違法漁具の排除を タイ （１）

漁業局はIUU違法操業にとりくむ鍵となる部門である。この分野での違法操業が横行し去る4月にはEUがイエローカードをタイに突きつけた（7月6日BagkokPost)

oyoso3,000More隻以上の漁船が当局が課すあたらしい対策を避け港に係船されている。政府はEUへのタイ水産物の輸出禁止という最後のレッドカードを避けるのを目的としている。同局長のJoompol Sanguansinがその対応の原状について語った。

漁業局は漁船の漁業装備に関し許可証を与える立場にある。多くの違法操業漁船が装備についての漁業許可を有しないか、そのライセンスの規定する仕様に合致していない。漁業法の下では破壊的な漁法としてオッタートロール、push net, カタクチイワシまき網、カタクチイワシfall netなどは許可証無しに操業してはならないことになっている。同局はオッタートロールとプッシュネットについては1981年に許可証の薄給を停止し他の２つについても2000年に禁止した。

現在3930隻が許可証を持つが違法漁具を装備している。3072隻は禁止漁具を装備しライセンスを所有していない。7月1日からは新規則の発効によりライセンスの無い操業が見つかれば罰則を受ける。漁船の運航者らはライセンスを与えるよう当局に圧力をかけている、実際には彼らは法を破っているにもかかわらず。

我々当局は破壊的漁具の取締りを断固行うこととしている。違法操業漁船の運航者らは法令を遵守せねばならない。彼等が漁具を変えさえすればライセンスは発給され、いつでも操業開始できる。