DURBAN発:研究者らはイワシの来遊は終わったと推測している。今年のサルデイン・ラン(大量のイワシの来遊)はそれが始まる前に、すでに終わったと宣言した(7月20日IOL)
「一尾のイワシさえもKwaZulu-Natal (KZN)沿岸では網に入らなかった」とKwaZulu-Natal サメ部会の Debbie Hargreavesが昨夜発表した。「来遊はまったく観られなかった。しかしたぶん10月末以前に来遊するだろう。しかし我々はイワシ情報ホットラインを閉鎖することにした。こうした最悪の事態は今まで無かったことだ」という。海洋調査研究所の主任研究者であるBruce Mannは”非常に賭けのような見方だが”この理由は南アフリカ水域におけるマイワシ資源量の減少によるのではないかという。「過去数年で多くの魚とともにマイワシ資源がEastern Agulhas 礁に向かって移動したのではないか」
マイワシの成魚は通常は大量の産卵が行われるWestern Agulhas礁で多く見られる。この地区で起きる栄養塩豊富な湧昇流によってそれが強化される。ところが東方に移動したことにより栄養塩のレベルが低下し、産卵が減少したのではないか。「研究者らはこの事態には水温も関係しており好適な産卵や卵や幼生の生残がこのところ低下していたのではないかと見ている。このことは南アフリカ周辺のインド洋および大西洋でのマイワシ資源量の低下をもたらす。
KZN 沿岸の水温は今年は平年よりも若干高いとMannはいう。「マイワシは水温およそ18度程度を好む。しかし今年の場合はKZNの南岸ではそうした水温にはなっていない」という。ニシン科のシャッドについても今年は不漁で漁民らはマイワシや気候変動にも関連していると見ている(以下省略)
「一尾のイワシさえもKwaZulu-Natal (KZN)沿岸では網に入らなかった」とKwaZulu-Natal サメ部会の Debbie Hargreavesが昨夜発表した。「来遊はまったく観られなかった。しかしたぶん10月末以前に来遊するだろう。しかし我々はイワシ情報ホットラインを閉鎖することにした。こうした最悪の事態は今まで無かったことだ」という。海洋調査研究所の主任研究者であるBruce Mannは”非常に賭けのような見方だが”この理由は南アフリカ水域におけるマイワシ資源量の減少によるのではないかという。「過去数年で多くの魚とともにマイワシ資源がEastern Agulhas 礁に向かって移動したのではないか」
マイワシの成魚は通常は大量の産卵が行われるWestern Agulhas礁で多く見られる。この地区で起きる栄養塩豊富な湧昇流によってそれが強化される。ところが東方に移動したことにより栄養塩のレベルが低下し、産卵が減少したのではないか。「研究者らはこの事態には水温も関係しており好適な産卵や卵や幼生の生残がこのところ低下していたのではないかと見ている。このことは南アフリカ周辺のインド洋および大西洋でのマイワシ資源量の低下をもたらす。
KZN 沿岸の水温は今年は平年よりも若干高いとMannはいう。「マイワシは水温およそ18度程度を好む。しかし今年の場合はKZNの南岸ではそうした水温にはなっていない」という。ニシン科のシャッドについても今年は不漁で漁民らはマイワシや気候変動にも関連していると見ている(以下省略)