memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

ロシアの魚類資源には影響はない

2011-04-19 17:05:22 | 東北地震津浪災害 3.11
WWFロシアの海洋プログラムの主任であるKonstantin Zgurovsky氏がそう発言した(4月14日Intrafish/ロシア漁業新聞)

Intrafishオンライン版で「少なくとも現在までにロシア水産資源に深刻な衝撃はない。ロシア経済水域内についてのことである。風が放射性物質を長距離運び、北西太平洋の広大な海域に運んでいる。しかしいまのところベーリング海やオホーツク海は十分に安全だ」とZgurovsky氏は言う。同時に彼は「長期にわたる産卵資源に対する放射能の影響が、底生有機物やプランクトンによる濃縮により行われるため、真剣なモニタリングが必要である」

魚製品の由来の管理が必要であり「今日の段階で原発の魚資源に与える長期的影響を予測することは困難。産卵資源にあっては放射線の影響を受けやすい、放射性物質の蓄積により沿岸域では壊滅的な衝撃があるかもしれない」

巨大な瓦礫の島が太平洋を横断中

2011-04-19 00:00:03 | 東北地震津浪災害 3.11
日本の津波による巨大な瓦礫の島、長さが60浬にも及ぶものが太平洋の航行に混乱をもたらしている。それはゆっくりと米国西岸に向かっている。(4月11日Daily Telegraph)

マグニチュード9の3月11日発生の地震の後、車が、トラクターが、ときには家屋が丸ごとの状態で、大平洋の表面に視認される。最も大きなその“島”長さ60浬にもおよびその面積は220万平方フィートであると米国第7艦隊が石器しての観測から報告している。「非常に大きく、海事にとっての災厄となる」と第7艦隊広報担当のAnthony Falvo中尉はDaily Telegraphに語った。「船体を貫通するとか凹損を生じる恐れがあり、推進器系にも影響する」 専門家の推測によれば、こうした瓦礫の島は2年でハワイに到達し、3年で西海岸に到着するという。米国海軍は日本の民間業者と提携してこうした海洋の浮遊瓦礫の除去作業を行っている。