memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

島嶼国家の養殖事業

2009-04-29 12:47:26 | 水産・海洋
モーリシャスが海面養殖を含む水産養殖投資の焦点になろうとしている。汚染されていないインド洋はるかに浮かぶ島国のモーリシャスが環境にやさしい養殖事業に適していることはいうまでもない。同国の養殖事業が維持可能である最良の位置にあることは事実であり、その養殖マスタープランは積極的結論を導いている。計画によれば中期で2万9千トン、また長期では3万9千トンの魚類養殖の可能性をうたっている。民間企業の試験養殖の結果からレッドドラム、シーブリーム、ラビットフィッシュなどの生簀による比較的大規模な養殖が可能という。このため環境維持に適合した投資者を呼ぶための法的な枠組みの導入が必要である。
・ 投資家は付加価値の高い養殖魚を「エコおよび有機」ブランドとすることができる
・ 養殖施設の数は品質管理のためのモニタリングを考え限定される。
・ 中期的時点では国際的に受け入れられる持続養殖可能な魚種をブランド化する
新しい規定により現時点ではモーリシャスの南東ラグーンで6箇所の養殖場が設定され利用が可能。マスタープランではすでに養殖の実績のあるレッドドラム(Sciaenops Ocellata)とCordonnier(Singanus Sutor)を選定。またCobia(スギ)についてもその成長が速いことから推奨されている。Cordonnierを除く其の他の魚種の世界市場での価格は最終製品の段階でキロ当たり7~12ドルである。(オールアフリカ)(写真はRed Runner)

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