大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

木古里(お洒落系でカジュアル系な割烹的な居酒屋/福島)

2015年07月09日 13時47分13秒 | 居酒屋系(日本酒&焼酎)
 グルメオフを開催しなくなって久しいこともあるんですが、外食するときに大人数で行くという機会は非常に少なくなってしまいました。が、今回は、大人数です。大人数なので、各人が好き勝手にオーダーしてそれをシェアする、つまり多品種が堪能できるという幸運に浴しました
 
 まず、突き出しです。画像に語らせるのは翻意ではないんですが、画像の通りです。白、緑、赤のコントラスト、カニの赤と梅肉の赤、背景にある出汁の赤身を含んだような茶色のグラデーション。これだけを見ても、しっかりと心を込めて作られていることが分かるというもので、まずまずいはずがありません。中央の白いものは、荒く切った山芋をまた固めたもので、歯ごたえもしっかりと残っています。。




 コースではなく、各人が好き勝手にオーダーしたので、料理の順番も出てきた順です。こちらはバイ貝(880円)です。画像では分かりにくいかもしれませんが、ちょっと大ぶりで、新鮮なものを用いたと言うことが分かる食感になってます。



 
 タコのやわらか煮(880円)です。のっけから酒飲みの好むオーダーが全開になってますが、歯ごたえも味も十分に楽しめるないようになっています。



 
 これまた、酒飲みのオーダーで、いつになったら主菜が出てくるのかという雰囲気が漂っていますが、嶋らっきょです。この料理だけではなく、味噌が添えられていた料理がいくつかあったので、それがこの店の主張なのかも知れません。



 
 新玉ねぎの丸焼きです。まるのまま黒焦げ状態で出てくかもしれないと期待したんですが、ちゃんと四分割されてました。奥に見えると思いますが、添えられているのは柚子胡椒です。玉ねぎは調理すると甘味が出てきて、その甘味は佐藤を超えるらしいです。従って、丸かじりするのが一番良い食べ方だとは思うんですが、軽く柚子胡椒を添えてみるのもまた違った味わいが感じられます。



 
 造り盛り合わせです。いくらオーダーした順番とはいえ、この位置に造りの盛り合わせはおかしいだろうと感じる人もいると思うので書き添えておきますが、開始時間に遅刻した人がいたので、その到着に合わせて作りを出すのを送らせてもらいました。何と言っても、右端にある剣イカは抜群でした。包丁が細かく入っていることもあると思うんですが、ふわふわの食感で、甘味だけを残して消えてなくなってしまうような感触です。



 
 こちらはヤングコーンで、先の玉ねぎと同じく焼いたものです。



 
 お勧めの塩焼きです。なぜか、今回集まった人数と、水槽に残っていた鮎の数が同じだったので、オーダーしました。



 
 またもや、酒飲みの肴が復活ですが、葉山葵(480円)です。



 
 茄子をくりぬいて器にし、肉味噌を中に詰めたものです。これは、酒が進むのもあるんですが、御飯が欲しくなるので、反則ですね。



 
 雲丹とろろ饅頭のカニ餡かけです。饅頭は餡の下に隠れていますが、これは、この日一番の絶品でした。個人的には、剣先イカの作りと同着だと思いますが…。



 
 イチボのローストビーフの味噌漬けです。もろみ味噌が乗せられていて、個人的には、ちょっと味噌の味がきつくて、ローストビーフが負けているようには感じました。



 
 鱧の梅しそ揚げです。この明るさならば、自動露光を外して長時間シャッターを切れば、しっかりと全体にピントを合わせることも出来ると思うんですが、マニュアルをしっかりと読んでいないので、自動露光の外し方が分かりません。なので、ポートレートみたいな写真になってしまってますが、鱧、紫蘇、梅肉と言えば、定番中の定番の組合せです。



 
 またもや酒飲みのアテですが、豆腐の味噌漬け(580円)です。酒が進むこと…。



 
 こちらは説明しなくていいと思いますが、トウモロコシのかき揚げ(880円)です。簡単に作れそうに見えて、手を抜くとポップコーンのかき揚げができあがってしまったりしますので、それなりにテクニックが必要とされる料理ではあります。自宅で作るときは、空豆とトウモロコシといった彩りを考えたりもしますが…。



 
 漬け物の盛り合わせです。水平近くのアングルから狙ったんですが、奥の茄子も白菜もちゃんと写っているから良いと言うことで…。こちらの店では、〆の御飯ものにも力を入れていて、オーダーを聞いてから炊き始めるので、30分くらい前にはオーダーしておく必用があります。



 
 今回も、色々あったんですが、多数決の結果、鮭、ほたて、トウモロコシ御飯となりました。メンソールは、日常的にはほとんど白飯を食べないのと、この時点でかなり満腹だったので、その旨をサービス担当に伝えたつもりだったんですが、なんと、五合炊きの釜で出されました。というか、五合です。茶碗に半分くらい頂いて、後は他の参加者に任せました。



 
 冷菓なんですが、マスカルポーネを使った大福ロールです。何とも不思議な味がしました。小豆の味はしっかりとするので、マスカルポーネと小豆なんでしょう。かけてある粉状のものは、おかきを砕いたものと言うことは分かったんですが、分かったのはそこまででした。帰り際に確認してみると、柿のタネを砕いたものだそうです。正直なところ、デザートだけを食べに、通いたいくらいです。饅頭を当てにしてビールを飲めたりもするんですが、ここは純粋に甘味とお茶と行きたいです。




 


(店  名) 木古里
(ジャンル) 居酒屋
(所 在 地) 大阪市福島区福島2-8-10
(電  話) 06-6136-3327
(営業時間) 11:30-13:30、17:30-24:00
(定 休 日) 日祝
(席  数) 25席(一階はカウンター9席)
(カ ー ド) 可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Dinners)
コメント
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