最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

市文学館で岡村昭彦の資料展が開催

2017年12月06日 05時06分09秒 | メディカルはこだて
第64号では栄文堂書店の佐藤純子さんを取材した。


岡村昭彦の長女・栄文堂書店の佐藤純子さん

米国のグラフ雑誌「ライフ」に南ベトナム戦線での写真が特集されるなど、世界的に知られた報道写真家・岡村昭彦(1929〜1985年)の函館での足跡や関わりなどを紹介する収蔵資料展が、函館市文学館(市内末広町)で9月9日から11月12日まで開かれた。
岡村は1945年東京医学専門学校(現東京医科大学)に進学するが、47年同校を中退する。中退の理由は学費値上げを企図した学校当局に反対して、学長である伯父の緒方知三郎の前で演説をしたことによる。52年東京で闇屋、役者、学者、労働者、職人などとの共同生活を送る。その後、新天地を求めて北海道へ渡り、その年の暮れからは函館郊外の当別トラピスト修道院に客室係として働いた。54年24歳のときに函館市内の十字街電停近くの書店「栄文堂」で働き、娘の斉藤和子さんとの間に長女・純子さんが誕生する。その後、離婚した岡村は母の住む浜名湖畔の舞阪町と函館を往来したりしながら、出版流通についての仕事やラジオドラマを書いていた。佐藤純子さんは2年前から岡村の著書や関連する雑誌等数10点を文学館へ寄贈してきた。今回はその資料を中心に写真や岡村に関する出版物、著者などが展示された。




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