中国とフィリッピンはまた別の南シナ海の島嶼や岩礁についても紛争状態にあり、フィッリッピンはその仲裁を国連の仲裁裁判所に求めている。しかし中国は仲裁参加を拒否している。
ベトナム、マレーシア、ブルネイ、台湾もまた南シナ海での主張が重なり合う領土の主張をしている。これらの海域は重要な海上交通路であるとともに、膨大な海底資源が眠っていると見込まれている。
中国はこの海のほとんどの場所で自国の領有を主張しそれを補強するために人工の島の建設を強化している。またこの世論調査はフィリッピンの人々が自国政府の本件に関する扱いを承認していない。中国は自らの主張の強化のために他の行動をも行い、フィリッピン漁民に対する嫌がらせを行っている疑惑もある。
4月にはフィリッピン当局は中国沿岸警備隊スカボロー岩礁でフィリピン漁民を銃口で威嚇し彼らの漁獲物を奪い、放水銃で漁民グループを分散させたこともある。回答者の46%までが岩礁における中国の振る舞いに対するフィリッピン政府の対応を承認できないとしている。その値は昨年は32%、一昨年2013年は27%であった。
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