完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

いよいよ大詰め   ~秋の政局~

2008年09月28日 | 時事ネタ
私は中年である。

稲刈りが終わったのである。

ある意味「虚脱状態」

日本一の米どころの我が地域においては、まだ稲刈り進行度は40~50%位であるが
気温は一気に下がっている。

一番の稲刈り時期に雨ばかり続いている。

自分の力ではどうにもならないファクターで、出来が左右される仕事はあまりに辛い。

まあ、世の中の仕事のすべてがそうであるともいえるのだけれど・・・。

しばらくはこの「虚脱状態」を楽しみたいのだが、すぐにあわただしくなるのだろうな。


さて、秋の政局が混乱している。

「食」や「経済」で混乱の極にある中で、政権政党自民党は「茶番総裁選」にうつつを
抜かしている。

これだけの大事が持ち上がっているのに、街頭演説で5人そろって仲良く顔見世。

結局「麻生太郎」の一人勝ち。

そして、すぐに首が飛ぶのに「組閣」

「適材適所」と言いながら、その実「派閥のバランス」や、大臣の椅子のたらい回し。

人事の秘密などまったく無い状況は、昔の自民党に戻ったようだ。

そうした中で「中山国土交通大臣」の辞任。

しかし、国会議員で大臣に任命された人間にこれほど「認識不足」の人がいるとは
「驚愕」してしまう。


大体人間「これを言ったらまずいよな」って意識がある。

「公人」になれば、まったく違うことを考えていても「社交辞令」であろうが、言わねば
ならぬことがある。

大臣になれば、はっきり言って個人の意識は8割方捨ててもらわねばならないと思う。

本当は8割は「国民の為」に意識を持ってもらわねばならないのだが、現実には5~6割が「内閣・政党」のために意識がいっているって感じだが。

「成田闘争はゴネ得」ってのはすごいね。国の為には個を滅するのが当然と言いたいらしい。戦時中の「欲しがりません、勝つまでは」ってか?

「日教組」を目の敵にしているが、どういう経緯があるにしてもあれだけの「組織」を
大臣が「解体したい」と発言するとは、理性のある人間とは思えない。

大臣という椅子が手に入って舞い上がっちゃったんじゃ無いだろうか。

もう、自分の発言自体に「酔ってる」って感じ。多分その発言の意味もわかんなく
なってる気がする。

「失言」ってのは結局「本音」のわけだが、普通そうしたことは心の奥底にしまって
おくものだ。

大臣になって「なおさら気をつけねば」って思う人と、大臣になったから「これ位
言っていいだろう」って人に分かれるんだろうな。

そうした人間を見分けられなかったのが「任命責任」ってやつだ。

まあ、今回は特に麻生って人も別に思い入れがあってこの人を入閣させた訳では
無くて、最初に書いたみたいにいろんな「党の事情」で選んだろうけどね。

結局「辞任」するに至って「女房と相談して」ってのはあまりに情けない「発言」だね。
(奥さんは「あの」中山恭子元拉致問題担当大臣だって)


そして、とどめさしたのは「コイズミ元総理政界引退」

はっきり言って、いまの「格差社会」の元凶がこの人だった。

一般国民がなぜこの人のにキャーキャー言ったのか私にはまったく分からなかった。

「郵政選挙」なんてのは、それに付随した細かい法案が今の格差につながった。
そのことの意味を分かっていた人がどれくらいいたか・・・。

まあ、過去のことは良かろう。

この人の最大の「汚点」は、これだけ「自民党の悪癖をぶっ壊す!」と言いながら
自民党の最大の悪癖「世襲制」を自分でも行おうとしていることだ。

この騒ぎの先にあるものは・・・。

戦後長きに渡って君臨してきた自民党の2度目の「野党への転落」ではないだろうか?

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。
これを読んだみんなが政治を変えれるのは自分たち「国民」だってことに気が付きますように。

                          may

しつこいけれど、民主党がよい政治をするといっているのではない。まあ、やるかも
知れないけれど。
とにかく、自民党に国民は「ホンキだ」ってことを知らしめる必要があるってことが
いいたいんだ。

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