大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

入道(割烹/中崎町)

2006年11月04日 10時37分04秒 | ジャパニーズ
 以前は中崎町にある大東洋の向かいあたりにあった居酒屋風の店で、魚料理が美味しかった。値段的にはちょい高めだったけど…。それがいつの間にかなくなってて、残念に思ってたんだけど、場所を移転して営業してると聞いたので行ってみた。非常に判りにくい場所にあるんだけど、『10's』というバーを目印にしていけばいいと思う。

 以前の、木をふんだんに使った居酒屋風の内装から、和風の雰囲気を残しながらもかなりおしゃれで、空間を贅沢に使った割烹風の店に生まれ変わった。コの字型のカウンターがあり、その外側にテーブル席が配置されている。

 お任せコースにすると8,000円なので、アラカルトでオーダーすることにして、メニューから気になるものをオーダーすることにした。まずはつきだし。これを見ても居酒屋じゃなくて割烹だと思わせてくれる。銀杏の葉をあしらった皿に、銀杏、たたきゴボウ、しんじょなどが乗せられている。銀杏は煎っただけではなくてかすかに薫蒸したような香りがついてたんだけど、気のせいかな?。

 鯛あらは酒蒸しならぬワイン蒸しで、プチトマトがあしらわれていて、見た目もイタリアンな感じ。食べてみると、バターの味と香りが濃厚で、その中に直火で焼かれた鯛の香ばしさがが残っているような感じで、和風のような洋風のような、不思議な料理だった。メンソールはずっと日本酒で通してたんだけど、この料理ならワインが合うんじゃないかと思う。魚介類とワインはあまり相性が良くないと思うし、特に醤油とかみそとかには合わないと思う。でも、料理にワインを使ったりバターやクリームを使ったりすると、合うような気がする。

 続いては、キンキの煮付け。メンソール的には、もう少し甘辛くこってりと煮付けたものが好きなんだけど、これも旨かった。あまからなんだけど、魚の味がしっかりと味わえるのがいい。

 ご飯ものとしては、メンソールはウニいくらどんぶり。さらに、この店のおすすめの鯖の棒ずし。棒ずしだけ食べに生きたくなるようなセクシーな味わいだっ
た。

 大将もお元気そうで何よりでした。ただ、サービングはかなり遅い。途中で何度か催促したほど。これは、最初に一気にオーダーしても変わらないようなので、どっしりと腰を落ち着けるか、酒の肴的なアテで、時間稼ぎするか、そうでなければ仲間で会話を楽しめるかしないと辛いかもしれない。




(店  名) 入道
(ジャンル) 割烹
(所 在 地) 大阪市北区中崎町2-4-36
(電  話) 06-6374-7600
(営業時間) 11:30-(売り切れ次第終了)、17:00-22:00
(定 休 日) 火曜日
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