memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

ロシア北極油田開発用の砕氷船3隻を受注   フィンランド

2014-08-27 00:01:24 | 我愛船艇

フィンランドのArctech Helsinki造船所はロシアの海運会社Sovcomflotと3隻の砕氷船の契約を締結した。この総額は3.8億ドルである(8月13日MP)

この契約は長さ95mの砕氷船を3.8億ドルで契約したもので引渡しは2017年である。これらの船舶は北東サハリン地区のサハリンエネルギー投資会社SEICが石油ガス海上油田で使用するもの。この砕氷船は海難救助や油濁防止活動に使用するが、そのほかには貨物輸送や揮発性の低い燃料の輸送にも持ちられる。この船の設計はすでに始まっており引渡しは2016年から2017年となる。

長さ95m幅22mのこれらの船はAker Arctic社の Aker ARC 121型をベースとしており4基のデイーゼル発電機を搭載、その合計出力はおよそ20,000kWで推進力としては13,000kWが用いられる。

ArctechとSovcomflot は4月に契約に調印、この契約には大型のサプライボートや砕氷船が含まれる。(中略)

これらの砕氷船は氷の管理や砕氷に用いられるものでマイナス35℃という語句低温での使用にも耐えられる。またこの船の砕氷能力は1.5mで、緊急脱出装置、消火設備、ヘリ発着装置、ダイビング支援装置などを備えている。


EU産缶詰の輸入禁止   ロシア

2014-08-27 00:00:50 | 

ロシア連邦漁業局はEU,米国、ノルウエー、カナダ産の缶詰および水産物製品の輸入を示唆したと農業省次官Ilya Shestakovが金曜日にイズベスチャ紙に語った(8月15日ITAR-TASS)

「この可能性があると考えている。さらに、我々は様々な高度加工水産物を大量に生産していて賄えないものは僅かである。ロシアは輸入缶詰を国内産のものに代替できる」とだShestakov時間がかたっとIZVESTIAが伝えている。

さらに同局は食料ではないが稚魚輸入の禁輸を解除する可能性があることを示唆している。ロシアのサケ油食事業はノルウエーの稚魚や餌料に頼っている。 Shestakov次官に漁業局は極東からロシア中央に運ばれる魚の価格高騰を抑えたいとしていると。


中国水産集団が黒字に

2014-08-27 00:00:16 | 水産・海洋

中国水産集団が第3四半期の純益が1960万ドルであることを報じた。全年同期比では26.6%の増加である(8月12日MP)

4~6月期の売り上げは1.55億ドルと前年同期で1.7%増加、づ者の年間総利益は30.9%増加したとFISが報じている。この数字について常務理事のNg Joo Siangは「我々は養殖や家畜部門の成長によるフィッシュミールや魚油の需要増加に見合うようグループの体制を改善した」 「我々はこの期間の成果に満足しこれは我々の戦略の成果である」と。「次の期間にあっては我々はペルーフィッシュミールの 拡大に焦点をあて、最大の利益を実現する」と。

同社はCopeincaAS 社とを含むペルーフィッシュミールの売り上げは全体の67.6%を占め8330万ドルから3.246億ドルに増大した。中国水産の船団による売り上げは33%増加、しかし契約による供給事業の売り上げは59.5%減少したが、依然全体の売り上げの27.1%を占めるという。一方重要な要素として全体の販売金額が57%増加したにもかかわらず、販売や操業経費の増加は6%にとどまった。しかしながら純益は24.7%減少、これは金融コストとペルーの書t区税によるところが大きい。

中国水産はシンガポール株式市場に2006年に上場、世界の主要漁場に進出し近代的漁業を行っている会社で、これにはペルーのアンチョビー漁業も含まれる。中国水産は漁獲、船上加工をおこない世界中の消費者に高品質な製品を供給している。中国水産はフィッシュミールと魚油の主導的な生産者で、ペルー沿岸に加工プラントを配備している。