memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

酒場

2009-01-06 12:13:19 | 避風塘 (雑想雑事滞留地)
飲酒のために欲しいものがつまみ。自分は食事のために酒を必要とするということはない。

過日、畏友H兄の案内で都内は城南方面の場末の飲み屋に寄った。別の会合までに一時間以上あり、それでは予行演習ということであった。店はなかなか素敵な雰囲気で自分の好みにぴったり。店内の様子は昭和30年代風、床はたたきで、椅子はまったくなく、立ち飲みが条件。

出てくるものは牛豚の内臓が主体。煮込みやモツヤキが幅を利かす店であった。カウンター越しの目の前が調理場で、牛のハチノスの部分を解体中であった比較的若い女性の店員がてきぱきと牛のパーツを裁いてゆく様はなかなか良かった。午後6時前にはほとんどのカウンターが埋まりそうであった。時間の制約もありモツヤキだけにとどめたがH兄が酎ハイを2グラス、自分は日本酒3合。

カウンターにA5版のモノクロ雑誌(いまどき珍しい)があって「酒とつまみ」第11号とある。季刊誌らしい。早速購入中身は現在点検中である。午後6時5分前に店を出て本日の正式会合に向かったが、こんどは魚主体の大衆酒場。予行演習の効果もあってスムースに初対面の2氏とも打ち解け、6名全員で打ち解けすぎて最後のほうは何の集まりだったかわからなくなったが、それはそれでよいと思った。