memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

2隻目のフリゲート艦を受け取り    ベトナム

2011-08-28 00:00:04 | 海事

ベトナムはロシア製誘導ミサイル搭載フリゲート艦の2隻目を8月22日受け取ったと地元メデイアが報じた。中国との海事緊張の高まりの中で海軍の火力を増強するもの(8月22日AFP)

このGepard級のフリゲート艦について専門家はベトナムで最新の戦艦と評しているが同国南部のカムラン港に到着した。1隻目は3月にすでに到着と国営新聞のTuoi Tre が伝えている。「これにより海軍行動に変化をもたらす」とオーストラリア根拠のアナリストCarl Thayer氏はいう。「この種の艦はベトナムの筋肉を付与する」

これらフリゲート艦の発注は海軍力の向上のために数年前にハノイ政府が行ったものであるがさらにロシア製潜水艦6隻と海外製の洋上警戒機も購入している。北京とハノイは長年にわたるパラセルおよびスプラトリー諸島に関する領海紛争を続けている。この地域は石油やガスの埋蔵が豊富とされ商業船舶の航行の要所でもある。

両国の関係において今年の5月にはベトナムは自国の経済水域内で中国の海洋調査船がベトナム側の石油探査船の探査ケーブルを切断したと非難。またベトナム漁民は近年漁獲物や漁船装備の没収が中国側によって多く行われていると伝えている。Thayer 氏はヘリ搭載可能なフリゲートは中国の民間が運航する軽装武器の調査船よりも強力な武力により漁民保護にあたることができると。
この地域に関連するその他の諸国も中国の活動が南シナ海で活発になっていることを非難。フィリッピン、マレーシア、ブルネイ、台湾もスプラトリー諸島について領有を主張している。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿