memories on the sea 海の記録

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世界最大の工船が拘束を解かれペルーを出る

2018-07-29 09:54:43 | 水産・海洋

世界最大の工船Damanzaihaoが1ヶ月間の拘禁の後、ペルーを離れる。(7月9日SfS)

この工船は違法漁業や海洋汚染の疑いで逮捕された後、ペルーの環境検査長官がChimboteのペルー港で拘留したが、これは毎年547,000トンの魚を収穫し処理する能力を有している。これまでに中国漁業グループの子会社であるSustainable Fishing Resources SACが所有していたDamanzaihaoは、2018年4月に、ロシアの漁業界のタイクーンのDmitrii Dremliugaによって管理されているシンガポールのDVS-Rに1120万ドル(960万ユーロ)で売却された。

ペルーの裁判所による6月の2回の個別の決定は、船舶の逮捕を無効にし、現在の所有者がそれを支配することを却下したとEl Comercioは述べている。船舶を受け取ったDVS-Rは、エクアドルのLa Libertad港に船を運ぶ予定だと新聞が報道。

Damanzaihaoの旧所有者であるSustainable Fishing Resources SACは、現在、2016年に違法漁業やChimbote湾への液体廃棄物投棄のために課された罰金2300万ペソ(7百万米ドル、6百万ユーロ)以上のペルー政府との紛争を和解中

El Comercioによると、DamanzaihaoはSustainable Fishing Resources SACが、ペルー最高裁判所の判決の場合、580万ペソ(180万米ドル、150万ユーロ)の罰金を支払うことを保証する手紙に署名した。El Comercioによれば、Belize国籍旗を掲げた船舶は、南太平洋地域管理機構のブラックリストに載せられている。


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