




・・・・・機械に組み込まれた内容しか動けない仕事は、
なんだかつまらないマニュアルワークとなり、
人や社会に貢献する仕事を道具化すると、その先には「技術の発展」が生まれます。
小川社では、今の仕事が「発展へ」つながるよう、地域のプログラマーさんと打ち合わせを重ねています。

インターン生+小川社[木もちeーデッキ一般化] プロジェクトが
国産材の循環経済活動へと結びつくように。



まぁ難しいこといっても
どうなるかわからないので
まずはじめの一歩を踏みました。
行き当たりバッタリといわないでくださいね。
考えたときには走り出している っが、小川社ですから