沈没したロシア漁船Oleg Naydenovの調査を開始した スペイン
スペイン政府はカナリア諸島沖で沈没した漁船の調査を木曜日開始した。沿岸警備隊は3.7kmにおよぶ油膜と格闘しているが、観光客の来る浜辺に近い(4月18日SNT)
環境保護主義者グループのグリーンピースは火災を起こした漁船をラスパルマスの港から日曜日朝早く沖合いに曳航した当局を非難している。漁船 Oleg Naydenovは1,409トンの燃油を積載したままカナリア諸島の南方15海里で火曜日遅くに沈没した。木曜日のTV映像には海面に油濁があることが認められた。スペインは3隻のタグボートと2基の小型機を油漏れの対応のために派遣したと公共事業大臣Ana Pastorが記者団に語った。 専門家らは沈没の状況を探るために水深2,400mまで潜ることのできる水中ロボットの投入を試みている。
カナリア諸島の検察官は沈没の際の状況についての調査にはいったと政府報道官が発表した。この島の南にはウミガメやイルカが集まる水域がある。