memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

ヘイクおよびイカ漁獲を共同水域で禁止した    ウルグアイ及びアルゼンチン

2015-10-19 19:20:25 | 水産・海洋

海事フロント(CTMFM)の合同技術審議会がヘイクhake (Merluccius hubbsi) とイカ squid (Illex argentinus) の共同水域での漁獲を10月1日から禁漁にすることを発表した(10月2日MP)

へイクにあっては禁漁は12月21日まで、以下は2016年4月30日までとされた。CTMFMの決議 9/15によると、共同水域におけるイレックス・イカを共同水域で2016年漁期のための幼生以下の保護のためとしている。またヘイク hubbsi hake禁漁については毎年共同水域で実施されているがこれはこの種の産卵群れと養魚も保護が目的である決議 10/15 CTMFMが決定した禁漁域は下記のとおりである。

• 34°50'S - 52°57'W
• 35°12'S - 52°22'W
• 36°27'S - 53°45'W
• 37°10'S - 54°20'W
• 36°36'S - 55°02'W


貨物船がIlmanui が転覆し沈没した インドネシア

2015-10-19 19:19:39 | 海事

南シナ海に面したインドネシアのPulau Bangka島のPerkasa港でのことで10月1~2日にかけての出来事である。この船は海水の親友により転覆したが、原因はメンテナンスの不良であるとされる。転売のために3年間係船されていたという。本船はIMO 7607077, 積載トン数 950, 1978年建造でインドネシア国籍である(10月2日SNT)


キール運河で衝突

2015-10-19 19:18:57 | 海事

9月30日早朝東に向かっていたタンカー"Kösterberg"とTornioからFlushingにむかって西航中の"Grona Aalsum"さらに"Prince of Seas"が接触、深い霧の中で現場は Fischerhütteであった"Kösterberg" はこの事故により堤の盛り土の中に押し込まれた。3隻ともに航海は可能である。(9月30日SNT). 

 

 


ナマコの大量死は中国の埋め立ての影響   ベトナム

2015-10-19 19:18:05 | 亜細亜海道

9月中旬に2トンのナマコholothuriansがPhu Quocの岸辺に漂着したが異常な事態である。こうした事態はベトナム中部のThua Thien 省のPhu Vang でも見られた。またカキ、ホタテ、巻貝、イガイなどが大量死しHa Tinh省で打ち上げられた(10月2日VNN)

地元漁民らはこうした異常事態は見たことがないという。第3区養殖研究所の元次長
Vu Dinh Dapは、これらは中国が人工島を埋め立てたことによる影響とみている。彼はナマコ、二枚貝、イガイなどは海底に生息し海藻有機物、プランクトンなどを捕食している。水棲生物が近年減少している。べトナム漁民らは沖合に出ざるを得なくなっているという。

Dapは水生生物の異常大量死は自然的影響(降雨、津波)や人間の活動による「環境変化によるものであるという。こうした生物を岸に打ち上げるような異常現象はなかったという。そうしたことから彼は海での人間の活動がマイナスの影響を与えたものと見ている。ナマコはもっぱらサンゴ礁に棲んでいる。サンゴ礁に変化が起きれば、その生息環境も変わる。カキやホタテは砂の中にいる砂が侵食されれば、彼らは移動しなければ死んでしまうと。

Dap は研究者らとともに中国の埋め立てが下人である可能性が強いいという。中国は沈んでる島を海底から砂を採取し埋め立てている。中国の砂の採取量は数百万トンに及ぶという。